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    少し元気の出るニュース       只今    

2012年02月01日 21時09分35秒 | Weblog
  このところ、世をはかなんで、私が口ずさんでいたのは、詠み人不詳の次のような詩でした。
       “皆はかれに それはできっこないと言った。 
        しかしかれは微笑しながら まっすぐそれに向っていき
        できっこないとされたそのことに 取り組んだ。
        それはやはり できなかった”

  そういうことが止めどなく続く中で、しかし出来たことがあった!
   
  それを為したのは、「脱原発」を掲げて東京の世田谷区長となった保坂展人。
  世田谷区が前年度、東電に支払った電気代は6億7千万円。
  しかし今年は、これまで「東電」から受けていた庁舎を始め公会堂・学校など110ヶ所の電気を、
  電力事業者による競争入札に切り替える方針を決定。
  これによる電気代の削減は約2千万円。更に予定通りの値上がなされると9千万円。合わせて1億1千万円の削減。
  
  ※ このことは、「愛川欽也“パックイン・ジャーナル”にゲスト出演した保坂氏の報告で知りました。
    蛇足ですが、この番組はこの3月で終了ということになるそうです。
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5 コメント

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補記 (只今)
2012-02-01 22:20:43
 現在ある東電などの電力会社と別に、
全国に約50社ある電力事業者の扱う電気を「PPS電力」というそうです。
 そしてこの地方では、既に名古屋市役所、岐阜大学、三重県庁などがこのPPS電力を導入。
 最近では、「原発に頼らない暮らし」キャンペーンを展開している東京の城南信用金庫が、エネットという会社から購入。
  
 しかし難点は、50キロワット以上という導入制限があること。このため一戸、一戸では出来ないので、あちこちの分譲集合住宅がこのことについて相談を始めているとのこと。
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早く一般家庭にも (あんころもち)
2012-02-01 23:54:19
 昨年末、このエネット(Ennet)という会社のことを知り、問い合わせたところ丁重な返事が来ましたが、上で只今さんが述べられているように、今のところ小口はできないとのことでした。
 この会社、NTTとガス会社の共同出資のよう。
 「オール電化」で攻め立てられたガス会社の反抗の窓口か。
 でも、原発に対しては今のところニュートラル。
 脱=原発派がここを利用すれば、この会社自体がそうならざるをえないと思われます。

   http://www.ennet.co.jp/
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名古屋大学に問う (にんじん)
2012-02-02 09:35:24
 この地方の税金で成り立っている法人で、電気消費量が最大な所は、名古屋大学と名古屋工業大学。
 しかし、依然として中電から高価な電気を買っています。
 変えれないということは、やはりあれですか。あの「原子力ムラ」の人たちの力が学内で強いということですか。

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ちょっと元気が出ます (文科系)
2012-02-02 10:34:10
 只今さん、このニュース、ちょっと元気が出ました。というよりも、励まされました。やっぱり官僚主権に対して、主権者の「自治」の重要さということで。しかもこれは大きな行動、実践的なものですから、意味が大きい。
 ありがとう。
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励まされる話 (道草)
2012-02-02 17:35:33
1月29日深夜に放送された「放射線をあびたX年後」という日本テレビ系NNNドキュメントを見た。
元高校教師山下さんの地道な調査活動により、クローズアップされたきた事柄で、私の知らないこともたくさんあった。

1954年3月アメリカの水爆実験によって、死の灰をあびた漁船員は第五福竜丸の乗組員だけではなかった。しかし当時政治決着で事件は解決されたことになり、他の多くのマグロ漁船・貨物船の乗組員は放射能被害を受けたにもかかわらず、顧みられることもなかった。
1985年以降
山下さんはその問題とかかわることになる。
漁師たちの無念を晴らしたい、何とかこの人たちにも被曝手帳が交付されるようにしたい、と運動をしている山下さんに、
記者が「変わりますかね」
と質問していた。
「やってみないとわからない、谷川で蟹がコツコツと穴をあけるように、やがてはセメントの堰を切ることがあるように、いずれ変わることがあると思ってやらんと、しんどていかんね」
と答えてみえた。
手弁当でこういう活動をしてみえる方がいる、ととても励まされました。
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