九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

ザックジャパン(40) 五輪男子サッカー総括  文科系 

2012年08月11日 13時01分37秒 | スポーツ
五輪サッカー・グループリーグ第1戦が終わった7月27日のここに、こういう予想を書いた。
さて、グループリーグ残り2戦、これを1勝1分けなら首位勝ち抜けが確定して、次は多分エジプトと当たる。これに勝てばベスト4で準決勝の相手は多分、ついこの前に勝った強敵・メキシコ。ここでおそらく負けると思う。今回のこのメキシコチームは、スペイン、ブラジルと並んで優勝候補の一角なのであって、二度目は勝てないと見た。守備が見違えるように良くなった日本だが、メキシコは中距離シュートも含めて恐ろしいほどの得点能力を持っている。】

 上の文の後、8月6日に書いた「メキシコ戦!」では、「ここまで見て来て、今は互角」と予想修正をしたのだけれど、ここまでの結果は残念無念。今後に向けて大事な事は、上記文中でこれだと思う。『守備が見違えるように良くなった日本だが』と。
 さて、その後の展開を見終わって本日いま、別の所にこんな投稿をした。

 一言 :文科系 投稿日:2012/8/11 12:07:36 返信
 ここまで来たからこそ、僕も腹立ちが大きい。「嬉しがらせて、泣かせて消えた」ってね。でも、ものは考えよう。シドニ―から後北京五輪まで3大会は何もなくって、監督・反町はぼろくそに言われたんだから。その屈辱からこそ、本田、長友、岡、吉田らが大きく育ち、北京の監督・反町も良い監督になった。
 リアクションサッカーは確かだけれど、それにしては韓国と比べてロングの放り込みが下手なままだったのも悪く、攻撃が全てに中途半端だったと思う。でもかってなくいろいろ勉強できた五輪のはずだ。50年ぶりでベスト4まで来たからこそ、世界を学べたことも多かったにちがいない。メキシコ戦、メダルがかかって死に物狂いの韓国との戦いなどね。これを生かすも殺すも選手のこれから次第。大津を筆頭に、清武、吉田、鈴木らの急成長を期待しよう。(後略)

 大津、清武、吉田、鈴木たちのこれからに期待したい。各年齢世界大会で負け続けてきて弱かったはずのこのチームが、50年ぶり史上2回目に五輪ベスト4に入ったのがむしろ奇跡なのである。吉田、徳永がこのチームに持ち込んだ守備組織こそ、その原動力。日本の特長、黄金の中盤と同様に、守備の文化もどれだけ大切なものか。そう見直される一里塚になった大会だったと、僕は信じたい。「日本人は守備の文化がない」、日韓ワールドカップのトルシェ監督の言葉である。サッカー少年、少女のあいだでこの文化が変わっていく特大の一里塚が打たれたのだ。東、清武はもちろん、大津も永井も前線からのプレスに走り回っていたあの姿! 彼らの守備次第で、後ろの守備も全く変わってくるのである。オーバーエージ組にしてキャプテンを務めた吉田が、口を酸っぱくして叫び続けてきた事だった。
「トップ大津にプレスに行かせるのかどうか、ボランチなどはそこをはっきりさせろ。でないと自分らの動き方が分からんだろう!」

 さて折しもA代表監督は、「カテナッチオ」という守備文化で世界に名を轟かせたイタリアの人。「こんな対面プレスのやり方は、日本のどのチームもやっていないはず」。これは、ザックが入った最初の頃、真っ先に手を付けた守備練習についてあがった選手たちの声である。身方陣深くのサイドで敵ボールに向かい合ったときの指導法についてだった。「後ろや脇の状況など一切気にせず、そんなことは他の選手の責任だと任せて、ただボール(を上手くさばかれないよう)にだけ集中せよ」という指導だった。
 このチームの誰が、これからA代表に入ってくるだろうか。一例だが、日本が最も薄いのはセンターバック。ここが若手の狙い目だと思う。香川、本田、遠藤と攻撃陣や、長友、内田のサイドバックなどには、世界的名選手がいる。が、センターバックでは、吉田の名が世界に辛うじて知られているだけだ。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新聞の片隅に載ったニュース... | トップ |              ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2012-08-11 16:55:45
結局、トルシエが指摘した頃から、或はもっと前から、何も変わっていないって事ですよね?
今回も、DFの凡ミスから、ポロポロ失点しました。
‥笑ってしまうぐらい。
返信する
Unknown (Unknown)
2012-08-12 19:31:08
カテナチオって、今日日のイタリアでは、蔑称にすらなっているぐらいなんだが・・
まるで分かっていないんだろうな。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。