2月5日

2013-02-05 | Weblog
先日某TV番組で、視聴者の生活の一端がVTRで紹介されていました。
朝食作りをする主婦の忙しさを紹介するもので、会社員の夫と小学生と幼稚園児の子ども2人がいる家庭です。
4人の家族がそれぞればらばらに起きてきて、朝食の内容も別々だと言うのです。小学生の子どもはご飯とみそ汁の和食、夫はカレー、幼稚園児はパン食と。
朝は少しでもゆっくり寝かしてあげたいし食事の好みも違うので、それぞれに合わせて好きなものを用意すると言うことです。

今は、どこの家庭もこんなものなのでしょうか?
家族が揃って同じものを食べるという食卓の風景は、もはや遠い過去の遺物になっているのでしょうか?勿論、みんなの揃う時間が合わないと言うことも有るでしょう。でも、朝の5分や10分の時間差ならば、同じ食卓について同じものを食べるようには出来ないのでしょうか?
親子の会話は何時出来るているのでしょうか?感情の交流や価値観の構築は何時出来るのでしょうか?

学校やスポーツクラブで起こる指導者とのギャップは、昔と今の子ども達とは育ち方が大きく違うのです。そこを認識しなければ、大声で諫めると言葉の暴力と受けとめられかもしれません。厳しい練習メニューだと「好きにさせてくれない」と訴えられることにもなるのでしょうか?
これからの指導者は、技術以前に人間理解を学ぶ必要があるでしょう。