先週の日曜日 同窓会に行ってきました。
生まれ 育った町は 電車で 一時間ほどの 距離ですが 両親もなく
弟一家が住むだけの町は 懐かしさだけの 遠い町です。
私の住む 町の 駅のホームは 誰も乗客はなく 私一人。
ホームを心地よい 浜風が吹き抜けていきます。
この 鈍行電車には 先に同窓が一人乗り込んでいます。
急いで 乗り込むと 次の車両から 和服の美人が手招きしています。
挨拶し 隣の空席に座る私。
白大島に 品の良い塩瀬の帯 おしゃれな薄赤の桜模様の半襟
淡いピンクのレースのショール バックに草履と ぴったり決まって
いました。
私は ズボンにセーター ベストに スニーカー どう見ても 生活
丸見えでした。
知らない人が見たら とても同窓には見えないでしよう。
友人は 私に紙袋を出し 「○○の金つばが美味しいので 自転車で
買いに行ってみたけど お店が閉まっていたので 買えなかったの」と
言い訳をしつつ かるかん饅頭の重い包みを 膝の上に乗せました。
御礼を言いつつ 「娘さん元気?」の挨拶から始まり 女同士の話は
電車を 降りるまで 止まりませんでした。
彼女は 学校を出てから 事務員で勤めた職場の 社長がレストランを
始め あれよあれよと言う間にチェーン店を増やし 社長の片腕として
働き 私が卒業以来 初めて再会したときは 幼児の娘さんと お母さん
と三人暮らしで 旧姓のままでした。
あれから のち再会したときは お母さんを見送り 娘さんを嫁にやり
自分の貰った 一軒のレストランは 繁盛していましたが 潮時を感じて
手放し 街中に素敵な一戸建てを持ち 今はスポーツクラブに通う
毎日とのこと。
過去の自分も認め 今の自分も 認めて生活を楽しんでいるようです。
私くらいの年齢の者には 考えられない 勇気のある人生を選んだ
彼女に 脱帽です。
帰りの 最終電車で まだしゃべっていました。
彼女の 沢山の指輪の手と私の素手の手で 握手をして 電車を降り
ました。
無人の駅は 改札口だけが 明るくて 私一人のお客でした。
今までの 自分を それぞれが 確認するかのょうに おしゃべりして
別れた 楽しい同窓会でした。
生まれ 育った町は 電車で 一時間ほどの 距離ですが 両親もなく
弟一家が住むだけの町は 懐かしさだけの 遠い町です。
私の住む 町の 駅のホームは 誰も乗客はなく 私一人。
ホームを心地よい 浜風が吹き抜けていきます。
この 鈍行電車には 先に同窓が一人乗り込んでいます。
急いで 乗り込むと 次の車両から 和服の美人が手招きしています。
挨拶し 隣の空席に座る私。
白大島に 品の良い塩瀬の帯 おしゃれな薄赤の桜模様の半襟
淡いピンクのレースのショール バックに草履と ぴったり決まって
いました。
私は ズボンにセーター ベストに スニーカー どう見ても 生活
丸見えでした。
知らない人が見たら とても同窓には見えないでしよう。
友人は 私に紙袋を出し 「○○の金つばが美味しいので 自転車で
買いに行ってみたけど お店が閉まっていたので 買えなかったの」と
言い訳をしつつ かるかん饅頭の重い包みを 膝の上に乗せました。
御礼を言いつつ 「娘さん元気?」の挨拶から始まり 女同士の話は
電車を 降りるまで 止まりませんでした。
彼女は 学校を出てから 事務員で勤めた職場の 社長がレストランを
始め あれよあれよと言う間にチェーン店を増やし 社長の片腕として
働き 私が卒業以来 初めて再会したときは 幼児の娘さんと お母さん
と三人暮らしで 旧姓のままでした。
あれから のち再会したときは お母さんを見送り 娘さんを嫁にやり
自分の貰った 一軒のレストランは 繁盛していましたが 潮時を感じて
手放し 街中に素敵な一戸建てを持ち 今はスポーツクラブに通う
毎日とのこと。
過去の自分も認め 今の自分も 認めて生活を楽しんでいるようです。
私くらいの年齢の者には 考えられない 勇気のある人生を選んだ
彼女に 脱帽です。
帰りの 最終電車で まだしゃべっていました。
彼女の 沢山の指輪の手と私の素手の手で 握手をして 電車を降り
ました。
無人の駅は 改札口だけが 明るくて 私一人のお客でした。
今までの 自分を それぞれが 確認するかのょうに おしゃべりして
別れた 楽しい同窓会でした。