12月22日

2010-12-22 | Weblog
東南アジアから帰ってくる人達からは、「下痢をした」という話をよく聞いていました。全く人事だと気にも留めていませんでした・・・・・が、突然襲われました“嘔吐、下痢”です。

中学校の教科書だったでしょうか、その写真が載っていたのは。それからずーと行きたかったのです。「アンコールワット」へ。
アンコールワット遺跡群を見ると、日本の世界遺産の1つである法隆寺は、「日本の世界遺産」だけれど、アンコールワットは「人類の世界遺産」だと思うのでした。
その荘厳な佇まいを目の前にすると、胸が詰まりこみ上げてくるものがありました。

このクメール文化を創ったカンボジアの今は、内戦後10年余りでまだ義務教育も実施さていないとか。田舎の生活は自給自足だとか。遺跡のそこここで物売りの子ども達が、単一の日本語でついてきます。

「この国を何とかしなくては!」、「この人類の宝を守り継承できるようにしなくては」と、思わずにはいられない感情が起こってきます。早急に必要なことは、子ども達に“自国を守り創る教育”を受けさせることでしょうか。

日本の高速道路を走りながら、赤茶色の砂埃の舞うカンボジアを思うのでした。下痢も嘔吐も飽食日本人なるが故の事でした。