こんばんは
今朝、少し仕事時間に食い込みながらもプレーヤーの水平度を調節したので、安心してレコード鑑賞の時間を迎えられた。
さて、1枚目は予告通り、ビル・エバンス・トリオの「SINCE WE MET」
これはニューヨークのジャズクラブ、ヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ録音と言うことで、スタジオ録音とは違う雰囲気になっている。
乗りが良くなると拍手が入ったり、なんて言っているのか分からないが聴衆の声が聞こえたりする。
ピアノとウッドベースとドラムだけ、ドラムは控えめピアノは鋭く歌いウッドベースは重く甘い。
CDと比べたのではないが、やっぱりレコードは良いなあ・・・
スピーカーが天井吊り下げなので音が上の方から聞こえてイマイチ臨場感がおかしいが、少し離れて目を閉じて聞くとステージを見上げている感じで色々なものが見えてくる。
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2枚目は、一転してクラシック、シューマンのチェロ協奏曲だ。
バーンスタインの指揮でフランス国立管弦楽団、チェロはロストロポービッチ
音盤チェック、奇跡的か新品同様のピカピカ、念のためにレコードクリニカで軽く一拭きして
どんな曲だったかすっかり忘れていたが、聞くと少しずつ思い出してくる。
チェロの音を聞きたくて初めはドボルザークのチェロ協奏曲にしようかと思ったが、疲れているのでという変な理由でシューマンにした。
シューマンの曲は正直言ってこれしか知らない。
解説によれば
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ロマン派のチェロ協奏曲として唯一無二の名品である。
シューマン晩年の作品で1850年頃と言われている。
簡素な管弦楽法がよく独奏チェロを引き立て、はつらつとした情感にあふれている。
クララ・シューマンがこの作品の「ロマンティックな性質、飛翔感、新鮮さとフモール(ユーモア)」をほめたたえた言葉は今も生きている。
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と言うことだ。
ボリュームはレコードの場合はMAXの6割以上に上げないと細部まで聞こえないし音色も出てこないが、ICのアンプは最大まで上げても問題なく聴けるらしいので、安心してボリュームを回している。
う~ん、チェロの低い音も良く拾ってくれている、高音については僕の耳が壊れかけているというのもあり、若い頃に聴いていたイメージとは少し違う優しい感じになっている。
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おっ、裏面に
<シェロモ>ーチェロと管弦楽のためのヘブライ狂詩曲「エルネスト・ブロッホ」と言うのが入っていた。
チェロの憂いをこめた語りをこれがヘブライ風というのか管弦楽が包み込み、奔放自在なラプソディーとなっている。
まとめるとこんな解説になっている。
(自分の言葉で解説できないのは情けない)
あ~、やっぱりチェロの音はいいなあ・・・