3月15日

2015-03-15 | Weblog

今朝の朝日新聞を読んでいて、『「仕事も家庭も」に賛否』という見出しが目に入りました。4面のトップ記事だったので、すぐに目がいったのですが、同時に一抹の違和感を感じました。これは、男性記者の書いた記事なんだろうか?と。更に「両方なんて虫がよすぎる」と言う小見出しにも。

多くの家庭を持つ男性は、仕事と家庭の両立に悩み、仕事が手につかない状況があるのでしょうか?女性のみが悩んでいるのは可笑しくないですか?(これが、現実の日本社会なんでしょうが。)女性が悩み、職を辞さなければならないのは、パートナーが家事や育児といった生活を共有していないからでしょう。

「女性が輝く社会を」と言いますが、早急に求められることは、男性の意識改革でしょう。それは、一つに教育です。今は、高校の家庭科教育が男女共修になり、男女共に生活的自立を促す生活技術を学ぶ機会が持てるようになっています。でも、意識変革は低年齢から日常の生活の中で培われるものでしょう。小中学校の教育は、どうなっているのでしょうか?

二つ目は、社会の制度改革です。職場の管理職や官僚に女性を半数義務付けること。男性の育児休業を義務付けることなどの法整備を早くするべきでしょう。そうすれば、自ずとその関連事業が活性化して、一気に社会が変わると思うのですが…。

40年前に一人で考えていたことが、やっと新聞一面いっぱいに記事が載るようになっただけでも進歩ですが、日本社会の歩みは遅すぎます。


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