いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

磨崖仏、崩壊後の対応策

2020-02-23 17:43:04 | Weblog
                             分類:歴

                       場所 : いわき市鹿島町久保相京作

   崩壊現場の対策工事を協議
 令和元年(2019)8月24日夜に、磨崖仏のある岩山が崩壊した後の対策工事について去る2月17日に鹿島公民館に於いて、県いわき建設事務所と鹿島町連合自主防災会・鹿島町区長会が今後の対応策について協議が行われました。                            
    跡形も無くなった通称、岩薬師が崩壊した当時の惨状・手前は鹿島街道

 同建設事務所は概ね次のような工事日程の説明をし、これに伴い鹿島町連合自主防災会と鹿島町区長会では、工事中における通学児童の安全確保・地域住民の不便さ緩和・交通渋滞の抑制などを強く求めながら双方の協議で意見の一致をみました。

  【工事内容】崩れた岩魂と上部にある岩盤を小割にして搬出する。
  【工事日程】   2月25日 準備工(丁張り、伐採等)
           3月10日 岩撤去、仮設防護柵設置
           6月頃   暫定3車線確保
          10月頃   暫定4車線確保
          11月頃   法面緑化工事着手
          12月末   岩撤去完了
         翌年3月末   工事完了

         
  《平成21年4月27日(2009)市指定有形文化財に指定されていた磨崖仏の一部》   
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鹿島公民館脇の道路工事

2020-02-22 21:17:00 | Weblog
                                            分類:般

                                場所:いわき市鹿島町走熊字鬼越83-1
                                    鹿島公民館角の七本松交差点付近

   
     旧・鹿島街道の拠点だった場所の道路工事
 いま七本松交差点の側で道路改良工事が行われています。
 工事名は 「久保・下矢田線道路改良工事」 となっていますが、平・小名浜間を結ぶ旧鹿島街道と常磐⇔江名港線(県道48号)が交差している十字路です。いわき市役所小名浜支所経済土木課が行っているもので、工事は令和2年3月6日まで掛かる予定です。
 その間の工事作業時間は 8:30~17:00 までとなっています。


           《向かって右側が江名方面、左側が湯本方面へ行く道路になります》

 この場所は昭和50年初期まではT字路になっていて、湯本へ抜ける道はありませんでした。突き当りに雑貨屋の波立(はりゅう)商店=写真下。があり現在の公民館敷地は丸山といって平地になっていた頂上には忠魂碑が1基ポツンと建っていました。

                《平成28年(2016)に取り壊された波立商店》



            《忠魂碑が建っている右側の部分が鹿島公民館の敷地》
 
 正面にコンビニのファミリーマートが見えますが、丁度あの辺りに征夷将軍坂上田村麻呂将軍が延暦23年(804)、東北地方へ征途の際、この地を通り掛かり道端の一角に植えられたという七本の松(史跡)がありました。
 昭和54年の道路拡張工事の時に二代目だった松は止むなく伐り倒され、現在では鹿島公民館の敷地内に三代目になる若松が植栽されています。
 
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文芸誌風舎14号を刊行

2020-02-19 12:18:31 | Weblog
                             分類:催

                発行元:文藝風舎  事務局(福島県いわき市)


   吉野せい賞受賞者の全作品も掲載 
 毎年3月1日に発行される、いわきの総合文芸誌 『風舎』 は今号で14号になりますが、早くも今月(2月)の14日には市内の4書店に並びました。  A5 255ページ 定価500円+税

 〈販売書店〉 ヤマニ書房本店・同ラトブ店・鹿島ブックセンター(鹿島街道)         
        水野書店(植田駅前)

 潜在的に文学愛好者が多い「いわき」で、私たちが活動している文学サークル「文藝風舎」へ、文芸誌 『風舎』 を発行前から問い合わせをして下さる方々には本当に嬉しく思い、活動そのものにいつも勇気とパワーを頂く瞬間にもなり、販売日を早める起因にもなっています。


       《風舎14号の表紙(左)と、干支のカットになる裏表紙(右)》 

 風舎14号には当会会員11名の作品と、第42回 吉野せい賞受賞者4名の作品が掲載されていますが、その作品名と作者名は次の通りです。

 【文藝風舎会員】 詩集「烏の森」(第72回福島県文学賞詩部門奨励賞)竹林征人
          小説「孤塁に生きる」 箱﨑 昭
          詩集「泡立つ視野の狭窄に」 天野行雄
          エッセー「寡婦への道」 半澤りつ
          エッセー「台風十九号『いわき』の足跡」 わたなべえいこ
           エッセー「五百字のデッサン ー前ー」 山谷仁史
           詩集「エスパニア狂詩曲」 小林光一
           児童小説「怖気(おぞけ)」 大津恭子
           エッセー「夏の夜」 渋川初枝
           小説「淡雪」 松本幸子
           詩集「獏が棲む邦」 館山智子

 【第42回吉野せい賞受賞作品】 小説「朔北の人々」(奨励賞) 小磯まさひろ さん
                 小説「支店長、臨月です」(奨励賞) 高橋 健さん
                 小説「」(奨励賞) 関口卓男さん
                 小説「梅雨空」(青少年特別賞) 山田萌乃さん

◎ 文藝風舎(館山智子会長)では毎月1回集い、会員作品の合評会、順番制のフリートーク、文学講座、プロ作家の作品を通しての勉強会などを行っています。
  地元いわきで、文学道の研鑽を積みながらあらゆる賞にチャレンジして筆力アップに繋げていくのを目的としています。自作品を抽斗(ひきだし)にしまい込んでいるのではなく、「文芸誌に発表していきたい」と思われる方、書くことは好きなので同人仲間に加わって一緒に楽しみたい、という方は是非一度、気軽に当会へ見学に来てみて下さい。 
 例会場所・開催時間、交通手段等をお知らせします。 連絡先=080-5222-8671(代) 

                              
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