分類:村 長年に亘る鹿島消防団の実績 新妻一行 明治39年9月18日~平成 年 月 日 享年 歳 いわき市鹿島町走熊字渡折50
明治22年に近隣12の村が()を統合して鹿島村が誕生した。同27年、勅令消防布達により鹿島消防団の前身、鹿島組が発足した。
昭和14年、消防組を警防団と改称し、消防業務の他に戦時色を帯びて空襲警報、防火訓練、地域の治安維持など重要な任務を果たし国家の指示に従った。終戦を契機として警察の監督より分離独立して、市町村を単位とする自治体消防となったことで警防団は消防団と改められた。
市町村長が消防庁となり、団長は団員の互選によって任命される仕組みになったが、その初代団長になったのが新妻一行である。(昭和22年) それ以降、消防団長、連合消防団長として長年に亘り消防活動に専念し、昭和42年秋の叙勲では勲5等双光旭日章に輝き、鹿島消防団の名声を上げた。
かしま幼稚園の初代園長でもあった。