維新・中津川氏辞退を正式表明「落選なら破産の恐れ」(2013.6.12 朝日新聞)
日本維新の会の参院選比例区で公認内定していた中津川博郷前衆議院議員(64)が11日、都内
で開いた政治資金パーティーで、立候補を辞退する意向を表明した。維新が内定した参院選公認の辞退、取り消しは5人目。中津川氏は朝日新聞の取材に「維新への支持が下がり、落選して供託金が没収されたら破算する」と説明した。参院選比例区の供託金は600万円で、維新は候補者に自己負担させている。
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中津川氏は東京・江戸川区議を経て新進党の結成に参加し、1996年の衆議院議員選挙に地元の東京16区から出馬しようとしました。しかし党が他の候補を公認すると決めため、隣の千葉5区(市川市=一部は6区と浦安市)から立候補して落選。その後民主党に入党。2000年の衆院選で東京16区(江戸川区の大部分)から立候補しました。選挙区では落選しましたが重複立候補した比例東京ブロックで当選。以後3期民主党の衆院議員を務めました。昨年末の選挙では、民主党を離党して維新の会から立候補しましたが落選。今度の参院選挙には維新の会の比例候補となることが内定していました。
朝日新聞の記事には「維新が内定した参院選公認の辞退、取り消しは5人目」とありますが、
維新の会ではこの他千葉選挙区で公認となった我孫子市議が準備不足を理由に辞退し、代わりに
新人で医師の中田敏博氏を候補にきめましたが、橋下徹氏の慰安婦問題発言から参院選での維新の会とみんなの党との選挙協力が解消したことを理由に候補者を辞退しました。当選が危ぶまれる事態になったためといわれています。維新の会は中田氏を除名しました。
また、比例代表候補に決まっていた松本和己氏と松本鉄平氏も候補者を辞退しました。松本和己氏は2006年の衆院選に千葉7区(松戸市の一部、野田市、流山市)で当選したいわゆる小泉トルドレンの1人ですが、選挙中の出納責任者の選挙違反有罪が決まって辞任しました。自民党を離党し、昨年末の衆院選に維新の会から東京2区(中央区、文京区、台東区)で立候補しましたが落選。今度は参院選に立候補しようとしました。松本和己氏は「橋下代表の慰安婦発言は許せない」を辞退の理由としています。松本鉄平氏は年末の衆院選に東京23区(町田市、多摩市)に立候補して落選しました。
候補者を辞退する理由はさまざまですが、橋下代表の慰安婦発言で維新の会の支持率が下がり、当選が難しくなったというのが本当のところでしょう。中津川氏のコメントがそのことを正直に述べています。それと多くの辞退者に共通しているのは、以前所属していた政党から維新の会に移ったことです。「新聞の片隅に載ったニュースから」№89で、橋下氏が「維新の会が有権者からそっぽを向かれ、このままなら年内に維新の会が消滅することもあり得る」と述べ、要因として「組織が大きくなり、国会議員も入って全国各地で公認候補を出すことになった途端に、選挙で議席を得ることが目的という『選挙屋』になっている」と分析したという中日新聞の記事を紹介しましたが、橋下氏のこの分析が的を射ているのでしょうね。
大西 五郎
日本維新の会の参院選比例区で公認内定していた中津川博郷前衆議院議員(64)が11日、都内
で開いた政治資金パーティーで、立候補を辞退する意向を表明した。維新が内定した参院選公認の辞退、取り消しは5人目。中津川氏は朝日新聞の取材に「維新への支持が下がり、落選して供託金が没収されたら破算する」と説明した。参院選比例区の供託金は600万円で、維新は候補者に自己負担させている。
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中津川氏は東京・江戸川区議を経て新進党の結成に参加し、1996年の衆議院議員選挙に地元の東京16区から出馬しようとしました。しかし党が他の候補を公認すると決めため、隣の千葉5区(市川市=一部は6区と浦安市)から立候補して落選。その後民主党に入党。2000年の衆院選で東京16区(江戸川区の大部分)から立候補しました。選挙区では落選しましたが重複立候補した比例東京ブロックで当選。以後3期民主党の衆院議員を務めました。昨年末の選挙では、民主党を離党して維新の会から立候補しましたが落選。今度の参院選挙には維新の会の比例候補となることが内定していました。
朝日新聞の記事には「維新が内定した参院選公認の辞退、取り消しは5人目」とありますが、
維新の会ではこの他千葉選挙区で公認となった我孫子市議が準備不足を理由に辞退し、代わりに
新人で医師の中田敏博氏を候補にきめましたが、橋下徹氏の慰安婦問題発言から参院選での維新の会とみんなの党との選挙協力が解消したことを理由に候補者を辞退しました。当選が危ぶまれる事態になったためといわれています。維新の会は中田氏を除名しました。
また、比例代表候補に決まっていた松本和己氏と松本鉄平氏も候補者を辞退しました。松本和己氏は2006年の衆院選に千葉7区(松戸市の一部、野田市、流山市)で当選したいわゆる小泉トルドレンの1人ですが、選挙中の出納責任者の選挙違反有罪が決まって辞任しました。自民党を離党し、昨年末の衆院選に維新の会から東京2区(中央区、文京区、台東区)で立候補しましたが落選。今度は参院選に立候補しようとしました。松本和己氏は「橋下代表の慰安婦発言は許せない」を辞退の理由としています。松本鉄平氏は年末の衆院選に東京23区(町田市、多摩市)に立候補して落選しました。
候補者を辞退する理由はさまざまですが、橋下代表の慰安婦発言で維新の会の支持率が下がり、当選が難しくなったというのが本当のところでしょう。中津川氏のコメントがそのことを正直に述べています。それと多くの辞退者に共通しているのは、以前所属していた政党から維新の会に移ったことです。「新聞の片隅に載ったニュースから」№89で、橋下氏が「維新の会が有権者からそっぽを向かれ、このままなら年内に維新の会が消滅することもあり得る」と述べ、要因として「組織が大きくなり、国会議員も入って全国各地で公認候補を出すことになった途端に、選挙で議席を得ることが目的という『選挙屋』になっている」と分析したという中日新聞の記事を紹介しましたが、橋下氏のこの分析が的を射ているのでしょうね。
大西 五郎
要は、息子の不祥事じゃん。
正直に述べているって、どんだけ、偏っているんだかWww