いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

三沢地域の変容

2018-07-08 06:52:58 | Weblog
                    《かつてオガライト工場があった場所》
                      
                                             分類・地                       
                         いわき中央アスコン共同企業体
                         いわき市常磐三沢町堂ノ前 
  0246-29-1220

 鹿島村として12部落が存在していたのが昭和27年迄でしたが、その頃から磐城市(一部、常磐市に編入)に合併した後も暫らくの間、三沢にはオガライト工場がありました。
 「オガ」とは大鋸屑(おがくず)・挽粉で、製材段階等で発生した木の屑・粉のことです。

 工場と云っても小規模なもので、その前の道を通っても細い煙突から白い煙を噴出しているナ、という程度の記憶しか残っていません。(※炭焼き小屋を大きくした感じ)
 子供の頃に、湯本町の親戚の家に行ったり、金比羅神社の例大祭を見に行ったりする時には必ず通らなければならない細い道に、この工場はありました。

 旧道は三沢竹ノ花で人家が途絶え、500mほど歩くと例のオガライト工場が現れ、この先にある湯本町との境界ともなる三沢隧道(トンネル)まで、約1,5kmは鬱蒼とした山に覆われ、提灯をぶら下げて歩く夜道は恐怖心を抱きました。

現在ではオガライト工場があった同じ場所は 「いわき中央アスコン=写真」 に変わり、道路も拡張されて昔の面影は全く見られなくなってしまいました。 
※乗用車が駐車している車幅の部分が旧道です。
                                           
  《前述の工場の先へ進むと常磐鹿島工業団地の入口が見えてくる。右折すると水野谷方面》
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする