おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

鳥居とタチアオイの絵

2018-07-07 11:56:32 | 福島

 この前「かみ」というテーマで、雲間から光の差し込むヤコブの梯子を題材に絵を描いたが、曇天の空のせいで絵が暗くなってしまった。ドラマチックな騒々しい絵よりも、静かで落ち着いた絵を描きたい僕としては、どうしても気に入らない。そこで同じ「かみ」というテーマで題材を探すうちに、平凡な風景として、この辺でよく見かける鳥居の絵を描くことにした。

 せっかくなので実際にはそこにはなかったタチアオイを描き足すことで季節感を出し、背景の階段の先にあるお宮は省略することにした。色数も抑え、鳥居の色とドリのバンダナの色もまったく同じ色にした。ドリだけでは絵に締まりがないため、紺色のトトを描き足すことで絵の中に動きを出すことにした。絵としてうまくいったかどうかはわからないが、少なくとも平和な絵になったことは間違いないだろう。

 タチアオイという花は、下から順番に咲いていき、てっぺんの花が咲く頃に梅雨が終わる。関東では梅雨明けしたそうだが、福島ではタチアオイがてっぺんに花を咲かせている。そろそろ梅雨も終わるのだろう。

コメント
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