フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

緑の山河

2017年03月22日 22時23分50秒 | つぶやき
某右寄り教育をする学校が槍玉にあがっているのを見て、まあ安く土地を買えたシステムははっきりさせて欲しいと思うが、教育内容まであれこれ言われているのを見て、良い時代になったのかそうでないのか分からんな、という思いを新たにする昨今。今それを槍玉にするなら、ぬたりの時代くらいまでのソフホーズコルホーズ万歳も当時槍玉に挙げて欲しかったがなあ。・・・と思って、なにやら懐かしい響きだわなあ、と感慨しきり。ソビエト崩壊から20年以上、もう学校教育でも教えてないんだろうなソフホーズとコルホーズ。
ぬたりのブログ読む人にまさか若い人はいないだろうから、いまさら語句を説明する必要は感じないんだが、検索で飛んできた若い人向けに簡単に説明すれば、ソフホーズとコルホーズは、かつて存在したソビエト連邦にあった農場のこと。
国営農場がソフホーズ、日本で言う農協みたいな半官半民の集団農場がコルホーズ・・・とまあ、偉そうに言ってますけどもぬたりもどっちがどっちか分からず、ついさっきウィキペディアで調べたわ。中学の社会科の石田先生すみません。教えて貰った社会科の知識はすっかりどこかに置いてきましたわ。
さて話は学校教育に戻るが、「みんなで平等に働いてみんなで平等に対価を得てみんなで助け合う」という共産主義の理想は、どうも学校教育の目指す先とリンクしやすかったらしく、かつて共産主義指向が強い教育者が多くいて、教職員の労働組合である日本教職員労働組合(いわゆる日教組)もその色が非常に濃かった。んで、「みんなで働くみんなで対価得る」の分かりやすい例として、ソフホーズとコルホーズを礼賛する教職員がかつてはそれなりの数いたわけさ。
ま、昨今話題の学校も共産主義を礼賛する教師も絶対数は多くないわけでな。ぬたりもそれっぽい教師がいることはいたが、直接的に共産主義礼賛を聞いたことはない。前述の石田先生も別に思想的なことは何も言ってなかったしな。
それにしても、話の流れでソフホーズやコルホーズと話題にしたが、なんか逆に語句が新鮮に感じるのはなぜかしらね。多分、旅行好きで地図見てれば1時間でも2時間でも過ごせる今のぬたりにとって、地理用語ってのは興味を引く内容なんだろうな、と。子供の頃にはそういうのなかったから、地理という教科に関しては得意でも不得意でもなかった。
だから今中学の地理の教科書とか読んだら案外面白く読めるんじゃあるまいか? ボーキサイトとか太平洋ベルト地帯とかてんさい(ビート)産地比率とか、正直もう20年以上会話に出したことすらない様な単語とまた会えるってのは、なんかちょっとうれしい様な気がしませんかね。アマゾン叩くと教科書って古本はいくつかヒットするのな。JCが使った古本ならまだ良いけどなあ(犯罪的思考はそこまでだ)

ま、アレっすよ。学校の仕事なんてしょせん勉強の仕方を教えること。その程度しかやらない学校や教師に過渡に期待はしないが吉、ってことかな。学校で勉強する気、教えてもらう気ばかりで、自ら学ぶ気、学校以外で勉強する気があまりなかったぬたりが高校で落ちこぼれたのは、まあ今から考えれば当然だったんだわな。今から思えば惜しいことをしたもんだ。まあ人生をやり直したくはないがな。
コメント
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