今シーズン、色々有ったとは言え、雰囲気の変化が少々鼻に突く感が否めなくなってきたと感じていた羽生選手ですが…。昨夜のエキシビションの羽生選手は圧巻でした。アスリートではないですねー。ショウーマンです。
人間が物事に失敗するのは、ぼんやりしていて全く緊張感を無くしてしまった時とその逆に、緊張しすぎる場合があると思います。昨夜の羽生選手は、過度な緊張からは解放されつつも、完全な自己表現に向かう絶妙な精神状態が感じられました。
同じ状況は、再び全く完全に再現できるものではないので、その瞬間に出会えたことはラッキーでした。少々、フィギュアスケートへの熱が冷めてきていますが、男子がこれほど面白くなるとは、想像できませんでしたねー。
スポーツは、技と精神の結晶が目に見える結果を生みます。やっぱり、来季も楽しみにしましょう。キャシー・リード選手も、お疲れさんでした。楽しませてくれてありがとうです。