いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

鹿島の歳末風景

2017-12-30 21:18:12 | Weblog

                                           分類:催                                  

         今年のカレンダーはあと1日で役目を果たす                 きょう(30日)は、大晦日と正月を目前にして買いだめをしてきました。                         いまはコンビニが年中無休で営業しているし、店によっては正月でも開いているところがあるので慌てて買わなくても済むのですが、年齢のせいか身辺に備えておくべきものを備えておかないと気が落ち着きません。                                 

                                         《渋滞している鹿島街道の小神山交差点付近》  

  いよいよ、今年も残すところあと2日。年の瀬に欠かせない大掃除にラストスパートをかけて、正月の準備も万端という家庭が多いと思います。                                                             「張り切り過ぎて腰を痛め寝正月になった」とか、「照明器具の掃除で椅子から落ちて怪我をしてしまった」などというエピソードを毎年耳にするのですが、大丈夫だったでしょうか? 

                                                       《午後3時頃の鹿島ショッピングセンターエブリア店内》

 明日は大晦日。その翌日は、気が付けば年号が平成に変わって30年を迎える節目の年になります。            県内では、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から早くも8年目を迎えますが、来年こそは復興事業を更に更に加速させ、この苦い経験を決して風化させてはならないよう、国も政治も本腰を入れてくれる願いを叶えて欲しいものです。

                                          《正月用飾り物の販売は今日が勝負どころ》

  本年も、当ブログに御訪問して戴きまして心からお礼を申し上げます。                       皆さまに平安な新年が訪れますようご祈念いたします。

 

 

 

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不可解な相撲協会の運営

2017-12-28 14:08:27 | Weblog

                                              分類:外

  ファン重視と組織の方向性が問われる                           相撲は日本古来のスポーツで、戦後の駄菓子屋ではメンコにまで強豪力士の絵や写真があって、子供たちの間ではメンコ遊びもさることながらそれらを収集することが一つの目的でもあった。           昨今では、すでに引退した元横綱日馬富士の暴行問題で協会のあり方や当事者の処分の仕方などについて大きく揺れている。ことの発端は秋巡業中の10月25日深夜に酒席で日馬富士が貴ノ岩に暴力を振るい怪我を負わせたというものだった。                                                               《同じモンゴル出身の貴ノ岩(27)と日馬富士(33)》

 本来、『日本相撲協会』であれば日本人の相撲取りで構成されるのが本筋で、外人の入門が許されるのであれば、先ずネーミングを『国際相撲協会』に変更してしまった方がスッキリしていいし、そうでなけらば理屈に合わないと思う。(外人力士が年寄株を得る条件として日本国籍が必要になってくるだけで、現役力士中の殆んどは正に外国人なのだ)                                     皮肉っぽく思われるかも知れないが、単純明快に言わせてもらうと矛盾している点が多々あるからで、その例を2~3挙げてみる。                                                              ①相撲は日本古式にのっとって土俵上に女性を上げさせない。(かつて、優勝力士に女性大臣が表彰しようとしたら拒絶された)                                                                  ②日本古式をいうなら外国人力士の存在もおかしいのではないか。                                   ③相撲取りの普段着は浴衣姿が普通だが、背中にモンゴル相撲協会の名入ジャージーを着て歩くのは 『日本相撲協会』 がナメられてはいないだろうか。                                           ④横綱白鵬が黒星を喫した時に大観衆の眼前で、行事軍配の判定に抗議したこと。(行司・審査員の判定を無視した行為で前代未聞)                                                  ⑤いま、モンゴルの力士ばかりが話題に上がっているが、これまでにもハワイ、ブルガリアなどの外人力士も活躍してきたわけで、今後も強い力士がいれば各部屋は外人獲りに奔走するのは間違いのないところ。(部屋が潤うためには強い力士の存在が必須だから日本人力士だけに拘(こだわ)っていられない) ……となると、神代の時代の神事から幾多の変遷を経て、いまや完全な興業一本になっている相撲界をまざまざと見せつけられた。

                                             《 貴ノ岩と貴乃花親方(元横綱)》

 貴乃花親方の弟子(貴ノ岩)が暴行を受けて立腹するのは理解し同情するのだが、日本相撲協会という組織の中にいて、しかも部屋の親方で理事長たるものが協会を無視するような形で警察に被害届を提出するというのは全く解せない。                                               普通は、真っ先に協会へ報告をして、それと並行して警察へ届けるという順序が妥当な処理方法だと思われるからだ。しかも、場所中でありながら貴ノ岩の怪我による診断書も協会へ出さずに休場させ、本人の所在さえ明かさなかった。会社で言えば無断欠勤で、休む日数が長引けは職場放棄にもなる。                   貴乃花が現役時代には、大いに相撲界を盛り上げた人であるだけに、今回の一件では協会に物申すことがあるなら、正々堂々と自分の主義主張を世間に向かって述べて欲しかった。        

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第40回吉野せい賞展示

2017-12-12 05:02:46 | Weblog

                            分類:文

場所 : いわき市立いわき総合図書館 4階                                               住所 : いわき市平田町120(いわき駅前ラトブ内)                                                ☎ 0246-22-5552

  第41回吉野せい賞募集に使用する作品募集ポスター                              第40回吉野せい賞受賞作品(小説&ポスター)の原稿を展示                  12月8日(金)から来年の1月4日(木)まで、いわき図書館4Fで来年募集する 「第41回吉野せい賞」 の作品募集ポスターと、本年度受賞した小説作品の原稿(コピー)及びポスターが展示されています                                                     《4階図書室に設けられた吉野せい賞関連の展示物》              いわき市出身の女性作家、吉野せいの文学業績を記念して、新人の優れた文学作品を顕彰し、市の文化振興に資する目的で創設されたのが「吉野せい賞」です。                     

本年度の受賞作品(一部)   吉野せい賞正賞 小説 「草の露」 酒井正二さん             ポスター 最優秀賞  矢内士温さん                      《これまでの「正賞」作品(小説)が掲載されているうえいぶと、机上に並んで いるファイルは           40回吉野せい賞の各賞受賞者のコピー原稿》

 昭和53年度に第1回目を数えて今年(平成29年度)は、節目の第40回目になりました。        吉野せい賞には 「正賞」 の他に複数の賞がありますが、本年度は最多の受賞者が誕生しました。これまで正賞が出た時は準賞は無かったのですが、その準賞も含めて、正賞・奨励賞・青少年特別賞の各賞から合計6名が受賞しています。                                                                  

※詳細は広報 「いわき」 の12月号7ページに掲載されています。

        

  

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盗難に遭った獅子頭

2017-12-01 12:04:11 | Weblog

                                              分類:歴

                                        八坂神社                                                                                        所在地 いわき市鹿島町走熊字小和口                                            失ってしまった伝統芸能                                       かつて、鹿島地区には走熊(はしりくま)と、下矢田に獅子舞と棒術が伝承されていました。走熊を例にとると毎年、旧6月15日(新7月15日)を迎えると獅子舞と棒術がセットになって演じられていましたが、惜しくも昭和34年頃から中断しその後、復活の望みは途絶えてしまいました。                                         《子獅子の頭が盗難に遭って1つ足りない獅子頭》

 鎮守八坂神社の例祭で、宮司の祝詞奉上のあとに五穀豊穣と家内安全を祈願する行事でしたが、獅子舞が行われなくなってからは八坂神社の隣にある寺に保管してありました。                 寺の出入り口の板戸に施錠がしてなかったのが禍して、獅子頭3つの内の子獅子の頭が盗難に遭ってしまいました。3頭が揃っていたのに、なぜ1つだけが無くなったのかミステリアスな事件ではありました。                                                                                                                        《3頭揃っていた時の獅子頭》

 獅子舞が盛んな頃は、八坂神社の例祭後の旧7月17日(新8月17日)にも行われ、この日は磐城三十三観音の十七番札所でもある高照山に登って奉納舞いをしました。                      当日、午前8時頃に青年団員は団長宅に集まり、服装を調えたのち先ずそこで一通り舞い、午前十時頃になって高照山へ向かって行きました。

                                          《当時の写真から、左が蔵福寺(走熊)境内で行われている棒術・右が同獅子舞》

 

  

                                                                              

 

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