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やはり、19世紀・20世紀は戦争の世紀です。(保守系)

2006年10月12日 00時45分43秒 | Weblog
私達の世代は、プラハの春やブタペストへのソ連の侵略を記憶しています。
ウイーンでは、第一次世界大戦で、ハプスブルグ家は崩壊しました。またドイツも帝国として終わりました。
さて19世紀は、フランス革命の余燼が煙っていました。
イギリスは、その革命の恐怖を理解していました。エドモンド・バーグがそれらを指摘しています、私は、19世紀は、フランス革命の恐怖と共産主義革命の恐怖にヨーロッパの国々が恐れた世紀だと思います。そして20世紀は、まさに民族主義と共産主義の脅威にさらされた世紀でした。
私は、何故、オーストリアもハンガリーもこの王家を守りきれなかったのかと思案しましたが、よく理解できませんでした。
神権王授は、その統治する支配者に権威を与えるものです。
統治するには、やはり権威が必要です。日本では、天皇に権威があり、天皇から歴代の内閣は、統治するという権力を与えられています。
これが、イギリスではないのですが、歴史的な知恵です。
ここが、日本の統治を進める上で極めて大事な視点です。
北朝鮮が核実験をしたことを、ブタペストのTVで知りました。
帰ってきたらそれが本当かどうかを相変わらずの左派の筑紫哲也が困った顔をして言っていましたが、北が核実験をしたのは事実でしょう。
私は、核を日本が持つと言ってみればいいといいましたが、核の保持は、抑止力にもなるからです。核兵器は、最終兵器ですが、まあこれで人類が滅亡するまでには至らないでしょう。
どこかで手打ちがされるでしょう。アメリカやヨーロッパなどで今後、日本を始めとして核兵器を持つのではないのかと危惧する論調があるようですが、それは当然の論調でしょう。相手がある殺戮兵器を持てば、こちらも持つ事、それが世界の常識ですから・・。私は、文科系さんに絶対にアメリカは、イランに核兵器を持たせないと断言しました。アメリカは、北に対してもそういう姿勢で臨むでしょう。
既得権益を核保有国は、手放さないのです。
これで北朝鮮の民はますます窮乏していくのでしょうね。へそ曲がりさんも文科系さんもこの北朝鮮の民の生活に思いを致しているのでしょうか。
共産主義に世襲制はないのですが、北はアジア的な共産主義なんでしょうね。
一杯オメカケさんに子供を産ませて、まだ権力の座に座り続けるというのが、欧米社会には判りにくいのでしょうね。
とにかく北問題への日本の対処が世界から見られています。
守るさんも辛いですね。シナや北朝鮮を擁護しかねないへそ曲がりさんも辛い所ですね。
アメリカは絶対に北との二国間協議に応じないでしょう。
余程、北がアメリカに譲歩しない限りしないでしょう。アメリカという国を舐めてはいけないのです。
それにしても東欧(政治的な用語)・中欧での食事はまずかったです。さすがイタリア・フランス料理は、世界の料理ですが、ハンガリー・チェコ・オーストリア料理は、グローバルな料理ではありません。
ジャガイモ・ソーセージ・スープなど不味いです。
でもハンガリーでもチェコでも第二次世界大戦で空爆を受けた町並みを復活させている意思に驚きます。
ドナウ川クルーズでは、ブタペストの宮殿・国会議事堂・教会などがライトアップされていて綺麗でした。
その国の歴史を記憶する易しい事は、生々しいソ連からの銃弾の痕跡を残して置くことです。
私は、一体この地球上に、軍隊を持たない国を教えて欲しいと言ってありますが、誰からも反応がありません。
帰ってきたばかりで疲れていますのでこれ位で・・・。
たかが北朝鮮のけちな実験ごときに恐れている目下の日本の有り様に悲しみを覚えます。



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5 コメント

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言い着眼点 (落石)
2006-10-12 08:36:30
たかが北朝鮮のけちな実験ごときに恐れている目下の日本の有り様。



これは、とても面白い視点ですね。

本当のところ、誰も恐れていなんですよ。

それを恐れているように言う。そういう雰囲気。

外国から帰った保守系さんだから分かることでしょう。



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お帰りなさい。 (まもる)
2006-10-12 17:44:24
 ブタペストで北の実験を見るなんて、世界も縮まりましたね。

 ある意味、貴方の主張を裏付ける展開になってきましたね。

 旅の疲れが取れたら東欧の印象や核問題などの投稿コメント期待しています。

             

   
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ハンガリーのガイドさんから・・。 (保守系)
2006-10-12 22:49:21
ハンガリーは、北海道と同じ位の広さとか。人口は海外に500万人、首都ブタペストには、200万人、全体では、1000万人です。カソリックは68%、プロテスタントは、21%。福音派が6%、ユダヤが2-3%、ギリシャ正教が2%という構成です。

もうご存知でしょうが、ここでは、ハンガリー人とは言わずマジャール人と呼ぶそうです。文法が日本と似ているそうです。姓が先で名は後とか。

確か、ここへ行く前に国会前でデモをしているとTVでやっていました。ここもモンゴルと一緒で、社会党(旧共産党)が政権を握っているというか復活したようですが、何か党首の発言がリークされて揉めており、暴動というかデモがありました。

失業率が10%か聞き違いかもわかりませんが、20%という数字をあげてもいました。農業国というか、農業の比率が30%を占めているようです。

私がガイドさんにEUに入る時には、フランスなどから反対されたでしょう?と聞きましたら、「そうだ」と笑っていました。平均給与が8万円、ただ物価が安いそうです。但しかっての共産主義時代は、大学まで無料だったようです。現在の年金は5万円61歳から20年間。有給休暇は2-4週間あるそうです。社会保険も老齢・医療保険も堅持されているとのことです。日本人も500人位いるそうです。

確かに、共産党時代には、食糧事情が悪くて、各自宅で果物や野菜を作っていたこと、土地・企業の国有化で失業の心配はない反面、働く意欲に欠けていたこと、発明をしても昇進はないなどヤル気に欠けていたとも言っていました。また、宗教や信仰によって就職の差別もあったこと、情報面では、西側のは入って来ない、短波ラジオを聴いていると逮捕される可能性があったとのことです。1957年からTVが始まったが、1だけだったそうです。手紙の検閲、他国へ送ったものの検閲もあったそうです。1970年代から、西側への旅行も出来るようになったが、パスポートを取るのが至難だったそうです。西側へのツアー?での買い物は、ストッキング・カメラなどだったと・・。

また国外へ逃げるには、川や山を越えて、ユーゴスラビア・イタリアへ逃げたそうです。

1980年代から経済状況が良くなってきたとも言っていました。本などは、体制批判以外のを除き、安いとも・・。最近、50%位の国民が以前の方が良かったという人が増えてきたとも言っていました。

長くなりましたが、ガイドの彼は、結構、客観的に話しているなと思って、紹介しました。

以前言ったと思いますが、私もモンゴルの京都大学大学院に留学中の若い補佐官(31歳)と友人?になっているお陰で、この通訳がモンゴルに攻められて、酷い目にあったとか、その為に、お城をこのブタペストに移したとか、あるいはオスマントルコにも攻められて酷い目にあったとかの話を聞きながら、確かに、ハンバリー大平原が東側にあり、大体あが丘程度で、攻め易い所なんだろうなと思い、そうかここまで来たのかと・・・。ウイーンもオスマントルコに攻められて、城郭まで変更したようです。

日本も、日露戦争に勝利したら、ドイツ皇帝から黄渦論などと言われたのですが、東から太陽が昇るように日本という小国の黄色い有色人が、また侵略してくるに違いないと思ったのも、成る程と感じたものです。

でも現下の日本を見れば、この国は、誇り・名誉もない、自国の安全を米国に依存し、経済政策でさえ、アメリカ型に走り、まさに属国そのものでしかありません。軍隊を保持しない、とんでもないことがこのブログで議論されている。

海外の人人が、このブログを読んだら、どういう意見をいうのでしょうか。これは本当なのかと・・。これは我々を騙しておいて、核兵器でも持とうと画策しているのではないのかと・・。

それに立派な自衛隊もあるのではないか。しかも憲法九条で持たないとしているのに、何故、持っているのかと、疑惑を抱かせるものでしょう。

私が外国人でもそう疑います。

何度もいますが、たかが一度の戦争に負けて、この体たらくです。

あのペリーの一発の砲撃で、日本は開国をしました。

結局、この国は、一発打ち込まれないと、目を覚まさないのでしょうか。ただ今度の一発は、相当なものですが・・。落石さんが言うように、「誰も恐れていない」、そうだと思います。まさか撃っては、こないだろうと言うものです。確かに撃てば、安全保障条約により、あの北朝鮮はお仕舞いになりかねませんから・・。でも先制攻撃は出来ない、撃ってくるまでは、米軍との共同作戦もとれない、米軍任せです。

こんな国をどうして米軍は守る価値がありますか。

どうブッシュは、自国の国民に説明するのですか?

有志連合を作るとまで言われています。

それすら出来にくくしているのが、九条です。

戦後日本が、憲法改正をしてこなかった付けを支払わされそうです。それは名誉という大事な代償です。

自存自衛とは、生活を守るだけではありません。

精神としての自存自衛も含むものです。

アラブのテロリストに学ぶことも必要でしょうか。
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何を語られているのか? (文科系)
2006-10-17 22:50:25
ハンガリーのことを答えよと言うので改めて読んでみたけど、何を語られているのかさっぱりわかりません。とにかく自分の主張だけを、改めて。



憲法9条、良いじゃないですか。自衛隊は解散、良いじゃないですか。それが不名誉、なぜそうなのかさっぱり分かりません。

何度も言いますが、憲法で軍隊を放棄している世界第2の大国に、攻めてくる勇気のある国はもうありません。そういう「蛮勇の国」は間もなく滅びざるをえないと誰もが知っている時代です。日本を攻めれば世界の株価をクチャクチャにするはずですから、国連もさぞテンヤワンヤになることでしょうし。誰が、そんなことができますか。日本のような国は世界からそれだけ尊敬されている時代なのです。だから、「戦力」も不保持としましょうよ。
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Unknown (白旗)
2006-10-21 18:14:21
九条を守る側に文科系さんがいることが、守る側をダメにしているような気がします。人の話を理解できない人に、どうして説得的な話が出来るのでしょう。文科系さん、貴方は一体どんな人なのですか?九条を守ることと、九条の精神を守ることは同じではない。貴方はまるで子供のような人に思えますね。バトルする気もないので、単なる嫌味だけですが、一言申し上げます。私は保守系さんと反対の位置にいると自覚していますが、それは貴方と同じ側の位置でないことであることが良くわかりました。
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