いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

お疲れさまでしたぁ

2022-09-26 12:16:12 | Weblog
                              分類:地

                       場所:いわき市鹿島町御代字柿境
    鹿島町を散策する  

  町の隙間に昔の原風景が一瞬見える
 鹿島街道の船戸の信号からバイパスのある林城の信号へ向かって行くと新矢田川橋の手前、右側の道路沿いに昔懐かしい風景を一瞬見ることができます。

      《稲刈りが済み、役目を果たした格好で立っている案山子(かかし)》

 なにが珍しいのかというと、この近辺は昭和40年代から土地開発が一気に進んで周りは御代団地や商業施設が立ち並んでいるというのに、此処(上の写真)だけが今だに田圃として残っているからです。広さは1反歩(約300坪)ほどですが毎年稲作が続けられ、稲刈りも機械に頼らないので稲束もハセギに掛けて乾燥させています。

      《田圃の前は「柿境」というバス停になっている=右側が例の田圃

 所有者が先祖から引き継いできた田畑の一部だけは何としても守ろうと頑張り続けているのかも知れないし、これだけの農地なのでバインダー(稲刈り機)など購入する必要もないと思いながら、1年を通して楽しみながら汗を流しているのかも知れない。
 そんな事をいろいろ推察しながら見ていたらモノも金も無い時代だったけれど、その時代にタイムスリップした感じがしてきました。
 昔懐かしい原風景に出会えました。

        住宅地に挟まれても、今なお健在であり続ける田圃の全景
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郵便受け横の高砂ユリ

2022-09-05 18:06:37 | Weblog
                            分類:PV

   根性高砂ユリに心が癒される
 自宅前の郵便受け側に今年も見事な『高砂ユリ』が咲く時節になりました。
 誰も球根を植えてはいないので自生ものですが、不思議なのは家の周りにも付近の山を見渡しても高砂ユリは見当たらなく、咲いているのはこの1カ所だけです。しかも根元は石積み垣とアスファルト舗装の僅かな隙間から出ていて、毎年これだけの花を咲かせてくれるから「根性高砂ユリ」なのです。
     
      《配達員さんへ主に代わって感謝と御礼を言っているように見える

 高砂百合は日本全土に分布するユリ科ユリ属の球根性多年草というから、そうなると鳥が球根を運んでくるのはあり得ない。人であっても石とアスファルトで固められている数ミリの隙間に植えようがない。 正に〝不思議なユリの花〟としか捉えようがありません。
     
             《毎年、花数が増えていく高砂ユリ
   
 最初に見た時は、てっきりテッポウユリかとばかり思っていたのですが調べてみると、「高砂ユリ」と「テッポウユリ」の違いは、「高砂ユリ」は花の長さが15~20センチ、直径は約13センチほどのラッパ状の花被片6枚で、花色は白を基調とするものの薄い紫色の筋が入るのだそうです。
 テッポウユリには似ているものの、葉は細長く、幅約1センチ、長さ15センチほどの線形の葉を密につけることから、日本では「ホソバテッポウユリ」とも呼んでいるようです。

 結論=我が家に咲いた謎の「ユリの花」は間違いなく高砂ユリなのでありました。
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