いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

鹿島に残る石仏の講演

2019-03-27 13:41:50 | Weblog

                              分類:催


                      鹿島民俗見聞会                                                                                           事務局 ☎0246-43-2150


   報告と講演の集いを開催                           昨日(26日)は鹿島公民館で 「鹿島に残る石仏(神)」 というテーマで、その報告と講演がありました。     鹿島民俗見聞会では約1年をかけて、会員が鹿島地区の石仏(神)の調査活動を地道に行ってきた結果を冊子にまとめた(写真下)もので、当日の聴講参加者に配布されました。                                限定部数の非売品という貴重なもので、その調査活動報告と並行して丹野香須美先生(日本民俗学会会員、いわき市及び広野町の文化財保護審議会委員(民俗))が、石仏に纏わる専門的な解説と私的な疑問や時代的な考証の必要性などとを熱く語りました。                                                                           《調査報告書の内容一部・17~18ページ》      


  鹿島民俗見聞会では、地区に残る伝統・伝承文化を見聞し、その知識を深め、同時に会員相互の交流・親睦を図る会で入会自由です。                                              同会の次回開催日は、4月20日(土)で、鹿島文具センター(鹿島街道)の2階で、10時から行われるので興味や、関心のある方は参加してみては如何でしょう。                                                                                     《丹野香須美 講師》                   小松隆 会長の挨拶》                   


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セブンイレブンの朝市

2019-03-09 12:11:22 | Weblog

                            分類:催


                                                                                                       セブンイレブンいわき鹿島走熊店                                                                        いわき市鹿島町走熊字四反田31-1


    店頭での野菜販売が好評                                 鹿島街道 (小名浜~平線) にはコンビニのセブンイレブンが5店舗あるが、1月31日にオープンした 「いわき鹿島走熊(はしりくま)店」 では、土曜日に開催する野菜市が人気を得ている。            
  朝の9時から販売を始めて商品が無くなり次第終了となるが、開催回数が増すごとに街道を車で走行する人達の知名度が増してきて終了時間が早くなってきた。
                                                                               店頭で新鮮野菜が安く販売されていた


   今日の目玉商品としては、茨城産の人参が1袋90円、同県産の小松菜1束70円、熊本産しらぬい4ケ入り350円、他にもほうれん草、玉ねぎ、大根、果実など、品揃いが豊富だった。                                                                                                                                                     超目玉商品を完売して一段落したセブンイレブンの全景


  このセブンイレブンは、ブックオフ と wonder GOOがある十字路の信号角にあります。


                           

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水素元年は鹿島の町から

2019-03-07 06:19:18 | Weblog

                             分類:地                                                                                                           いわき鹿島水素ステーション                                                                    いわき市鹿島町走熊字四反田1-1            水素社会の先進地としてスタート                                            当ブログの1/12付で既報のように本社が勿来にある根本通商(株)では3月5日、鹿島街道(県道26号線)に 「いわき鹿島水素ステーション」 の営業を始めて、民間事業者や行政関係者による開所式が行われました。                                                                          この水素供給所の誕生は県内では初めてで、東北では仙台に次ぎ2カ所目となります。商用定置式の水素供給施設で将来的には、浪江町で建設中の水素製造拠点で製造された再生可能エネルギー由来の水素販売を目指すものとしています。新たなエネルギー社会を築く拠点として、大きな期待が寄せられています。                                                                                                                         《看板が目新しい水素ステーション

【水素ステーションの設備概要】                                     名称 : いわき市鹿島水素ステーション                                  形式 : ガソリンスタンド併設(水素供給能力)300N/h、定置式タイプ            営業開始(開所)日 : 平成31年3月5日

【水素ガスの特徴】                                   水素で作った電気で走るため、走行時に排出ガスを出さない。                   排出するのは水素と酸素が結び付いて出来た水のみ。                           航空機でも使用されている炭素繊維を使ったタンクや衝撃吸収フレームなど、ガソリン車と同時の安全性を確保している。                               壁面のロゴデザイン               県内初の設置となった定置式水素ステーション

 トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)MIRAI(ミライ)は、電気自動車に比べて、短時間の充填で長い距離を走れるという特徴があります。                                                  水素の充填時間は、MIRAIを例にとると約3分で4,6㌔(1㌔当り税込み1300円)の水素を充填することができ、走行距離は650㌔といわれています。                                           燃料電池自動車トヨタ(MIRAI)の価格は現時点で安いとは言えませんが、各種の補助金が出るので今後は一般車の普及も含めて、FCVやFCの路線バスへと波及していくのはそう遠い日ではないと思われます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真尾倍弘・悦子夫妻のこと

2019-03-04 08:56:11 | Weblog

                            分類:PV                                                                   真尾倍弘・悦子の会                                                                         連絡先  0246-56-2596(鞍田方)


 いわきを、こよなく愛した二人の足跡                                   真尾倍弘(ましおますひろ)・悦子夫妻は、東京の出版社で編集の仕事に携わっていたが、その後に土浦(茨城県)を経て、昭和24年(1949)3月に平市(現・いわき市)に引っ越してきた。                              最初は旧城跡の丹後沢の畔にあるボート小屋を借りての生活だったが、倍弘は4月に 「いわき民報社」 に職を得ると、間もなく 『現代詩研究会』 を発足して詩誌 「氾濫」 の準備号を作った。                           しかし、倍弘は持病の喘息が悪化して新聞社は1年ほどで退職。住む家は大町、六人町、平窪へと引っ越しを繰り返し、最終的には胡摩沢に落ち着き、出版社の 『氾濫社』 を立ち上げて「氾濫」第1号を発行した。悦子が書いた小説 「たった2人の工場から」 はこの頃で、NHKで放映された。                                                                                                                      《手動式印刷機と文選棚の前で作業中の二人》  


 悦子は苦しい生活の中で裁縫の内職をしたり、結婚前に誂えた着物を質に入れたりして、夫婦で手動式の活版印刷機で 「月刊いわき」 を発行したり、詩集や歌集などを次々に出している。                  昭和34年(1959)頃には、好間の菊竹山にある吉野(三野)混沌・せい夫妻を親子で訪ねて、その当時の模様を 『悼(いた)み』 という作品の中で書いている。                                                                                  《左の2番目から三野(吉野)混沌、真尾悦子、吉野せい》 


  いわきに13年間住んで苦労した場所だったにも拘わらず、 『気ままの虫』 (影書房・刊)では、悦子が七十歳を過ぎてから、いわき平の思い出を回想している「引っ越しごよみ」というエッセイがある。                                                               〝東京へ戻ってきてから三十年近い年月が過ぎたが、そこ(平)はいまも何だかだと訪ねる機会が      多い、生まれ所在にも似た身近な町なのである〟 と、その思い入れの深さを記している。


 真尾倍弘・悦子の会は、夫妻の活動や作品について、年に4回(3/6/9/12月)会員が気楽に集まって、夫妻を偲び功績を讃え、活動しているサークルです。                                       真尾夫妻についてご存知の方、どんなに些細なものでも結構なので資料をお持ちの方、興味のある方は、前述の開催月の第1土曜日13時30分に、いわき総合図書館(ラトブ5階)のグループ閲覧室までお出で下さい。(・分からない時には受付でお聞きください)                                                                                                                     


    FACEBOOKでの 真尾倍弘・悦子の会  もご覧下さい                                            


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鹿島の石仏を再認識する

2019-03-02 10:46:31 | Weblog

                            分類:歴 
                                                                        
鹿島民俗見聞会 ☎0246-43-2150(駒木根)
                         又は0246-29-6651(小松)  

  
仏(神)の調査報告と講演会                                   鹿島民俗見聞会 (会長・小松隆氏) では、鹿島地区の石仏(神)について調査活動を行ってきたが,その成果が表れ、次のステップに移る段階までに至った。
 地道で根気の要る調査は約1年をかけて行われてきたもので、活動の成果は今後の鹿島
民族遺産の再認識と継承に大きな役割を果たすものと期待されている。


  この石仏の調査報告をベースに、地域に残るいろいろな民俗遺産の現況や、それらを学ぶことの楽しさを、丹野香須美氏(日本民俗学会会員・いわき市及び広野町の文化財保護審議会委員 民俗 )の講演が下記の日程で行われます。



 

日時 : 3月26日(火) 10:00~  場所 : 鹿島公民館                                                  報告 : 「石仏調査活動」について……駒木根通夫 氏(事務局)                    講演 : 「鹿島に残る・石仏(神)」 ……丹野香須美 氏 


    ◎ 聴講は無料で、一般の方歓迎                                        


    鹿島民俗見聞会は、地区に残る伝統・伝承文化を見聞し、その知識を深め、同時に、会員相互の交流・親睦を図る会で、この主旨に賛同できる方の入会も募っています。                                                                                                      【鹿島地区には石仏に限らず、石塔・石碑・石柱など多数あるが、その一部を紹介します                                                                                          《十九夜さまの像=走熊》         


                                       《高寺山にある観音石像》


                                                                         《十九夜さまの像=三沢》


                                                                                                                  《阿部貞任・宗任の供養塔=三沢》                


                     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする