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「アメリカ外交」転換か?   文科系

2022年11月07日 15時56分43秒 | Weblog
 アメリカ現政権は、「ウクライナ戦争継続!」、「中国包囲」を叫び続けてきたのだが、そろそろ無理がたたって転換の時期に入ってきたようだ。というだけでなく僕は今、米共和党支持者と一緒になってこう叫びたい。
「アメリカは今、他国のことに出しゃばるよりも、自国の尻を拭け」。
 そもそもこういう声の音頭を取ってきた共和党に対して、「出しゃばり外交」民主党の人気ががた落ちなのである。例によって共和党側の、こんな声が説得力をどんどん強めているのである。
「他国のことに出しゃばって作った世界的インフレに『米利上げインフレ』が加わって、まともな職のないラストベルト労働者などは踏んだり蹴ったりである」
 この通りなのだが、日本人にはそんなアメリカの側面が全く見えていないようだ。アメリカ外交が作った負の側面は他にも無数なのに。そもそもアメリカは、その最大経営者団体が最近こんな重大反省を表明した国なのである。
「我々は株主利益最大化方針で行き過ぎてしまった。今後は、ステークホルダーの利益も考えるように誤りを正していきたい」

 例えば南米現在の左翼政権林立。これすべてアメリカが作り続けてきた民営化・搾取政権への反発なのである。さらには、アメリカの画策で生まれたブレグジットの英国政権は今や塗炭の苦しみにある。この英国売りについでかけられてきたのが今回の「日本売り」なのだが、これに対して日本人は恐ろしく鈍感だと思う。

 この11月インドネシアでG20が開かれる。ウクライナ・ゼレンスキーはテレビ出演するらしいが、プーチンはどうなるのだろう。もう一方の中国問題に関しては、アメリカの思う通りにはならぬようだ。ドイツ首相が中国を訪問したばかりだし、そもそも開催国インドネシアがアメリカの「中国関連の決議内容要求」を飲むことはないだろうから。

 日本マスコミはすべからく、「アメリカが嫌われる現状とその理由」をもう少し多く報道すべきではないか。日本の世界ニュースが偏っているのである。
・アメリカの決議は国連総会でどうして通らないのか。
・アメリカはなぜイスラムに嫌われるのか?
・南米はなぜ、反米左翼政権が絶えず生まれ、現在の絶対多数になったのか?
・ドイツはなぜいつもアメリカべったりではないのであるか?
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