土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

時計台(BIG BEN)と国会議事堂近辺

2010-01-14 01:11:08 | U.K(London)
 タワーブリッジの東側(下流)を渡り終え、西側にある国会議事堂へ歩き始めた時に、ロンドンでは珍しい赤色系でしかも車体に文字が書かれたタクシーが来ましたので、つい乗車してしまいました。以前はロンドンのタクシーと言えば全て車体は黒色のオースチン社の物でした。ロンドンは約30年振りです。時代の変遷を感じます。後方がウオータールー駅側です。



 後方の座席はお見合い式で運転手側は折り畳み式の2席で、後部に備え付けの3席の5人用です。前後の間のスペースは広くゆったり座れます。車の中は以前の「ブラックキャブ」と相違は無いように感じました。



 ちなみに、このタクシーが従来からの黒塗りの「ロンドンタクシー」です。
が、運転手にオースチン社の車?と聞くと、何とエンジンはNISSANのを搭載していると聞きここでも時代の変遷を感じました。



 降車した場所はテムズ河を挟んだウエストミンスター橋とウオータールー駅の間で、テムズ河の東岸側です(タワーブリッジ側)テムズ河畔西岸にそびえる時計台=BIG BENと、その対面がウエストミンスター地下鉄駅がある建物です。これからウエストミンスター橋を渡り西岸のWestminster地区に行きます。



 同上。午前8:50です。議会発祥の地、イギリスのシンボルである国会議事堂の北側にそびえるこのBIG BENの高さは約96mあります。時計の文字盤の直径は7mあり、13.5トンある大きな鐘がヘンデルのアリアをアレンジした音で時を告げます。



 ウエストミンスター橋の手前側(東側)の対面です。英国王室の紋章であるライオンの像があります。二階建てバス(デッキ=床が2つあるのでダブルデッカーと呼びます)の向こうが前記のウエストミンスター駅の建物です。その横や裏は官公庁街になっております。



 ライオン像がある建物が旧ロンドン市庁舎です。新ロンドン市庁舎は前回投稿しましたタワーブリッジの南岸に新築されました。旧市庁舎の向こうに見えるのがB.A.ロンドン・アイの大観覧車です。前述したように高さは135mあります。開場は10:00a.m.からで、乗車料金は15.50ポンド=約2,200円です。ロンドンの物価は多分NYCやTOKYOと同等かそれ以上と感じます。



 ウエストミンスター橋の途中から上記テムズ河東岸にあるB.A.ロンドン・アイと旧市庁舎を見ております。



 ウエストミンスター橋です。径間(橋脚間及び両端は橋台と橋脚間)は7つあるアーチ式の鋼製(鋳鉄製)の美しい橋です。



 上記同様ですが、国会議事堂全景とBIG BENを撮っています。左側の塔は高さ約104mのヴィクトリア・タワーです。ゴシック建築では世界有数の規模です。



 前記、官公庁街を撮っています。



 英国王室の教会であるウエストミンスター寺院のBIG BEN側=北側にあるゴシック式の大扉です。王室行事の舞台となり故ダイアナ妃の葬儀もここで行われました。



 CITYの西に位置するため、西の大寺院の名前がついたと言われています。写真はその西側から撮っております。国会議事堂のBIG BENとヴィクトリア・タワーも見えております。



 更に西側のセント・ジェームズ・パーク側から撮っています。この公園(日比谷公園の約2倍の広さ=38万m2)の西端にバッキンガム宮殿があります。

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