気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

沖縄の旅 (2)

2016-02-07 00:03:07 | 旅行

 23、24、25日は、数十年ぶりの寒波で沖縄中が震え上がっていました。

 

 第一日目の25日の夜は本当に寒かった。

部屋に暖房はナシ フロントに追加の毛布を頼んだけれど、出払っていて余分は一枚もナシ

クリーニング済だけれど、染みがあるのならありますとの事で、それを借りた。

寒がりの私は毛布追加でも寒く、薄いダウンジャケットを着て寝た。

暖かい沖縄のはずなのに、 まさかダウンを着て寝るとは考えなかったわ~

この日、40年ぶりに、みぞれも降ったそうです。

 

2日目 (26日) 日帰りツァーに参加

 この日は3組に別れて出発。

世界遺産の識名園その他に行くグループ、首里城の裏手を散策するグループ。

私はネットで申し込んでおいた日帰りツァーに、もう一人の方と参加した。

このツァー、余分なお土産屋などに寄らず、私の行きたい所全て行くというラッキーなツァー、5800円。

8時15分にバスセンターに集合、41人の満席。

驚いたことに2/3はアジアの外国人だった。 

 

          

          バスガイドさん、マイ三線を持ち込み、歌手並みののどを披露。

         伸びやかな歌声に皆うっとり~

 

海沿いの道を走る。  天気がイマイチだけど、スカッとする。

 

 海洋博公園   自由時間は3時間だけど、あっという間でした。

 

最初に行ったのは、オキちゃん劇場。

ぴょ~ん、ぴよ~んと飛ぶイルカ

これが見たかった~。

沖縄は3回目だけれど、ここは2回目。

感動のある場所です。

 

美ら海水族館へ  

入口ではヒトデとナマコを触る事ができる。

ヒトデは触れたけど、ナマコは突っつくだけ。

もう、だめ~、気持ち悪い~ フニューと柔らかかった。

友人は握ってみたそうだ・・・・・度胸あるわね~

 

ジンベイザメ。

この水槽の前にあるレストランで、魚を見ながら食事した。

海洋博公園にはいろいろな施設があり、熱帯・亜熱帯植物園にも行きたかったが、3時間では無理とあきらめた。

 

 世界遺産・今帰仁(今帰仁)城。

     14世紀、琉球には3大勢力が割拠していた。

    本島北部の山北王が、天険の地に築き上げた百曲りの城壁は堂々と雄々しい(パンフレットより)

今帰仁城〈グスク〉は、日本で一番早く咲く桜が有名。

今年は寒く、1月26日の段階でまだ一部咲き・・・・・今頃は満開かしら?

この桜を一度見たかったので、たとえ一部咲きでも大満足。

楚々としてとても可愛い桜。

 

今帰仁城は桜目当てだったのだが、城壁の圧倒的な美しさに目を奪われた。

 

1時間ほどの自由散策だったが、もっとゆっくりしたかった。

空の青、海の青、白い城壁、山を覆う緑・・・・・・沖縄のおおらかさが、気持ちを伸びやかにする

  

バスは美しい入り江を通る。晴れていたらさぞかしと思う。

 

宇古利島

   数年前に、この島に通じる宇古利大橋が完成し、今は観光名所。

全く知らなかったけど、この旅の事前の集まりで教えてもらい、行きたくなった。

この橋の上向きのカーブが、天国に向かう道路のような気がする・・・・・これが人気の理由だそうだ。

晴れていればなぁ~~

これが宇古利大橋。

島にあるタワーから見えた景色。

 

 

 帰りのバスの車窓から。  これがサトウキビです。

ススキと似ているけれど、サトウキビは穂がまっすぐに上向きに伸びている。

帰りのバスはガイドさんが、優しく静かに三線と歌で、生バックグラウンドミュージックを奏でてくれた。

贅沢な時間 皆さん幸せな気持ちでうとうと。

 

 この日もホテルで夕食。

ホテルの都合で、3日目に近所のホテルに移動することになり、夕飯のサービスが付いた。

自腹の夕食は3日目だけ    ラッキーな旅行です

 

3日目(27日) 辺野古へ

 沖縄旅行のベテラン2人は、今沖縄に行くなら辺野古を見なくてはと、日程に入れた。

もちろん行っても行かなくても良いのだけれど、私は行く事にした。 4人参加。

残りの人達は昨日私達が行った、日帰りツァーに参加。

「百聞は一見にしかず」

 基地問題は勉強不足であれこれ言えないのだが、基地建設反対とだけは言える。

ここは写真をどうぞ

朝の国際通り・・・・・テクテク歩いて・・・・・・

              

県庁前の県民広場へ。

島ぐるみ会議という団体が主催している、貸切バスで辺野古へ。(往復1000円)

 

工事用車両の出入り口。

ここに1人でも多く座れば工事用車両を通せんぼできるそうで、

私達もブロックに木を渡した椅子に座り、持参したお昼を食べた。

 

現地の人達の説明を聞き、場所を移動。

埋め立て予定地となっている海へ向かった。

 

辺野古の海には絶滅が危惧されているジュゴンがやってくる。

ここに、10トントラックに350万トンの土砂が投入され、甲子園球場の158倍の広さの基地が作られるそうだ。

自然も景観も生活もメチャクチャになる。

反対運動を続けて19年、もし座り込みが無ければ、もうこの海は無かったと説明があった。

浜辺には頑丈な柵が設けられ、その先が埋め立て予定地だそうだ。 柵の向こうに基地が見える。

 

工事用ゲート前に戻ってきたら、機動隊が座り込みの人達をごぼう抜きしていた。

道路を封鎖して、工事用車両を通してしまっった。

 

 辺野古の戦いは、今の所、数と数の勝負らしい。

沖縄の機動隊は100人、本土からの応援が150人から200人で、合計250人から300人の機動隊が辺野古にいる。

座り込みの人数が300人を超えていれば、機動隊は来ない。

もし座り込みが300人以下なら、機動隊がやってきて、工事用車両を通してしまう。

毎日毎日、この繰り返しがあると思うと、気が遠くなる。

私達のような者も、辺野古に行くだけで、反対運動のパワーの一部となるそうだ。

 

 辺野古基地の建設費は3500億円。

全て国民の税金が使われると思うと、壮大な無駄遣いとしか思えない。

このお金が福島の復興資金に使われるなら、どんなに役立つことか。

ボーッとしたまま辺野古に来てしまったが、様々な思いが湧きあがってきて、複雑だった。

 

 夕方那覇に戻り、那覇市歴史博物館と、

前日テレビで紹介していた首里高校染色デザイン科の卒業制作の、紅型と花織の展覧会を見に行った。

色もデザインも素晴らしく、若いエネルギーを感じさせる素晴しい作品ばかりだった。

若い人達と話すのが楽しく、卒業後の進路など、学生さん達に色々聞いてしまった

おばちゃんは若い人たちが大好きなんです。

 

夕食は、全員で平和通りにある花笠へ(沖縄料理店)

こんな通りです

私の頼んだ料理。 赤飯、そーきそば、お刺身、豚角煮、大根と昆布の煮物、天ぷら(えび、のり、南瓜などなど)

デザートは大麦と白玉入りのお汁粉。

食べきれなかった~ でも珍しいもの沢山で美味しかった

1100円というお値段にビックリ!。

 

3日目終了。あと一日です。

早いわね~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (10)
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