いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

秋の気配を深めた一雨

2020-08-31 07:08:47 | Weblog
                                          分類:PV

   山里に 悲鳴が上がる 蝉の声

 夜明けが遅くなり夕暮れが早くなってはきたが、日中はまだまだ真夏そのもので、朝(5時)でも部屋の中の温度計は28度を指していて、昼夜を問わず厳しい暑さが続いたせいでセミや虫たちの鳴き声が悲鳴に聞こえてきたりした。

 ところが今朝(31日)は25度で、いつもとは違う凌ぎやすさを感じたが、これは夜半に一雨来たので大気の温度が下がったからだった。

 毎年、軒下に真っ赤に実る鬼灯(ホオズキ)はお盆飾りに使うのに最適で、全部切り取って利用したのだが、今になってやっと実らせたホオズキが1本ある=写真下。


 背丈が低く、みんなに置いてけ堀にされたホオズキだったが、必死になって2個実らせた姿を見ていたら何だか愛おしくなってきた。

『よく頑張ったね!』
 私は無意識のうちにホオズキへ、そう声を掛けていた。


 【関連記事】平成27年(2015)7月14日
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いわき ひとまち百景展

2020-08-07 11:21:46 | Weblog
                                           分類:催

                           場所:鹿島ショッピングセンター エブリア
                           企画:株式会社 いわき印刷企画センター


   いわきの景観を居ながらにして堪能

                   会場になっているエブリア2Fのギャラリー》

 いわきの景色や街並みが描かれた、親しみのある水彩画イラストの展示会が、いま鹿島ショッピングセンター エブリア(2F・文房具ペンシルの裏側)で開催されています。
 イラストレーターの上野啓太氏が描いた 『いわきひとまち百景展』 がそれで、市内の景観を水彩画による優しいタッチで存分に表現されています。

            清楚で、広いスペースに数多くの絵画が架けられている

 絵画はメインとなる 『いわきの風景』 の他に、ふくしま関連のものや、コラボイラストもあり一巡すると、夏の暑い盛りから逃避してゆったりと、いわき市内の観光を済ませた気分にさせてくれました。
 中には今のところ現実では見られない、磐城平城の復元(イメージ)絵画もありました=写真下。

             物見が丘に勇姿を見せて城下に威厳を見せる磐城平城

 「磐城平城」 は別名 「龍ヶ城」 ともいい、慶長8年(1603)に鳥居忠政が築城しましたが、戊辰戦争により落城し現在では僅かに石垣が残っているだけです。
 この絵は、平城の復元イメージを表していますが、いわき市民は通称 「お城山」 にこのような本物の 『磐城平城』 が実現する夢と重ね合わせながら鑑賞しているのではないでしょうか。
                  
             ・写真の上をクリックすると、大きな画面が表示されます

    いわき ひとまち百景展は、8月18日まで展示されています。
        鹿島ショッピングセンター エブリアの営業時間
       AM10:00~PM8:00まで
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ネズミ算ならぬコロナ算?

2020-08-05 09:51:44 | Weblog

                            分類:報

    お盆帰省のあとに待っているもの

 物が急速に増えていく現象を例えて 『ネズミ算』 といいますが、日本における昨今の新型コロナウイルス感染者数の推移をみていると 『コロナ算』 という表現をしたくなってきます。
 7月の4連休前の時に、これでコロナウイルスの全国的な拡散がスタートするのだな、と感じたのですが案の定、連休後にはこれまでに感染者が一人も出ていなかった県にまで波及してしまいました。

          《 国内感染者の増加グラフ (テレビユー福島から) 》
 政府が推し勧めている、人の移動を促す観光支援事業の 「GO TO トラベル」は、場合によっては大事な人の命を奪ってしまう 「強盗トラブル」 と化してしまうのではないかと危惧しています。
 不要不急の外出は自粛を求めておきながら、一方では観光地へ足を運ばせようとするアンバランスな施策に首をかしげざるを得ません。
 これまでの感染者は 「夜の街」 が多いと発表されてきましたが、最近では 「家庭内」 での感染者の多さが顕著になってきました。 こうなったら自然発生的に増えていくのは必至です。

   《 うがい薬の使い方で抑制効果があるというパネル (福島中央テレビから) 》

 大阪府の吉村知事が、ポビドンヨードを含むうがい薬は新型コロナウイルスの抑制効果があると記者会見で発表しました。 「この薬はどこの薬局でも市販されている」 とも言ったものだから全国の薬局ではその日の内に、ポビドンヨード系のうがい薬が忽ち品薄になるか、品切れになったというニュースを放映していました。
 しかし、医師や専門家の中には効果がないとは言わないまでも現段階では確定的ではない、という意見もあります。

 いよいよ、お盆も間近に控えて 「我が家ではポビドンヨードを含んだうがい薬を使用しているので大丈夫」 などと安心せずに、やはり不要不急の外出は避けたほうが無難な時期です。
 本当の意味で 『自粛』 を求められているのは、正に今ではないでしょうか。

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高寺山の草刈り作業

2020-08-02 16:43:24 | Weblog
                               分類:地

                磐城三十三所観音霊場
               第十七番札所 
高照観音 いわき市鹿島町走熊高寺山

   
恒例、走熊旧戸数の人たちによる草刈り作業
 毎年8月の第1日曜日の午前8時からは旧部落戸数の人たちが集まり、高寺山(たかでらさん)の上り口から観音堂までの約800mの道普請(みちぶしん)と草刈り作業をすることになっています。
 今年は22軒(22人)中、17人が参加し4人が不参加、1名が当日の都合で予め主要部分の草刈り作業を済ませてくれていました。

      《高寺山上り口へ集合時間に合わせて集まってきた地元の人たち

 枯れ枝があり、落ち葉が積り、湿地部分があり、上りずらい岩肌の道を、往復2時間掛けての作業は丹精込めた手入れによって、17日に行われる 『高照観世音祭典』 を迎える準備が完了しました。

        《写真は平坦な山道だが参詣にしては険しい道もある

 高寺山は海抜126mあり鹿島町では最も高い山で、観音堂から頂上までは10mくらいですが、上まで上り切ると三角点(※三角測量の際の基準点)があり、見晴らしもよく、いわき全体が一望でき勿来、小名浜の海岸や平市街、北は広野の火力発電所の煙突までが見えます。

 磐城三十三所観音霊場の中では難所とされ、片道20分は掛かる道程ですが季節を問わず各地から参詣に訪れる方たちには、それだけ御利益も倍増すると思いながら登坂して欲しいです。

 
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