3月19日

2007-03-19 | Weblog
 変則勤務で今日は代休。
朝日が明るく射してきて、その気持ち良さでお出かけしました。
でも、外気は冷たくパーカーの袖口に、手先まですっぽり包んだまま歩きました。

目的の所は定休日でした。残念!
その近くのお寺に入ってみました。
家族旅行でしょうか、6人ばかりのグループがお堂の中にいました。お寺の案内係の方の説明を熱心に聴いていました。ついでに、私も。

お寺ではよく四天王を見ますが、覚えられないままでした。
持国天、増長天、廣目天、多聞天です。持国天から順に東西南北に配置され、青、赤、白、黒、に彩色されていたそうです。青は春、赤は夏、白は秋、冬は黒であらわすとも。全て仏教で決められているらしい。飛鳥時代の白虎などに通ずると。

廣目天に踏みつけられている邪気は、女性だとか。
多聞天が一番偉いので、毘沙門天として単独でもまつられるのだとも知りました。

「じぞうこうた」=「地蔵さんを買った」と覚えると、東に持国天、南に増長天、西に廣目天、北に多聞天、と簡単に記憶されます。と。

目からウロコです。すっきりしました。やはり識者の話には耳を傾けるものです。

 しだれ桜で有名なお寺は、まだ人影はありませんでした。でも、遠目にも桜の枝先が濃いピンクに染まり、赤い傘をさしたように見えましたよ。あと一週間もすると、桜の下は人とカメラで溢れるでしょう。