いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

岩薬師崩壊後の工事完了

2021-02-22 12:57:37 | Weblog
                                           分類:地

                            場所 : 県道小名浜・平線(通称、鹿島街道
                                 いわき市鹿島町久保地内


   約1年6ヶ月振りに崖崩れ対策工事が完了 
 平成31年/令和元年(2019)8月24日午後11時頃、鹿島町久保の県道小名浜・平線(通称、鹿島街道)で発生した崖崩れは、上下4車線のうち小名浜方面へ向かう1車線が完全に閉鎖されていましたが、先月(1月)に約1年6ヶ月ぶりに対策工事が終了しました=写真下。  

            《令和3年1月28日付で、鹿島街道が全線併用開始された》

 現場は現在の鹿島街道と旧・鹿島街道が交差する久保地内の信号付近で、高さが約23メートルの岩盤が崩れたものです。斜面にあった市指定文化財の久保磨崖仏4体と、地蔵1体がありましたが崩落に巻き込まれてしまいました。

             《令和元年8月24日に発生した岩薬師の崖崩れ当時》

写真下は、岩山が崩れる前に岩壁を龕(がん)形に彫り窪めた中に半肉彫で掘り出されていた磨崖仏。 ※マウスを写真に当てクリックすると拡大で見られます
                
       
 実質的な崖崩れ対策工事は次のような経緯で進められ、工事完成に至ったものです。

 岩撤去工事(令和2年2月25日)~暫定3車線併用開始(同4月14日)~暫定4車線併用開始(同10月9日)~岩撤去完了(同10月末)~法面緑化工事着手(同11月)~工事完了、全面供用開始
 
                    工事課程の参考資料=福島県土木部・福島県いわき建設事務所

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文芸誌 風舎 15号発行

2021-02-14 22:14:09 | Weblog

                            分類:PV

                        文 藝 風 舎
                        事務局 いわき市鹿島町走熊
                        ☎ 080-5222-8671


    会員作品と第43回吉野せい賞受賞者作品を全掲載
 いわきの総合文芸誌 『風舎』 15号が発行されて下記の書店で販売が開始されました。 
 ヤマニ書房本店(平2町目)、ヤマニ書房ラトブ店(JRいわき駅前ラトブ総合F)、鹿島ブックセンター(鹿島街道)、水野書店(JR植田駅前)   A5判、274ページで500円+税です。


      《風舎15号の閼伽井嶽が描かれた表紙(左)と干支の裏表紙(右)》

 文藝風舎は文学を愛するサークルで毎月1回、第3日曜日に集い文章講座・会員作品の合評会・プロ作家の作品をを通しての勉強会・会員同士による意見交換などを行っています。
 筆力アップの向上を図り機会があるごとにあらゆる文学賞にもチャレンジして。研鑽を積む意気込みで活動をしています。
       《風舎館(好間)で、月に1度行われている合評会風景》

 今号(15号)には会員12名の作品と、第43回吉野せい賞(奨励賞)受賞の3名の作品が掲載されています。
【会員作品】
 詩集「たなごころ」第73回福島県文学賞詩部門奨励賞 天野行雄   ※「ご」ではなく「こ」に「゜」 が付くのが正しい。 
 小説「赤い花をください」 館山智子
 小説「平成竜宮城物語」 半澤りつ
 エッセー「みんなの広場」福島民報投稿  わたなべえいこ
 小説「掛け違えたボタン」 大山いづみ
 エッセー「5百字のデッサン」 山谷仁史
 ノンフィクション「安田南がいた時代」 小林光一
 児童小説「怖気(おぞけ)」 大津恭子
 俳句「不協和音」 渋川初枝
 小説「地下足袋の女」 松本幸子
 詩集「しかし、今日のコバルトブルーの空は不愉快でない」 竹林征人
 小説「理不尽な結末」 箱﨑 昭  
  
【第43回吉野せい賞奨励賞作品】
 小説「ひまわりの家」 良川十鵜さん
 小説「心の端を一言に~バラッド」 後藤恭正さん
 童話「年寄り動物だけのサファリパーク」 渡辺啓明さん
 
 〈入会のお誘い〉 当会は、いわきの地元に定着し文学を愛する同人の作品を発表する場とし
            て、年に1度、文芸誌 『風舎』 を発行しているサークルです。
            小説・詩・短歌・俳句・エッセー・童話などジャンルは問いません。
            関心のある方は上記の電話番号へご連絡ください。

 〈当会直近の関連記事〉 福島民報 (2月18日付)=浜通り版
                 福島民友 (2月  日付)=浜通り版
                 いわき民報(2月19日付)=夕刊


            ※ブログ作成中の現段階では、いずれも掲載日未定(順次記載)





                          



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124年に1度の節分日

2021-02-01 17:42:45 | Weblog

                               分類:催

    豆まき(節分の日)についてのアレコレ

 今年(2021)の 「節分の日」 は2月2日(明日)になります。
 この日になるのは124年ぶりで、しかも気を付けなければならないのは今年以降は4年に1度、「節分の日」 が2月2日になります。
 節分は文字通り〝季節の分かれ目〟という意味があり立春の前日を指しています。

           《春が来る、というイメージは枡(マス)豆に詰まっている》

 従って今年の立春は2月3日に当たるので、その前日(2月2日)が節分の日となる訳です。
 『節分の日』 と言えば2月3日という固定観念がありますが、実は2月2日になったり2月4日になったりしているのです。

 《例》1984年=2月4日
    1985年~2020年=2月3日
    2021年(今年)=2月2日
    2022年~2024年=2月3日
    2025年=2月2日 という具合になります。

 節分といえば 「豆まき」 が定番ですが、近年 「恵方巻き」 を食べるというのも全国的に広がってきたようです。これは元々は関西方面での慣習でしたが下種の勘繰りで言わせてもらうと、食品関係者が販売促進会議のようなデスクに取り上げて、そのアイデアが功を奏し全国に浸透していったのではないかと思われるのですが、的は外れていますかね? 〈蛇足でした〉

         《品薄になってきた恵方巻。スーパーの食品売り場で=1日午後4時頃》
 
 肝心の 「豆まき」 と 「柊鰯(ひいらぎいわし)」 についてですが、「柊鰯」 は魔(鬼)よけのためで、鬼が嫌う臭いものと尖って痛そうなもののコラボで玄関先に飾ります。
 「豆まき」 は単に鬼を追い払うというだけでなく、豆という字を深堀りすると 『魔滅(まめ)』 という当て字にもなり、「魔を滅する」 の意味合いもあるからだそうです。

              《子供たちは毎年、こんな感じを頭に描きながら育っていく》
 
 明日(2日)は枡豆を手にして家の内外で思いっ切り大声を張り上げ、鬼もコロナもあらゆる邪気を追っ払って下さい。

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