11月2日

2010-11-02 | Weblog
初めて「リュート弾き」という作品を見たとき、すぐに頭に浮かんできたのはフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」です。
「リュート弾き」は、カラヴァッジョの描いた少年像ですが・・・。

カラヴァッジョの名前は聞いていましたが、残酷な場面のある宗教画には興味がありませんでした。その描かれた意味が分からないので、凝視出来ないでいたのです。

フェルメールに関する本を読むほどに、カラヴァジストなる言葉に誘発されてカラヴァッジョの作品と生涯の概説本を覗いてみました。

破天荒な生涯、それもわずか38年の人生の中にあって、当時としては斬新な作品を描いていたことを知りました。レンブラントの原型を見るような・・・・
教会から離れた近代絵画の原点が、このカラヴァッジョだったのなか!と勝手に思ってしまいました。

絵画の世界は、無知故に興味が尽きません。





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