夕べから涙涙です。今朝も新聞を見てまた涙がこみ上げてきました。２年前の池江璃花子さん、あの突然の白血病には驚きと共に自然と涙が流れてきました。今朝の朝日新聞朝刊の一面トップ記事は、「池江 東京五輪へ」です。泣き顔に笑顔を乗せたような表情にガッツポーズの大きな写真を添えて。その体は白く腕にも肩にも盛り上がる筋肉は見られません。何度見ても目頭が熱くなってきます。
抗がん剤治療の苦しさを、思っていたよりも何千倍も苦しいと言っていたのも知っています。それを乗り越え、細くなった体でここまでたどり着きました。まだ２０歳ではないですかー！その彼女が、自分のやれることに日々努力を続け結果を出していく姿には頭が下がります。コロナ禍を理由に「東京五輪中止」を言えるでしょうか？あらゆることが、上手くいくように願わずにはいられません。
今朝の朝日新聞のトップ記事は、単に五輪出場選手の記事ではありません。コロナで自粛を言われる中でも送別会などで会食する公務員達の甘さへの警鐘とも受け止められます。コロナ禍に喘ぐ国民へのエールでも有るでしょう。これを一面のトップ記事にした朝日新聞もいい仕事をしたと思います。