対北朝鮮の、アメリカ先制攻撃が現実になりつつあると考え始めた。その重大徴候を上げてみよう。
①近年のアメリカが「ならず者国家」を潰すというのは、アフガニスタン、イラクで証明済みである。今の「ならず者国家」筆頭の北朝鮮についても「完全に破壊する」とトランプはこの1年繰り返してきた。さらには、「対話を受けるなら核放棄が前提」と述べてきたが、北がそういう対話の席に着くとは到底思えない。
②中国は既に北朝鮮の核放棄説得を諦めている。さらに、北との国境沿いに難民キャンプの準備を始めたようだ。
③この27日新聞は、アメリカのこんな悲観的情勢を伝えている。国務省北朝鮮担当特別代表ジョセフ・ユン氏が、3月2日付けで辞任すると米国務省が明らかにした。オバマ前大統領が北朝鮮の核・ミサイル問題をになう特別代表に任命して以来、この任に当たってきた「対北対話派」筆頭の人物である。このことを、トランプ大統領府に対する不満表明だと報道するアメリカ・マスコミが多い。トランプ政権になって1年、外交の府・国務省が政権から疎外され始めたことへの「やってられない!」といういくつかの報道の一つなのである。
④こういう情勢を前にして、日本政府の対応の何とトロイことか! 「瀬取り取り締まり」に世界一熱心で、米韓ももっと熱心にやれとけしかけている始末。安倍首相がまた、わざわざ韓国大統領にこう念押しをした。
『韓米軍事大演習を延期するな』
外務省駐米大使・佐々江賢一郎は27日のその離任関連記者会見で、上に述べたジョセフ・ユン辞任に関わってこんな脳天気を語っている始末。
『驚いた。朝鮮半島問題の専門家で、これから重要な局面に差し掛かる時点で辞めるのは残念だ』
これらの日本政府関係者は、本当に北が核放棄に応ずると考えているのだろうか。そんな事が考えられるはずがないのである。ありもしない「大量破壊兵器」の罪状で潰された「ならず者国家」イラク・フセインを観てきた以上は、北が核を放棄するはずなどないと、僕は断言したい。
こうして結論。北は核を放棄しない。アメリカは核に関係なく「ならず者国家」にはチキンレースを仕掛けた末に、これを潰す。
こうした情勢を捉えているのかどうか、日本政府の何と脳天気に見えることか。沖縄やソウルに核が飛んでくるかも知れないのに、自分らは関係ないような顔をして、世界一熱心に対北朝鮮特別制裁にせっせと励むばかり。おまけに前記の佐々江駐米大使は、27日記者会見でこんなことまでを語ったそうだ。
『(佐々江氏が駐米大使に就任した2012年以来、日米)同盟関係は深化し、拡大した。活発に首脳会談し、かくも充実したやりとりが行われたことはかってなかった』
その「充実」の最大「結実」が北への米先制攻撃実現への日本の寄与だとしたら、これは飛んでもない「充実」と言えないか? 前例踏襲だけで育った官僚らは、非常時にはかくも脳天気という証明になる。それとも、沖縄に核が落ちようがソウルが戦乱に沈もうが知ったことではないと、僕らは首相の顔色だけを見ているよと、そんな姿勢ということか? とはまた、立派な官僚の鏡!
①近年のアメリカが「ならず者国家」を潰すというのは、アフガニスタン、イラクで証明済みである。今の「ならず者国家」筆頭の北朝鮮についても「完全に破壊する」とトランプはこの1年繰り返してきた。さらには、「対話を受けるなら核放棄が前提」と述べてきたが、北がそういう対話の席に着くとは到底思えない。
②中国は既に北朝鮮の核放棄説得を諦めている。さらに、北との国境沿いに難民キャンプの準備を始めたようだ。
③この27日新聞は、アメリカのこんな悲観的情勢を伝えている。国務省北朝鮮担当特別代表ジョセフ・ユン氏が、3月2日付けで辞任すると米国務省が明らかにした。オバマ前大統領が北朝鮮の核・ミサイル問題をになう特別代表に任命して以来、この任に当たってきた「対北対話派」筆頭の人物である。このことを、トランプ大統領府に対する不満表明だと報道するアメリカ・マスコミが多い。トランプ政権になって1年、外交の府・国務省が政権から疎外され始めたことへの「やってられない!」といういくつかの報道の一つなのである。
④こういう情勢を前にして、日本政府の対応の何とトロイことか! 「瀬取り取り締まり」に世界一熱心で、米韓ももっと熱心にやれとけしかけている始末。安倍首相がまた、わざわざ韓国大統領にこう念押しをした。
『韓米軍事大演習を延期するな』
外務省駐米大使・佐々江賢一郎は27日のその離任関連記者会見で、上に述べたジョセフ・ユン辞任に関わってこんな脳天気を語っている始末。
『驚いた。朝鮮半島問題の専門家で、これから重要な局面に差し掛かる時点で辞めるのは残念だ』
これらの日本政府関係者は、本当に北が核放棄に応ずると考えているのだろうか。そんな事が考えられるはずがないのである。ありもしない「大量破壊兵器」の罪状で潰された「ならず者国家」イラク・フセインを観てきた以上は、北が核を放棄するはずなどないと、僕は断言したい。
こうして結論。北は核を放棄しない。アメリカは核に関係なく「ならず者国家」にはチキンレースを仕掛けた末に、これを潰す。
こうした情勢を捉えているのかどうか、日本政府の何と脳天気に見えることか。沖縄やソウルに核が飛んでくるかも知れないのに、自分らは関係ないような顔をして、世界一熱心に対北朝鮮特別制裁にせっせと励むばかり。おまけに前記の佐々江駐米大使は、27日記者会見でこんなことまでを語ったそうだ。
『(佐々江氏が駐米大使に就任した2012年以来、日米)同盟関係は深化し、拡大した。活発に首脳会談し、かくも充実したやりとりが行われたことはかってなかった』
その「充実」の最大「結実」が北への米先制攻撃実現への日本の寄与だとしたら、これは飛んでもない「充実」と言えないか? 前例踏襲だけで育った官僚らは、非常時にはかくも脳天気という証明になる。それとも、沖縄に核が落ちようがソウルが戦乱に沈もうが知ったことではないと、僕らは首相の顔色だけを見ているよと、そんな姿勢ということか? とはまた、立派な官僚の鏡!
北朝鮮による、沖縄への核攻撃があるかもしれないと、認めているんだよね?文ちゃん?
こんな戦争をアメリカは敢行したのである。このイラク戦争を思い起こすと、アメリカには狂気が潜んでいるとしか僕には思えないのである。ちょうど、国民が何人死んでも銃所持を禁じられないような狂気!
こういう動きを察知したからこその、文大統領必死の南北融和工作。アメリカ国務省の諫言的離反。
これに比べて日本官僚たちの何と長閑なことであるか? おまけに日本国首相は韓国首相に面談して、「演習を延期するな」「強制制裁をもっと厳しくせよ!」とけしかける始末。安保条約国なのに蚊帳の外に置かれているのだろうか、知っていて長閑な振りをしているのだろうか? 酷い政府を持ったものだ。
制裁強化などで、いつか北が音を上げて、核放棄を言い出すにちがいないと決め込んでいる? そんなはずはないのである。相手は、あの30台半ば血気盛んな馬鹿首領様。フセインやカダフィの末路をも観ていることとて、絶対に放棄はしない。核とともに心中していくと、僕は愚考してきた。
北の核ミサイル発射について、僕はいつもこう述べてきたのである。
「向こうから先には、撃てない核」
一般に核ミサイルを撃たないと述べてきたわけではない。このことと、アメリカが先制攻撃を掛けた場合にはということとは、全く状況、意味合いが違ってくる。そうなった場合の北はあらゆる足掻きをするだろう。
文章が読めず、味噌も糞も一緒にしてばかりの君らしい反論に、笑っているだけだ。
いつも、こんな質問ばかりを、ご苦労様。
この国が核を開発してきたこと自身が、フセインのようにならないためなのでね。
何度も言うが、「核を持っているだけでその国を潰しても良い」とは言えない。50万以上を殺して、イスラム国と膨大な難民を生んだイラク戦争には何の大義もなかった。アメリカこそ「ならず者国家」である。違うなら証明してご覧。
僕はアメリカを潰したい訳じゃない。「国際的ならず者国家」の行為を止めよと言っているだけだ。
自分が書いたトリぐらいは、つけたら?
グウの音も出ない?