奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

2巡目の誘引作業

2015年02月23日 | 晴耕雨読
 数日気温が高く、ふわふわとした気分で春カボチャの2巡目の誘引で過ごしました。
薄曇りの中でのスタートでしたが、生暖かい気温に陽が射し、急きょ、トンネルハウスの開放に奔走しながら、上下のヤッケも脱いで1畝の誘引を終えました。
今季は生育のバラつきが多く、どうしたものかと試行錯誤で対応しています。
午前は、注文したイタリアンを受取りにJAに出掛けランチタイムになりました。

 午後もまたひたすら2巡目の誘引作業で、3時間近くかかって2畝目を終えました。長時間、カートに腰掛けての作業で、腰や膝が固まったような痛みとの戦いでした。正に「百姓の千時間」の思いです。
春カボチャは、2巡目あたりの誘引から生育が一気に加速し、受粉までの間、自転車操業状態になります。


 帰路は菜園に立寄り、スナップエンドウを2キロほど収穫して本日の打ち止めになりました。

息抜きの日曜日

2015年02月22日 | 晴耕雨読
 気温は高く、期待したような降雨もなく、降ったり止んだりの一日でした。
直売店から空になった出荷用のカゴを受取り、ネギと葉玉ねぎを収穫して届けました。葉玉ねぎは認知度が低く、届ける度に出会ったお客さんから尋ねられ、昨日パソコンで作成したパンフを表示しました。

 JA長生の文献がありましたので以下のとおりに参考にさせて頂きました。

◇ 葉玉ねぎ

甘くて柔らかい 素直な味わい
まるで長ねぎと玉ねぎをくっつけたような形をしている葉玉ねぎ。これは玉ねぎの玉が大きく丸く育つ前に葉つきのまま収穫したもので、その味はより甘く歯ざわりも柔らかくなっています。春玉ねぎよりもさらに早い時期、春先の短い期間だけ出荷されます。
栄養面では普通の玉ねぎと同じく、刺激の強い匂い成分である含硫化合物が含まれるのが特徴。含硫化合物の作用としては、ビタミンB1の吸収率を高め新陳代謝を亢進させると考えられています。また抗癌性も認められています。さらに葉の部分には多くの緑黄色野菜と同様に、ビタミン類やミネラル類を豊富に含んでいます。
食べ方はいろいろ楽しめます。少し膨らんだ玉の部分は玉ねぎと同じように炒め物やシチューといった調理に適しています。一方、葉の部分は香りがよくやわらかで、ぬたやみそ汁の具など長ねぎと同じように使ったり、煮ものや炒めものなどにもよく合います。

 午後は確定申告の書類作成で過ごし、播種したトマトの発芽が今一つなので種の注文を行い、息抜きの日曜日になりました。

葉玉ねぎは美味しいぞ!

2015年02月21日 | 晴耕雨読
 いつもの薄曇りからのスタートでしたが、春一番が吹いて気温がぐんぐん上がり、上下のヤッケを脱いでの作業でした。懸念したように降水量が少なく、ジャガイモの産地沖永良部島では散水車が出動しているようです。

 玉ねぎの肥大期に降雨がないのは予想外で、玉ねぎのチューブかん水を行い、春カボチャのほ場に移動して全てのハウスの開放に取掛りました。昨日の続きで誘引作業を始めると、風が北から強い南風に変わり、急きょ、ハウスの南側をクローズして北側を開放しました。

 今季はパッションの生育が思わしくなく、原因が解らないままに本日は追肥と誘引やせん定を行いました。4シーズン目の栽培で、想定外の出来事に困惑しております。
午前の予定作業は早々に終わり、ネギを収穫して直売店に届け、帰路は菜園に立寄りエンドウの収穫を行いました。

 午後イチは直売店にエンドウを届け、2日遅れの月例の墓参を行いました。エンドウは花も新芽もヒヨドリに食べられ、近日中には店仕舞いになります。来季に大きな課題が出来ました。

 葉玉ねぎの売行きが不調で、夕飯に醤油とみりんをベースにした葉玉ねぎチキン丼を作ってみました。葉玉ネギの甘さがさらに引き立って、食感といい絶品でした。地元の定食屋あたりで、季節限定の丼ぶり定植にしたら好評でしょうね。葉玉ねぎはこの時期しか収穫できない一品で、玉の部分も葉も全て食べれますからね。

 本日は春一番が吹き、倉庫のラジオからはキャンディーズの「春一番」が聴こえてきました。
もうすぐ春~ですね~♪

笑えない噺

2015年02月20日 | 晴耕雨読
 薄曇りの寒い朝からのスタートでした。
本日のタイトルは、落語の落ちのような「笑えない噺」でしたね。

 年明けから足の裏が痛く、畑で長靴に石ころでも入ったかなと何度も長靴を脱いではひっくり返し、帰宅して素足でも痛いので、いよいよガラスの破片でも刺さったかなと足の裏を見ると、なんと魚の目ができていて、急きょ、ウオノメコロリを購入に市街に出掛けました。
友人にこの噺をすると、「自分にはノーマークの人間だから」と馬鹿笑いをされ、思わず苦笑いをしました。傷みに鵜(魚)を竿して、原因が解ると目からウロコの魚の目、笑えない噺でした。

 余談はさておき、薄曇りから一気に気温が上がり、誘引に3時間、手かん水に2時間、防除に1時間、ラストはトンネルハウスのクローズに1時間、カボチャ三昧の一日になりました。


 帰路は直売店をモニターし、久しぶりに浜に立寄りました。

クリホマレの誘引

2015年02月19日 | 晴耕雨読
 強い北風の吹く寒い一日でした。
降雨の少なさに玉ねぎのかん水を行い、春カボチャのほ場に移動して2回目に定植したクリホマレの誘引作業に取掛りました。

 強風でトンネルハウスは風下側しか開放ができず、2畝を終えて午前の打ち止めになりました。トンネルハウスを盾に、頭上を北風が吹き、身体が固まるのを防ぐために屈伸運動をしながらの誘引作業になりました。
クリホマレは、誘引が容易な品種だとつくづく思いました。

 午後は一段と風が強くなり、直売店をモニターしてエンドウの収穫に取掛りました。
葉玉ねぎは認知度が低く、苦戦を強いられている様子でした。ネットで調べて、葉玉ねぎの味わいや効能、レシピの紹介パンフを作ろうと思っています。
  

 夕方には収穫したスナップエンドウを直売店に届けて、本日の打ち止めになりました。
画像は、リーキと誘引中のクリホマレです。リーキは4月頃に収穫になりそうです。