いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

最大関心事の高齢者医療

2009-10-31 07:15:20 | Weblog
                    《老後の元気な内はいいのだが・・・》              分類・社

 民主党が政権を担うようになってから今日で46日目を迎えました。
 
 自民党政権時には、長期入院の多い高齢者の療養病床を35万床から22万床へと削減する計画を進めてきましたが、肝心の受け皿となるべき介護施設の整備が遅々として進まず高齢者に不安を煽ってきました。
 民主党のマニフェストには「後期高齢者医療制度」の廃止が公約として明記されていますし、それに代わる仕組みの協議が行われているようです。

 鳩山内閣の誕生と共に、年金・高速道路無料化・ダム・ハブ空港・中小企業の救済・派遣労働者対策・子育て支援等々、難題が山積している中で高齢者の医療と介護をどうするのかも迅速な対応をお願いしたいのです。
 破綻寸前の国保を救済するために導入されたのが後期高齢者医療制度ですが、連立を組む社民党には75歳以上の人を国保に戻す公約があり、長妻厚労相は「元に戻すには常識的に混乱が起きる可能性がある。廃止し新しい制度にした場合も含めてメリット、デメリットを検討するよう指示した」と慎重論。

 試算では75歳以上の人口は06~12年の6年間で23,6%も増えるといわれています。
 75歳を過ぎると要介護高齢者の発生率が急激に高まるために一人当たりの医療費(07年)を見ると、45~64歳が26万円なのに対し、75歳以上は79万円と約3倍になっています。
 保険財政が窮状に陥っている現状の中で、確実に増えていく高齢者の医療と介護問題を今後、どうしていくのか明確な答を早急に提示してくれるよう強く望んでいる者の一人です。

 鳩山さん。 この政治は国民平等で、相手を思いやる「友愛精神」を忌憚なく発揮する好機だと思います。
 
      本日の催し  10月31日(土)    三碧 仏滅   旧暦9/14

           ◆鹿島演歌教室  am9:30~   於・鹿島公民館     0246-29-2250

            
                  
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下野した自民、覇気ないぞ

2009-10-30 07:09:37 | Weblog
                   《野党ショックだろうか意気消沈の自民席》           分類・政

 民主党に政権が移行してから、鳩山由紀夫首相の所信表明演説が28日に続いて29日(昨日)も行われました。

 それに対する各党の代表質問があり、28日は衆議院本会議場に於いて谷垣禎一(自民・改革クラブ)、西村康稔(同)、井上義久(公明)の3氏が質問に立ち、29日は参議院本会議場で林芳正(自民・改革クラブ)、輿石東(民主・新緑風会・国民新・日本)志位和夫(共産)、重野安正(社民・市民連合)の代表質問となりました。

 谷垣氏は、鳩山政権の来年度概算要求を「ばらまき」と批判したのに対し、鳩山首相は「あなた方に言われたくない。より正確に申し上げれば、こんな財政にしたのは誰なのか」とやり返しました。

 与野党逆転した中で、自民党は戦後60年間政権を担ってきた自負がある反面、垂れ流し状態で増え続けた国債を民主政権に抱え込ませ、しかも誕生1ケ月半という鳩山首相への批判、追及には今の段階では時期尚早の感があります。

 本会議場では鳩山首相の答弁に、民主党席の声援や拍手が起こるのとは正反対に自民党席では時折ヤジが飛ぶものの、かつての偉い先生方には全く覇気が見受けられません(写真=NHK中継映像から) しかも、所々に空席が見られるのも気になります。

 参院の本会議中に自民席の前列では、名の知らない議員(※少なくとも私には)が始終ガムを噛んでいましたが、これも非常に目障りでした。

 国民は生活上の安全・安心・安定を願って国会議員を選ぶ訳ですから、今回は民主党のお手並み拝見であると自民党は思い直し、真の二大政党を確立するためにも民主、自民は切磋琢磨して、より良き国家を目指し邁進して欲しいのです。
 これからは本会議場で居眠りなんかしている暇はありませんからね!!

 
       本日の催し  10月30日(金)    四緑 先負   旧暦9/13

              ◆いわき遊宴倶楽舞  19:00~   於・鹿島公民館
                                          0246- 29-2250

              
                              
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ダム中止の反対論・賛成論

2009-10-28 07:18:06 | Weblog
                   《全国に2700のダムがあるというのだが》          分類・社

 相変わらず、八ツ場ダムの建設中止問題に関しては話題に事欠かないようです。
 いま全国で計画・建設中のダムだけでも140を数えるというのだから政権が変わって、公共事業の全面的な見直しをマニフェストに掲げ実行しようとしている新たな与党の施策方針は当然のことだと思います。

 前原誠司国土交通相は政権公約通りの中止を実現するために腐心しているようですし、肝心の群馬県知事をはじめ隣接する都・県知事たちは推進の方向で異論を唱えています。

 八ツ場ダム計画は1947年の台風による利根川決壊で浮上したもので、現在まで60年以上も経つというのに未だに完成していないのが実情です。
 遅れの原因は、当時ダム建設には地元住民の激しい反対運動が続いたことや、同意に至るまでの補償問題などで時間を要したことにもあります。

 現時点での事業費は当初の2倍以上の4660億円に膨らみ、うち既に約3200億円を投じているから計画通りに進めばあと1400億円で完成するといわれます。
 しかし、これは机上の計算で、事業費は更に増額されていくことは間違いありません。
 大滝ダム(近畿)は当初の予算より16倍にも跳ね上がっているという例もあります。

 これまでダム工事は「一旦動き出したら止まらない」という伝説があり、大型公共事業としては長期的な工事が保障される典型でした。
 ダムの利害関係に絡んだ人たちには、中止か継続かで虎視眈々としているのでしょうが、いづれにしても巨額な税金が使われることには変わりがありませんから速やかに解決してもらわないことには困るのです。  ※写真は八ツ場ダムとは関係がありません。
 
 ちなみに「ダム」を逆さにすると「ムダ」とも読めるのですが・・・  
  

     本日の催し  10月28日(水)    六白 先勝   旧暦9/11

            ◆鹿島ウクレレクラブ  13:00~   於・鹿島公民     0246-29-2250

            
            
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他の追随を許さないミスド

2009-10-27 07:29:53 | Weblog
                            《いわき鹿島店》                  分類・地

     鹿島街道を行く

                    ミスタードーナツいわき鹿島店  いわき市鹿島町久保1-5-11
                                               0246-58-0101

                        ミスタードーナツ事業所  大阪府吹田市芳野町

 ミスタードーナツは略称「ミスド」と呼ばれ、全国に1300強の店舗を有する大手ドーナツチェーンですが、1971年4月にダイエー箕面店(大阪府箕面市)にパイロットショップ1号店としてオープンしたのが始まりです。
 日本での運営会社は「ダスキン」で、ドーナツがメインですが様々な食品も扱うようになって、ファーストフード店として知られています。

 いわき市内には、いわき駅前・谷川瀬(平)・いわき鹿島・大原(小名浜)の4店舗があります。
 いわき鹿島店は、ホームセンター「ダイユーエイト」の前です。

      営業時間  8:00~23:00    定休日 元日

 
              10月27日(火)    七赤 赤口   旧暦9/10

            
          

            
          
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鹿島に観音霊場は二ヶ所

2009-10-26 07:17:54 | Weblog
                        《十六番礼所、久保中山観音》             分類・地歴

                              磐城三十三所観音霊場
                                第十六番礼所  久保中山観音
                                           いわき市鹿島町久保西ノ作

 一般庶民の巡礼が盛んになったというのは江戸時代初期の頃からといわれますが、鹿島には「磐城三十三所観音」の礼所が二ヶ所あります。

 この十六番礼所の久保中山観音と、十七番礼所の高照(たかでら)観音(走熊)です。 
※高照観音についての詳細は当ブログの2009・3・31付を御覧下さい。
 
 久保中山観音の御詠歌は  中山と 聞いてのぼりて 朝日さす
                   森のこかげに 立つは白波

 現在の礼所(お堂)は金光寺境内にありますが、昔は久保と神白の境となる栗木平という場所にありました。ここからは太平洋を見渡すことができます。
 久保地区に中山という地名は無く、ご詠歌の中山とは栗木平を挟んで前後に山があるのでお堂のあった所を中山に例えたと伝わっています。
 ですから地名からきたものではありません。

 観音様は十一面観世音菩薩ですが、大きさは人間の胴回りの5人分はあるという巨大なもので、坐像形式でこれほど大きな像は、磐城三十三所観音には類がありません。

 堂内の棟札には「明和6(1769)年8月1日奉建立再興十一面観音像霊法久住」とあるので、この年に栗木平の観音堂から現在地へ移したものと考えられます。    


            10月26日(月)    八白 大安   旧暦9/9

            
                            

            
                           
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ラーメン店で焼定がドル箱

2009-10-25 07:22:24 | Weblog
                どさん子いわき鹿島店》      分類・地

    鹿島街道を行く  

                  どさんこラーメンいわき鹿島店                             
                     いわき市鹿島町御代字柿境6-2
                      0246-58-5900

               本社 株式会社ホッコク  東京都中央区日本橋人形町

 いわき鹿島店は船戸の大型靴店「シュー・プラザ」の隣りにあって、早い時期から営業を始め、ラーメン店として鹿島街道では古参の部類に入ります。

 札幌ラーメン「どさん子」は昭和40年代はじめ頃から味噌味ラーメンとして人気を呼び、昭和52(1977)年には チエーン加盟店が1,000店舗を突破する勢いで躍進していきました。
 店名からして本拠地は札幌のようなイメージを受けますが、昭和36(1961)年に東京墨田区八広に餃子飯店「つたや」を開店させたのが始まりです。

 「どさん娘」というラーメン店も存在しますが(株)ホッコクとは関係がなく、こちらの正式な呼び名は「どさんむすめ」というのだそうです。

 どさん子いわき鹿島店の定番はラーメンと思いきや意外や意外、この店では焼肉定食にあります。
 豚バラ肉に甘しょっぱいタレが絶妙に絡んで、しかもボリューム感があることから、いつの間にかクチコミで広がっていき人気メニューの№1になっています。

 
本日の催し  10月25日(日)    九紫 仏滅   旧暦9/8

◆矢田川草刈清掃  AM7:30~  集合場所 鹿島SC北側駐車場
          鹿島地区河川愛護会・鹿島地区振 自然と共生委員会

◆富樫孝男・吉田徹漆芸展  於・ギャラリー創芸工房    0246-29-3826
      会津若松市の漆芸家二人の作品が展示されています。(最終日)

◆手作り木工の会  10:00~   於・鹿島公民館     0246-29-2250
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痩身・脱毛⇒人気のエステ

2009-10-24 07:13:21 | Weblog
                      《周囲に際立つアルマーレいわき店》             分類・地

     鹿島街道を行く

                     トータルエステティックサロン
                         アルマーレいわき店  いわき市鹿島町船戸字沼田1-15

                           アルマーレ本店  東京都港区麻布十番2-21-6

 今年で14周年を迎えたという「アルマーレいわき店」は、鹿島街道の「タイヤ館いわき鹿島店」の真向かいにあって店舗=(写真)の裏に見える小山は船戸の若宮八幡神社です。
 
 エステティック(通称エステ)とは、全身マッサージを始め痩身や脱毛などリラクゼーション(心身の緊張緩和を図る技法)を目的としたことをいい、エステティシャンはエステサロンで、その施術を行うものであって専門的な知識、高度な技術、接客術など総合的な資質が求められています。
 「医療的な治療」を目的とした美容整形クリニックと比較した場合に、相違点はあります。

   乾燥が気になる季節に同店のお薦めコースを2,3挙げてみます。

  ゆっくりとリラックスしたい
 温熱20分+ハンドマッサージorヒザ下マッサージ  ¥10,500

  引き締めリフトup↑でたるみ解消
 エレクトロポレーション+カスマラマスク         ¥15,750

  ポカポカ温め緩めて、毎日の疲れをリセット
 温熱全身トリートメント                   ¥15,750

      営業時間  月~土 11:00~20:00   日・祝  11:00~19:00
        定休日  木曜日・日曜不定休 


     本日の催し  10月24日(土)    一白 先負   旧暦9/7

            ◆富樫孝男・吉田徹漆芸展  於・ギャラリー創芸工房   0246-29-3826
                      会津若松市の漆芸家二人の作品が展示されています。

            ◆おはなし会  14:00~   於・鹿島ブックセンター   0246-28-2222
                      元保育士とセンタースタッフが読み聞かせをします。 参加無料

            ◆うたごえ和み会  19:00~   於・鹿島公民館    0246-29-2250
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義務を果たして権利を主張

2009-10-23 07:19:21 | Weblog
         《平日の早朝、開店前のパチンコ店に並ぶ若者たち》   分類・私

 今年は完全失業率が1953年の統計開始以来、過去最悪となり「弱い立場」の派遣社員や非正規雇用労働者の雇い止めが先行し、現在では正社員にまで雇用調整が及んでいるというから景気は楽観視できる状況にはありません。
 これから年末、正月に向けて更に厳しくなっていくでしょう。

 冒頭で「弱い立場」に力点を置いたのは収入、生活、家庭に対して真に困窮している人という意味で、政府や地方自治体は甘いチェックだけで単純に救済目的を理由とした支援金を支給するのは一考を要すると思います。
 つまり派遣の立場ではあっても、いつかは正社員になれるだろうと期待を持って真面目に働いている人と、もともと会社や他人に束縛されるのが厭だから、自由の利く派遣社員の道を選択しているという人も存在すると考えられるからです。

 政府は、国民年金加入は国民の義務だと言っておきながら、今や国民の半数ちかくは未払いの人が多いというのにも拘わらず、決め手となる厳しい罰則はありません。
 関係官庁からは「そのような人は受給資格が発生しないので将来、年金を受け取ることが出来ません」と納得のいくような?答えが返ってくるだけです。

 しかし、苦しい中で40年間積み立ててきた人が受給資格を得て、毎月受け取れる金額が7~8万円であり、若くて元気な内にも支払い義務を怠り自由気儘に過ごしてきた人が、やがて生活保護を求めて結果的に年金額以上の金銭を受け取れるという福祉システムには心の奥底から疑問を抱きます。
 生活保護世帯が170万件を越え、更に膨らんでいく中での線引きは難しいでしょうが、せめて「正直者は馬鹿を見る」ことだけは避けたいものです。
 矢張り、義務を果たしてきた者が堂々と権利を主張することができ、最終的には実績として報われるという世の中であって欲しいです。     ※写真は本文との直接的な関連性はありません。
  
  
 
 本日の催し  10月23日(金)  二黒 友引  旧暦9/6

◆三人展「装飾動物花蝶苑」   10:30~17:00 (最終日)   
 於・エコビレッジ+プラス (いわき市鹿島町下矢田)  0246-28-0112

◆いわき遊宴倶楽舞 19:00~ 於・鹿島公民館   0246-29-2250
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市民の台所中央卸売市場

2009-10-22 07:38:11 | Weblog
                       《中央市場入り口と全景(左上)》             分類・地

     鹿島街道を行く

                            いわき市中央卸売市場  いわき市鹿島町鹿島1番地
                                                0246-29-6145

 鹿島街道の「西野屋食品」と「かねまん」の間にある信号から入った小高い場所に位置しています。
 
 中央卸売市場としての要件は都道府県、人口20万人以上の市などが、農林水産大臣の認可を受けて開設している市場ということになります。

 同市場は昭和52(1977)年に、生産・消費・流通の変化に対応し、いわき市は勿論のこと、その周辺地域の消費者に食料品などの安定的需要促進・公正取引と価格安定を図る基本計画のもとに開場され、平成19年には開設30周年を迎えました。

 入場荷受け会社として青果で「平果」「いわき青果」、水産では「いわき魚類」「いわき中水」などは、地元では市場に直接関与していない人でも名の知れている会社であると思います。

いわき市中央卸売市場協会が主催する料理教室があり、市場内(中央棟2階研修室)で8月・12月を除く毎月開催されています。
 この教室は市場内業者(青果・水産物・関連事業者等31社)が協力参加のもとに行われているもので、参加を希望される方は問い合わせてみて下さい。
 日本で最初に出来た中央卸売市場は、京都市中央卸売市場第一市場です。
    全国で52都市に82市場が存在しています(※2008年現在)

 
     本日の催し  10月22日(木)    三碧 先勝   旧暦9/5

            ◆三人展「装飾動物花蝶苑」   10:30~18:30
                    於・エコビレッジ+プラス (いわき市鹿島町下矢田)   
                                             0246-28-0112  
                        
            ◆鹿島歴史の会  9:00~   於・鹿島公民館   0246-29-2250
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漁船が難破し漁師が遭難

2009-10-21 07:41:26 | Weblog
                 《漁師の死体が打ち上がったとされる十六坂》          分類・地歴

       鹿島の伝説  十六坂の由来        
                                   場所  いわき市鹿島町飯田字十六坂

 鹿島街道の岩薬師(註・本年4月に市文化財に指定された久保磨崖仏)がある交差点を右折(平方面から来た場合)し、常磐バイパスを突き抜けて飯田地区のT字路に当たった所を左折すると、いわき開成病院がありますが、そのスグ先が十六坂=写真、になります。

 説明では目的地までの距離が長く感じるでしょうが、岩薬師から十六坂までは600m位です。
  この坂道を越えて行くと林城、玉川方面になります。
 
 現在の坂道は勾配が緩く道路幅があり一見、何の変哲もない坂道なので、ここを通過しても気が付かない人は多いと思います。
 古くから伝わる「十六坂」の由来によれば昔、矢田川の下流地帯は海浜で、この飯田地帯は相当の荒海だったようです。海であったという証拠に堆積した粘土質の田圃を2mも掘ると、海砂や海棲の貝殻が出てきます。

 また隣りの地域名は「船戸」と云いますし、その隣りの御代地域では貝塚が発見された所で有名です。

 昔、大暴風雨の襲来によって、飯田地区も逆巻く怒涛と化したある日、この地内に出漁していた漁船が難破して漁師たちの死体が打ち上げられたのが、この坂の辺りで死者が16名であったことから、それ以来『十六坂』と呼ぶようになったと伝えられています。
  

     本日の催し  10月21日(水)    四緑 赤口   旧暦9/4

            ◆三人展「装飾動物花蝶苑」   10:30~18:30 【註・水曜日は定休】
                    於・エコビレッジ+プラス (いわき市鹿島町下矢田)   
                                          0246-28-0112
                     
            ◆市民講座『能』 体験講座~謡と仕舞~  於・鹿島公民館
                                          0246-29-2250
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境内の老松が石段と化す

2009-10-20 07:36:13 | Weblog
               船戸の若宮八幡さま》    分類・地歴
                           
         若宮八幡神社(旧・村社)  いわき市鹿島町船戸字林下65
         祭神 大鷦鷯尊(おおささぎのみこと)

 第16代仁徳天皇のことであり、同天皇は厚く仁政を布き、民に農業を奨励して国力を養い、三韓(古代朝鮮の馬韓・辰韓・弁韓)は相次いで朝廷へ貢物を献上した。大雀命(おおささぎのみこと)とも書く。

 若宮八幡神社は、鹿島街道のタイヤ館とパソコン工房の前の道を150mほど入った場所にあります。現在では周囲を公営住宅船戸団地群にすっかり囲まれた形になってしまいましたが、昭和30年頃まで辺り一帯は田圃と畑に包まれた静寂な鎮守の森そのものでした。

 周囲の環境が変わっても、平坦地にある小山の高台で、しかも雑木が生え繁っているので、近くを通ると雰囲気からして若宮神社は判るかと思います。
 昭和41年に船戸団地造成に当たって境内の一部が削られてしまいましたが、社屋はその地に止まり石造鳥居を建立し、子供神輿を造りました。
 毎年、5月3日の例祭には近隣から多数の子供が参加します。

 昭和10年代までは社前で別火の行事を、さらに昭和30年代までは神輿を小名浜湾に渡御させましたが、残念ながら現在では行われていません。

 かつては境内に老松が生え繁っていましたが、松食い虫に侵され枯死寸前になった為に止むを得ず昭和57年に伐採し、老松代価を以って石段を造り、氏子一同がその樹魂を慰めました。 

 
  本日の催し 10月20日(火)   五黄 大安  旧暦9/3

◆三人展「装飾動物花蝶苑」 10:00~18:30  0246-28-0112
 於・エコビレッジ+プラス (いわき市鹿島町下矢田)  
               
◆鹿島歴史の会 10:00~ 於・鹿島公民館  0246-29-2250
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歳・性別を越えた客層が的

2009-10-19 07:21:02 | Weblog
               《RIGHT-ONいわき店》   分類・地

  鹿島街道を行く  

           RIGHT-ONいわき店  いわき市鹿島町久保3-1-11
                            0246-58-8296
  株式会社ライトオン  茨城県つくば市吾妻1-11-1

 ライトオンいわき店は、地理的にいうと久保と船戸の境界付近にあります。
 店から街道を挟んで斜向いには、本年4月に市文化財に指定された久保磨崖仏(まがいぶつ)があって、真向かいが車売買のガリバーいわき鹿島店です。

 ライトオンは年齢、性別を越えた幅広い客層にジーンズを中核アイテムとしたカジュアルウェアを販売する専門店で、1980年に東京都杉並区高円寺で設立・営業を開始したのが原点となっています。

 全国484店舗(2009年8月現在)を有し、県内には7店舗ありますが1993年3月に、郡山店が福島県第1号店としての出店となりました。

   営業時間  平日 11:00AM~9:00PM   土日祝 10:00AM~9:00PM       

 
  本日の催し  10月19日(月)   六白 仏滅  旧暦9/2

◆三人展「装飾動物花蝶苑」   10:30~18:30
 於・エコビレッジ+プラス (いわき市鹿島町下矢田)   0246-28-0112
                 
◆鹿島ダンス愛好会  19:00~  於・鹿島公民館   0246-29-2250
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秋たけなわ百貫鈴なりの柿

2009-10-17 07:46:49 | Weblog
                    《田舎の風物詩・秋空に映える柿の実》            分類・地

 愈々、秋本番。
 やわらかな暖かさに誘われて周辺を散策してみると、農家の庭先にはピラカンサスが赤いビーズのように実を付け、コンバインが入れない小さな田圃の隅にはハセ木に稲が掛けられ、遠足なのだろうか幼稚園児たちの弾んだ声が野山いっぱいに響き渡っていました。

 秋の代表的な風物詩、柿も見逃すことは出来ません=写真。
 山際の畑にあるこの柿の木は、百目柿と呼ばれる渋柿ですが毎年、500個前後の実が成ります。
 それは見事なもので、下から見上げると柿の重さに枝が撓って見えるので、勝手に「枝垂れ柿」と命名して散歩には欠かせないコースの一つになっています。

 柿の正式な種類としては「甲州百目」だと思うのですが、当地方では単に「百目」と呼んで、吊るし柿として軒先に吊り下げられます。
 子供の頃には、この柿の〔とうぼく〕を結ぶ紐はシュロの葉を細く裂いて使用したものですが、いまではビニール紐のようです。
 昔は柿を採る時には、冬場の鳥の餌用に2~3個残して、あとはどこの農家でも軒先に吊るし柿にしたものですが、その光景は今で余り見受けられません。

 因みに写真の柿も殆んど採られることもなく、やがて熟して地に落ち朽ち果てます。
 
 
     本日の催し  10月17日(土)    八白 赤口   旧暦8/29

            ◆三人展「装飾動物花蝶苑」   10:30~18:30   0246-28-0112
                    於・エコビレッジ+プラス (いわき市鹿島町下矢田)  

            ◆鹿島演歌教室  9:30~   於・鹿島公民館     0246-29-2250
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JOY FITで健康管理

2009-10-16 07:20:30 | Weblog
                         《JOYFITいわき鹿島》                 分類・地

     鹿島街道を行く

                      JOYFITいわき鹿島  いわき市鹿島町御代字堂ノ前42-1
                                              0246-58-8590

                      本部 株式会社オカモト  北海道帯広市東4条南10-2

 スポーツクラブ(フィットネスクラブ)JOYFITはヤマダデンキいわき店の隣り、コンビニ・セブンイレブンの2階にあって各種の運動施設と専門のインストラクター(指導員)及びトレーナーを有する施設です。

 一ヶ月ほど前から施設の見学が出来たり、早期入会者による使用が行われてはいましたが、正式オープンは本日(10/16)となります。

 本部のオカモトは、2001年「スポーツクラブJOYFIT」1号店を開いてから2004年には全国展開をスタートさせ、2009年に海外1号店として中国廈門に進出しています。
 県内には、いわき鹿島・福島・郡山・会津若松の4店があります。

 スポーツクラブは1970年代から始まり、その後1980年以降になると余暇の多様化やバブル景気と相まって、この分野には大手企業の子会社によるクラブが増加していきました。
 今や、日本に於けるスポーツクラブ全体では300万人前後の会員がいると云われています。

 JOYFITの会費は、通常レギュラー会員が月々定額の5,460円(税込)ですが、10分100円というタイム会員もあります。

         営業時間  8:00~0:00 年中無休


     本日の催し  10月16日(金)    九紫 大安   旧暦8/28

            ◆①大和証券主催の株式講演会及び ②ハニーズ主催の会社説明会    
               於・パレスいわや  14:00~        15:10~          

            ◆三人展「装飾動物花蝶苑」  10:30~18:30   0246-28-0112
                     於・エコビレッジ+プラス (いわき市鹿島町下矢田)

            ◆市民講座「親子のびのび講座」  10:00~   於・鹿島公民館  
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銀杏で埋まったH神社境内

2009-10-15 07:08:12 | Weblog

                《境内には驚くほどのギンナンが散乱している》            分類・地

 鹿島の神社・仏閣を巡り歩いて思うのは、どれも歴史は古いが大半が小規模な社が多いことです。
 旧、鹿島村全域の神社・お寺・薬師堂・観音堂などを含めると30以上を数え、しかも高台の急斜面で石段が100前後はある所ばかりなので、出かける日には予め目的地と回る寺社数箇所を決めておくことにしています。

高台の静寂な社に一人佇むと、古の住人達が純真な心で神仏を崇高していた事に深く想いを馳せます。
 無理をせず気長に由緒、創立、縁起などを調べ、確認しながら歩いていると、いつの間にか陽が西に傾いていることに気付きます。

 この日に回った寺社の内の一つですが、境内には所狭しというばかりにギンナンが落ち毀れていました。 写真で見ることの出来る範囲は、銀杏の大木の片側だけですから全体では、いかに多くのギンナンが落ちているかが推測できるかと思います。
 
 ギンナンはフライパンで炒って食べたり、茶碗蒸しや炊き込みご飯に使われますが小生には全く興味がないので一粒も取らずに帰ってきました。
 都会に住む人などは、街路樹や公園にある銀杏の木に登り、枝を振り払ってまでしてギンナン採りをするくらいですからこのような光景に出遭ったら、まるで宝の山にでも突き当たったような感覚になるかも・・・

 之迄に、この神社には何度か行っていますが、季節を変えて行くのも新しい発見に繋がります。
 小生が住む隣の地域とは云え、まさに「灯台元、暗し」そのものでした。

 
   本日の催し  10月15日(木)    一白 仏滅   旧暦8/27

       ◆暮らしの木曜講座(後期)  13:30~15:00   ※事前申込み制30名
          講師 小野佳秀さん(伝承郷館長)   於・いわき市暮らしの伝承郷 休憩コーナー  

       ◆三人展「装飾動物花蝶苑」   10:30~18:30
             於・エコビレッジ+プラス (いわき市鹿島町下矢田)   0246-28-0112

       ◆市民講座「kasi-maお菓子工房」  9:30~   於・鹿島公民館
                                               0246-29-2250

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