いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

第36回詩祭、いわき開催

2013-10-15 10:29:36 | Weblog
                           分類・催

 10月14日(月・体育の日)、いわき市文化センター大講義室で福島現代詩人会の「講演と朗読の集い」が行われた。
 今回は、昨年の県南地区担当の「主として原発事故をテーマにした詩作品」を受けて「大震災、その後」とし、あの海の記憶を引きずりながらも、明日へ向って再び船出する、というようなテーマになった。
 県内6地区(相双・県南・会津・県中・県北・いわき)が一同に会し、各地区毎に詩の朗読が行われた。

          《いわき地区会員による、熱気がこもった朗読風景
 
 詩祭の内容は、県文学賞詩部門審査員でもある長久保鐘太さんの演題「日常言語と詩的言語」と、1933年、いわき市生まれで現在さいたま市大宮区に在住の詩人・芳賀章内さんの講演による「詩と修辞(レトリック)」があった。 
         
             《詩人・芳賀章内さんの講演

 昼食をはさんで、今年で創立100周年を迎える県立平商業高等高校の郷土芸能保存会の皆さんによる「じゃんがら念仏踊り」が披露され、喝采を浴びた。
         
           《アトラクションのじゃんがら念仏踊り

10月15日(火)    七赤 先勝  旧暦 9/11

  【今日という日の過去】
 昭和15年(1940) チャップリンの「独裁者」公開
 ヒトラーとナチズムを風刺したチャップリンの映画「独裁者」が米ニューヨークの劇場で公開された。チャップリンは初のトーキーに監督主演し、興業的に大成功を収めた。  


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鹿島小学校の変遷を学ぶ

2013-10-02 06:52:36 | Weblog
                                           分類・催

                     場所 : 鹿島公民館
                                       いわき市鹿島町走熊字鬼越83-1

 鹿島歴史の会(小松隆会長)では毎月、第1火曜日を例会日として、市内の著名な先生を招いて直接・間接的な鹿島の歴史に関する講義をお願いしている。
 今回は現在、いわき市暮らしの伝承郷館長の 小野浩さん による 「鹿島地区の小学校」 をテーマにした講演があった。
             
               《飽きさせない話し方に会員たちは聞き耳を立てた》

 1日(水)、小雨が降り天候模様がハッキリしない中、鹿島歴史の会会員の出席率は良好だった。
 講義時間は10時から12時までの2時間だが、会の飯塚顧問の号令で初めと終わりに「起立、礼」が掛かったのには些か戸惑いの様子が窺われたのはご愛嬌。

 いわきの教育は、宝暦6年(1756)に磐城平藩の藩校『施政堂』(後に佑賢堂と改称)が八幡小路(現在のいわき拘置支所)に創設されたことから始まったが、慶応4年(1868)の戊辰戦争で焼失し、移設して再開するが今度は廃藩置県で平藩がなくなり閉校となった。
 この頃、いわきには47の寺子屋が存在したという説明から本題の鹿島小学校の前身へと歴史を繋げていく。
 明治5年の「学制の一文」や、明治23年に教育に関する勅語(教育勅語)が発せられ国家中心主義の教育方針が実施された説明などをして頂いた。

 平成25年(2013)3月30日から同年4月27日までの毎週土曜日、福島民報に小野さん自身の投稿による「ふくしま人、大和田豊吉」の記事が掲載された。
 その中で、大正2年(1913)に私立磐城佑賢学舎を設立した大和田豊吉の妻、ヤソは鹿島村4代目の村長だった志賀林弥(下蔵持)の次女で、志賀直哉(鹿島村16~17代目村長)の姉であり佑賢学舎の金庫番であったことを述べて会員の興味心を煽りながらの貴重な授業であったと思う。

 昼食会では、本日の講義ゲストであった小野浩伝承郷館長がプロ級のマジックを披露して会員からの喝采を浴びた。

   10月2日(水)   二黒 大安  旧暦8月28日
【今日という日の過去】 
 自衛隊が沖縄移駐 昭和47年(1972)米軍統治から日本に返還された沖縄に自衛隊の本格的移駐が始まった。
 この日、沖縄空港に着いたのは航空自衛隊の約70人。続いて陸、海の自衛隊も到着し11日、航空自衛隊那覇基地、陸上自衛隊那覇駐屯地が正式に開設された。           
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