アメリカ永年の執拗極まるイラン潰し工作がまた一つ暴露された。そんなニュースが今日の中日新聞7面に載っている。左最下段隅近くの小さなその記事の見出しは『イラン非難声明 カタールが賛否を保留』とある。22カ国が参加したアラブ連盟会議のこの声明自身に反対したイラク以外にも、カタールから疑問の声がこの様に上がったと伝えている。
『首脳会議は、イランと周辺国の関係を考慮するのではなく、米国のイラン政策を採択した。外交方針に反する部分があるため保留する』
それにしても、アメリカが「解放」したはずのイラク政府から、どうして反米にも等しい「イラン潰し反対」の声が上がったのか。フセイン時代から、イラクはイランと仲が悪かったはずだが。
また、このアメリカのイラン潰しに関連して、最近アメリカから頻繁に激しく喧伝されてきた「イランの脅威」なるものに関わる池上彰の記事を週間文春で読んだが、酷いものだった。「イランがホルムズ海峡を機雷封鎖すると述べている」ということを起こりうる事実と見た「タレ、レバ」の内容なのだ。今時こんなアメリカよりの記事を書くよりも、「イランに戦争を仕掛ける」と長年、明確に叫び続けて来たアメリカの政策、行動を記事にする方が遙かに世界にとって緊急性、切迫性があるはずだ。彼の一つの立場というものを観たような気がしたものだ。
『首脳会議は、イランと周辺国の関係を考慮するのではなく、米国のイラン政策を採択した。外交方針に反する部分があるため保留する』
それにしても、アメリカが「解放」したはずのイラク政府から、どうして反米にも等しい「イラン潰し反対」の声が上がったのか。フセイン時代から、イラクはイランと仲が悪かったはずだが。
また、このアメリカのイラン潰しに関連して、最近アメリカから頻繁に激しく喧伝されてきた「イランの脅威」なるものに関わる池上彰の記事を週間文春で読んだが、酷いものだった。「イランがホルムズ海峡を機雷封鎖すると述べている」ということを起こりうる事実と見た「タレ、レバ」の内容なのだ。今時こんなアメリカよりの記事を書くよりも、「イランに戦争を仕掛ける」と長年、明確に叫び続けて来たアメリカの政策、行動を記事にする方が遙かに世界にとって緊急性、切迫性があるはずだ。彼の一つの立場というものを観たような気がしたものだ。