気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

沖縄の旅 (3)

2016-02-10 00:48:59 | 旅行

 4日目の28日は浦添(うらぞえ)市に行く予定。

 

前日夕方に沖縄ツーリストの事務所に行き、案内パンフレットや、路線バスの確認をした。

応対して下さったお姉さんが東京では考えられないほど親切で、最後に美味しいお茶とお菓子を頂いた。

疲れていたので美味しかったこと

 

4日目 (28日) 最終日

  朝、食事前に、詳しい方に連れられ近所を散歩

崇元寺 16世紀に建てられた臨済宗の寺だけれど、戦災で焼け落ち、今はガジュマルの大木があるのみ。

      後ろに見える三連の門(重要文化財)が残っている。

 

  バスで30分、浦添市に。 今日は全員参加。

何があるのか・・・・・・私、良くわかってません

 200円相当のスイーツを3か所でもらう事ができる券を500円で買った。 浦添の資料館もタダになるそうだ。

予備知識も何もなく、この日は皆さんに付いて行った。

 

風光明媚、だった浦添・・・・・13世紀にはこの地に城が建てられ、220年の間3人の王のもとで栄えたそうだ。

まずは、浦添グスク・ようどれ館で、この地域の説明を聞き、更に周囲の土地を案内してもらう事になった(1時間750円)

 

浦添ようどれ  「ようどれ」 とは綺麗な響きですね~ 夕凪という意味だそうです。

          

          浦添ようどれは、王族の墓だそうだ。

戦前は、柱のような石垣の上に天然の巨大な石が載り、王陵への入り口となっていたそうだ。

戦争で破壊されたため、石垣は2005年に復元された。

これが、浦添グスク(城)を築いた英祖王の墓。

内部を実物大に再現したものが資料館にあったが、内部も戦争で破壊されたそうだ。

戦争では、沖縄の文化遺産も全て根こそぎ破壊されたそうだ。

バラバラ旅行だったので、全員で撮った写真はこれ一枚

 

浦添グスク

            

            墓の上に城があった

            

            城の中にあったガマ(洞窟)跡。

            戦時中、ここで沢山の人が亡くなったそうだ。

 

  スイーツ券で、色々なお店を巡り、カステラ、パン、ジーマミ豆腐(落花生の豆腐)をもらい、

豆腐屋さんの店先のテーブルでランチ。

お豆腐屋さんが麦茶もサービスしてくれ、思いがけず楽しいランチとなった。

写真撮らずで残念

プルンプルンの豆腐が美味しくて、賞味期限が近い半額の豆腐を、ラッキーと皆で買い占めてしまった。(30個ぐらいあったかしら

5月に代々木公園の沖縄祭りに来るそうです。  行ってお豆腐を買いたいわ。

 

浦添美術館

            

            テクテク歩いて美術館へ。

            日本では珍しい漆器専門の美術館。

            沖縄の古くからの工芸品に、繊細さや巧みな技を見る事ができた。

            明らかに本土の漆器とは違うのです。中国風というか、おおらか、ダイナミックでした。

 

その後那覇に戻り

壺屋を散策。

昔はこのあたりに窯元が集中しており、活気があったそうだ。

今は陶器屋はあるけれど往事の繁栄はなく、見る影なく寂れてしまったと友人が言っていた。

活気ある時に行ってみたかったわ~

 

旅はおしまい

6時過ぎの飛行機で羽田に帰ってきた。

 

 思いがけず、いにしえの沖縄、戦争で被害を受けた沖縄、そして現在の観光地、避けられない基地問題と

沖縄の様々な姿を見る旅となりました。

沖縄の文化と、美しい海と、優しい人柄に触れる旅でもあり、

改めて基地建設の傍若無人さを感じる旅でした。

旅の達人たちに付いて行って 良かった~

 

          

 

 

 

 

コメント (4)
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