前回の大統領選挙民主党候補者では、左派のサンダースが急台頭するという大異変があった。今回はさらに、サンダース以外にも、「金融規制強化」「富裕層増税で皆保険制度を」を掲げる候補が世論調査トップになるとか、「シリア政策は政権転覆戦争だった」「戦争負債はやめにしよう」と訴える軍人候補も出てくるなど、民主党候補二人が話題を呼んでいる。世界各地の大きな紛争への原因になってきたやのアメリカ軍事介入が、格差社会告発と並べて批判される時代になってきたのだろうか。
エリザベス・ウオーレン
元ハーバード大学教授の彼女は、民主党の重鎮。この10月8日の各種世論調査では初めて、民主党候補者のトップという支持率が寄せられることになった。10月10日の中日新聞報道によれば、そういう彼女の公約は以下の通りだ。
『金融規制強化を訴え、大企業や富裕層の優遇に反対し増税を主張。導入を目指す公的国民皆保険の財源に充てるとしている。学生ローンの帳消しや大学の無償化も打ち出している。環境政策では再生可能エネルギーに巨額投資し、温室効果ガス排出ゼロを目指す「グリーンニューディール」を支持する。
市場や富を独占しているとしてフェイスブック、アマゾンなどの巨大IT企業の「解体」も提唱』
トゥルシー・ギャバード
軍人で少佐であった下院議員、38歳。イラク派兵が経験あり。21歳で当選したハワイ州議員を経て,今は下院議員。前回は、バーニー・サンダースの応援をした。クリーンエネルギー支持者で、トランプ政権にも入閣を打診された民主党の実力者である。軍人である彼女が、米国のシリア介入を以下のように「政権転覆戦争」と呼んでいるのは、極めて重要な指摘だと思う。以下に、彼女の言動を「マスコミに載らない海外記事」のサイトから転載する。
『 (前略)
「ドナルド・トランプの手はクルド人の血で濡れていますが、2011年にシリアで始まって進行中の政権転覆戦争を擁護し、応援団になっている主流メディア内の多くの人々同様、この政権転覆戦争支援してきた両党の政治家の多くもそうなのです。」
この38歳の退役軍人は、更に、ダマスカス政府を打倒する目的のため、アメリカがいかにして、アルカイダ・テロリストを支援したかを非難した。
(中略)
今週のテレビ討論後、真実を語ったことで、ギャバードが一般投票で勝利したように思われる。ドラッジ・レポートによる主要オンライン投票で、彼女は他の全ての候補者を出し抜いて、投票者のほぼ40パーセントの支持を勝ち取った。トップ候補者のはずのエリザベス・ウォーレンやバーニー・サンダースやジョー・バイデンは、7パーセントかそれ以下で彼女の後に続いている。』
エリザベス・ウオーレン
元ハーバード大学教授の彼女は、民主党の重鎮。この10月8日の各種世論調査では初めて、民主党候補者のトップという支持率が寄せられることになった。10月10日の中日新聞報道によれば、そういう彼女の公約は以下の通りだ。
『金融規制強化を訴え、大企業や富裕層の優遇に反対し増税を主張。導入を目指す公的国民皆保険の財源に充てるとしている。学生ローンの帳消しや大学の無償化も打ち出している。環境政策では再生可能エネルギーに巨額投資し、温室効果ガス排出ゼロを目指す「グリーンニューディール」を支持する。
市場や富を独占しているとしてフェイスブック、アマゾンなどの巨大IT企業の「解体」も提唱』
トゥルシー・ギャバード
軍人で少佐であった下院議員、38歳。イラク派兵が経験あり。21歳で当選したハワイ州議員を経て,今は下院議員。前回は、バーニー・サンダースの応援をした。クリーンエネルギー支持者で、トランプ政権にも入閣を打診された民主党の実力者である。軍人である彼女が、米国のシリア介入を以下のように「政権転覆戦争」と呼んでいるのは、極めて重要な指摘だと思う。以下に、彼女の言動を「マスコミに載らない海外記事」のサイトから転載する。
『 (前略)
「ドナルド・トランプの手はクルド人の血で濡れていますが、2011年にシリアで始まって進行中の政権転覆戦争を擁護し、応援団になっている主流メディア内の多くの人々同様、この政権転覆戦争支援してきた両党の政治家の多くもそうなのです。」
この38歳の退役軍人は、更に、ダマスカス政府を打倒する目的のため、アメリカがいかにして、アルカイダ・テロリストを支援したかを非難した。
(中略)
今週のテレビ討論後、真実を語ったことで、ギャバードが一般投票で勝利したように思われる。ドラッジ・レポートによる主要オンライン投票で、彼女は他の全ての候補者を出し抜いて、投票者のほぼ40パーセントの支持を勝ち取った。トップ候補者のはずのエリザベス・ウォーレンやバーニー・サンダースやジョー・バイデンは、7パーセントかそれ以下で彼女の後に続いている。』
・第二次世界大戦の英雄国である。アメリカが参戦しなかったら、全体主義世界が出来ていた。当時の世界民主主義の旗頭国という歴史ね。
・僕が今の世の現代世界政治論者で最も学べたのも,アメリカ人。ノーム・チョムスキー。
・今度の民主党大統領候補者エリザベス・ウオーレンも好きだね。今のアメリカ政治の悪の根源をよく押さえていると思う。彼女が民主党大統領候補に選ばれたら、アメリカはかなり換わるんじゃないか。経営者団体「ビジネスラウンドテーブル」も「株主資本主義を反省」したことだし。ただ、ウオーレンが良い線行って、ケネディのように殺されなければ良いのだが。
・ここで書評した「白鯨」は、アメリカ文学の歴史的傑作の一つ。あんな小説が十九世紀中頃に書かれたというのはすごいことだと思う。今のアメリカよりもよほど民主主義の先端を走っていた国だったんだと思ったね。
他にもいっぱいあるよ。君がアメリカを嫌いなところは? といっても何も書けないか? 突っ込まれるのが落ちで,自信もないことだし。
『10月25日現在の掛けでの支持、
エリザベス・ウォーレン43.3、 バイデンー24.9 ブーテジェッジ11.8、サンダース11.5、ハリス3.6』
サンダース票は決選投票になれば必ずウォーレンに回るもの。どうも、ウォーレン指名の可能性大になってきたようだ。ザッカーバーグが彼女を罵ったように、今後ウォール街が猛反発するだろうが、はてどうなるか?
トランプなんて、前回選挙のこの段階では、かなり多くの人が、消える候補と思っていたでしょ。
でもって、それにしがみつく文ちゃん。