39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

証明の出来ない感性

2012-01-29 14:25:17 | ペット

こんにちは
今聴いているCDはこれ
・・・
Tchaikovsky
The Three Great Ballets
The Swan Lake The Sleeping Beauty The Natcracker
ERNEST ANSERMET
L'ORCHESTRE DE LA SUISSE ROMANDE
・・・
日本語にするとつまり
チャイコフスキー
三大バレー
白鳥の湖・眠りの森の美女・くるみ割り人形
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管弦楽団

Dsc00118

CD6枚組のボックスで、定価は10,000円
ボックスにはご丁寧にも「Collector's Number 0013」とシールが貼ってある。
僕はコレクターでも何でも無いのでそこまでしてもらわなくても良いのですけど・・・
実はこのCDは20年ぐらい前に今は亡き父の誕生日に買ってあげたもので、たしか八王子のSOGOのレコード売り場だったように記憶している。

当時は僕も企業戦士の一人で今よりはずっとお金持ちだったので誕生日のたびに父に趣味のものをいろいろと買って送ってあげていた。
父は、多趣味な人で当然音楽も好きで、チャイコフスキーも好んで聴いていた。
オーディオセットは小さなコンポだったが小さな部屋で自分一人で聴いていたようだ。
・・・
日曜日の午後、とりあえず「くるみ割り人形」昼食後の少し眠たい時間帯に少し音量を上げて聴いていると、小さなコンポでは表現し切れない色々な音が聞こえてくる。
指揮者のエルネスト・アンセルメは27歳まで大学で教鞭を取っていた数学者で子供の頃は神童と言われていたらしい。
CDに付属の解説書では小倉重夫氏の解説で
~~~アンセルメの指揮は、いかにも数学者らしく、精密な計算で全曲が組み立てられており、その演出は心憎いまでに巧妙である。~~~
と表現されている。
僕の評論は逆で、
数学者はすべての数学的真理を証明によって明らかにするが、アンセルメの音楽は精密な計算と言うよりむしろ「証明の出来ない感性」で綴られている。
とでも言いたいところだ。
・・・
今日は実は父の誕生日で生きていれば88歳になっていただろう。
米寿と言えばいまは多くの人が迎えられる歳だが、残念ながら戦争で痛めつけられシベリアに抑留されたボロボロの体ではそこまで持たなかったらしい。
僕は米寿まで生きられるだろうか、まあその可能性はあっても今の年金制度ではそれまでに飢えるかもしれませんねえ・・・トホホ
・・・
猫はいいなあ(ペットショップのケージの中ですけど・・・)

Dsc00117


青と黄色のコントラスト

2012-01-29 10:19:13 | ギター

おはようございます
・・・
今年は辰年・僕の生まれは辰年・今年は還暦、辰・竜・龍の絵柄や小物にこだわってみるのも面白いかも、と言うことでブログのデザインを龍の柄にしてみた。
以前のビジネス風のものと違って気分が変わっていいし、何か良いことがありそうな勝手な予感がする。
・・・
今聞いているCDはこれ

Dsc00116

どちらも廉価版で1,200円、いつ買ったのかなあ、だいぶ前のような気がする

日本語の表記は
右:ヴィラロボス12の練習曲/5つの前奏曲
左:「イエペス/アラビア風奇想曲」
ジュリアーニ
 ソナタハ長調 作品15
 ソナチナニ長調 作品71の3
ソル
 マルボローの主題による変奏曲 作品28
タルレガ
 マズルカ<マリエータ>
 アラビア風奇想曲

普段は無謀にもバッハしか弾かない僕も聴くのは色々だ。
どれもこれもギターの魅力満載だ。
・・・

Dsc00114

空に向かって、お得意の構図
青と黄色のコントラストは赤と緑とは違って落ち着いている。
電信柱が邪魔だ・・・