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坂の上の雲始まる    らくせき

2010年12月07日 09時40分31秒 | Weblog
NHKの大宣伝があり、第二部が始まりました。
ロシアの広瀬さんと恋人の話が軸でした。
鴎外の舞姫などを思い出してしまいました。

でも子規の出番が少なくて、面白くなかった
というのが見終わった印象です。

歴史を描くところなど、本のほうがずっと面白い。
(歴史がひとつの方向にいき成功していくのを
後追いしてもドラマとしては面白くない。
竜馬のように、最後が悲劇だからドラマが成立している。
今回に関していえば、伊藤の失敗のほうがドラマとしての
レアリティが感じられる。)
脚本か原作かしらないが、あるパターンに陥っている感じで、
作中の人間が生きていない。

子規が死んだら、もう見ないでしょう。

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3 コメント

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頑張れ (KING)
2010-12-07 10:26:39
はじめまして。

尼子の家臣で誰か忘れましたが、「名前は重く命は軽く」と言ってた人がいますし、三島由紀夫や太宰治を知り、特に嫁に子供を遺し託し「私はお前を一番愛していたよ」と遺書を書いて愛人と心中した太宰を考え、私自身思うのです。
「生き方は教えた、けれど死に方は教えてない」と私が死んだ後に生きる皆に。
大東亜で皆「辱しめを受けず」を勘違いしました。
戦陣訓は自決する為でなく、「死を恐れて、ただ生きる事が辱しめ」であると教えるものなのに、「生きて何も守れないなら誰かを幸せに出来ないなら、死しても守れ幸せを願え」

古きを知り新しきを築くと言います、あなた方が築くのです。

何も変えられなくても、どんなに時代が変わっても、人の求めるものは同じです。

頑張って下さい。

今のあなた方も歴史になるのです。教科書に乗らなくても、子供は繋いでくれる、こんな人が先祖だと。
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ご応答 (文科系)
2010-12-07 12:42:23
 まず、KINGさん、ここが良いですね。
『何も変えられなくても、どんなに時代が変わっても、人の求めるものは同じです』
 特攻隊の青年たちの本心と我々と、守るものは同じかも知れませんね。自分に大事な人々と、彼らが幸せに生きていける国、世界! 最近「永遠の〇」という評判の本を読み終わって、そんなことを感じていました。小説としては甘すぎるし、いわゆる「粗筋小説」というだけのことですが、内容は良かった。
 尼子の家臣って、山中鹿之助ですかね? 「われに艱難辛苦を与えたまえ」だったかな。

 らくせきさん
 それにしても、司馬の遺族は、どうして放映を許可したのでしょうかね? 司馬は間違いなく草葉の陰で「怒髪天」とばかりに怒ってますよ。こういうのって、とんでもない罪だと思う。人の一生を遺族がねじ曲げてしまった!
 KINGさんの言葉で言えば、名を貶めたということにもなる。 
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なぜ?でしょうね。 (らくせき)
2010-12-07 15:35:10
これもウィキリークスが公開してくれないと
ワカラないでしょうね。

私は、司馬さんは、ドラマにしては
面白くならないと、感じていたんじゃないかと
憶測してしまいました。

映像は想像力を排除する方向に働きますから
文字で楽しんでいた部分が抜けてしまう。
それを知っていれ、映像化に反対していたんじゃないかと。

そういえば、街道を行く、もテレビとしては
見事な失敗作でしたよ。

まあ、下司の邪推として(笑)

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