おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

ススキの表現

2016-12-15 10:52:11 | 福島

 二カ月に一回、テーマを決めて作品作りをする会の12月のテーマが「あける」なので、色々頭を悩ませている。すぐに描いたのが「窓を開ける」絵だったが、あまり目を引くような仕上がりにならなかったので、それを提出するのは諦めた。

 夏に描いた夜明けの絵があるので、それも気に入っていたのだが、「あける」という12月のテーマには新年を迎えるという意味合いもある。夏の絵というのもどうかと思うので、新たにこの季節の夜明けを描くことにした。

 というのも、秋になり早朝の散歩に出ると、夜明けが遅くなったせいもあり、毎日のように日の出を拝むようになる。家を出るときには薄暗かったのが、陽が射し始めると雲や山や木々や草が一斉に輝き出す。そんな中でも、遠くに見えるススキの穂が金色に輝く様はほかを圧倒している。

 そこで写真に撮ってみるのだが、カメラが勝手に補正をしてくれるせいで、なかなか目で見た通りには映らない。やはり人間の目とカメラではずいぶん仕組みが違うのだろう。

 では、ということで今回「あける」のテーマに、朝日に輝くススキの穂を描いてみることにした。季節で言うと秋から晩秋にかけてというところだろうか。

 いろんな物をカットして、単純な構成にしたのが成功したんじゃないかと、とりあえず納得している。

コメント
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