松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

10mのイワナ

2023-09-10 14:01:23 | 日記・エッセイ・コラム
 長さ10m、幅4mのイワナを見に行って来ました。場所は上小阿仁村の五反沢児童館。作者は永沢碧衣氏。かみこあにプロジェクトに出品の大作で、村に泊まり込みで書いているので、創作活動が見られるという。

 きのう行く決心をしたところ、今朝の新聞にデカデカと載っていた。アレ、今日行くつもりなのに。やられたっ。

 碧衣さんは弱冠28歳にして、クマを書くために狩猟免許を取得し、マタギに同行して、彼らの内側から見える世界を描いた。それが「山衣(やまごろも)をほどく」これでVOCA賞に輝いた。

 彼女の作品は、卒業制作展の時も見た。あれも大作で、サケの遡上をダイナミックに描いたやつだ。曰く「淵源回帰」
 会話出来る事を楽しみに向かったのだが。若い彼女はいたが、スタッフの一人だった。しょうがないなあ。せめて、出しっぱなしの道具類を拝見。

 絵の具は大量に使うだろうとは思ったが案の定、ぶっといチューブが転がっていた。会えていれば、こんな感じ。

 画材には、一切さわっていませんからね。舐めっても、いません。

 日曜で、新聞にも載ったのに、私一人でした。もっとも時間が早かったからね。展示開始の9時には到着していて。オレの車に気が付いて、スタッフの二人が慌ただしく動いているのが見えました。

 小阿仁川が国道285号線を半分削った現場がコレです。信号が赤になって、先頭で待ち。運転しながら撮りました。低速でね。
 川の色が綺麗になっていました。先日は茶色に濁っていたのに、澄んでいました。 
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メダカの水槽を替える

2023-09-06 15:01:32 | 日記・エッセイ・コラム
 朝いち、メダカの水槽のひとつが水位激減しているのを発見した。

 底から木の根が貫通している水槽だった。少しずつ抜けてはいたが、今まで持った。これはすぐ買いに行かなくちゃ。

 トロ箱、600円ちょっと。残った泥水と一緒にそのまま、新しい水槽にぶっ込む。

 空になった水槽で一匹、跳ねていたので。そっと指を入れて運んでやった。小さい2cmほどの子供だった。

 底の泥は多分、水を浄化してくれる微生物を大量に含んでいるので、時間が経てば澄んで問題なく生活できる。いつもそうやっている。だから水替えなんてしたことがない。どの水槽も何年も水を替えてない。減った分を足すだけ。

 これだけの水槽をいちいち水替えしていたんじゃ、身が持たない。水は重いですからね。掃除してくれるはずのタニシに、あまり頼らなくなった。
 どんなに暑くても、37度になっても。酸素不足にならないで、普通に泳いでいる。自然の循環は、うまく出来ている。

 今日は楽だなあ。水やりの必要がないと、こんなに楽なのか。

 今朝はペットボトルの分別収集の日。きのうはビン・カンの日。あの水害以来、ようやく収集に来てくれるようになった。おかげで車庫が片付いた。

 2台目のワゴンRを廃車にしたリサイクル代金が、3万円ほど戻ってきた。こっちも決着がついた。難儀した。担当の佐藤さんとは、長い間やりとりしたので世話になった。いい人だった。
 ひと言、不幸な事があると忙しいという仕事なので・・。と言いながら、バイバイした。
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ケータイを、乗り換える。

2023-09-05 18:06:19 | 日記・エッセイ・コラム
 ケータイを乗り換えました。頭が疲れました。ボーッとして、最後は何が何だか分からないほど、くたびれました。

 ブログやっていると、パソコンの使い手みたいに想像する方がおりますが。全くそんな事はありません。ずぶのシロウトです。なんで工学部に入ったか分かりません。私は根が文化部です。だからモノを書くのは好きです。キカイは苦手です。

 乗り換え前の会社にMNP予約番号をもらうと、解約出来るのですが。そのMNPを、なっかなかくれないんですよ。あの会社。実は4年前の契約時からキライでした。すぐにも解約したかったです。スタッフが、キカイに幼稚なオレをバカにしているのが分かりました。

 こっちに未練が無いのに、相手は未練タラタラ。若い女の子が丁寧に説明します。二重に請求がダブりますから月末まで待った方がいいですよ。とか、なんでウチを使ってくれないのか、理由を聞くのです。そういうしつこい所がキライなんだよ。とも言えません。のらりくらり。5分だけ説明したら、番号をメールします。と言った5分の、長~いこと。30分は話していたんじゃないかな。

 途中で目の前のauの担当さんに「ヤクザと一緒だよ。足抜けさせてくれないよ」と愚痴をこぼしました。嫌がらせも、ここまで来ればやーさまと同じ。大体トップの・・。名前を出せばまずいから仮に損正義ということにして。損さん自体、在日だかなんだか分からないが。オレはソ○トバンクに入った覚えはないよ。J・PHONEがボーダーフォンになって、それからだよ。

 あ~、スッキリした。

 このフィールドワーク、素晴らしかったです。まだ東北芸術工科大学の1年生、多賀糸尊さん。「今日も本人、見えてましたよ」会いたかったなあ。

 顔出しパネル、一杯あって、楽しかったです。
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農民彫刻家・皆川嘉左エ門に会う。

2023-09-04 15:39:57 | 日記・エッセイ・コラム
 かみこあにプロジェクトが再開されましたが。何と言っても、この行事が私の中で表す印象として強く残っているのは皆川嘉左エ門の彫刻です。それと小阿仁川に掛かった7色のカーテンです。

 まさか皆川家三代の彫刻群が、そろって展示されているだろうとは、露も思わず。前のめりに会場へ吸い込まれました。

 嘉左エ門氏は既に故人となっておりますが、嘉博氏は美大教授、孫の嘉孝氏は金沢美術工芸大助手と、三代にわたって彫刻の道を進んでおられます。

 爺様は丸太の一刀彫り。父は人物。孫は石。とやや趣味が異なります。
 私は何と言っても嘉左エ門氏の力強い農民の姿が見られるのがうれしいです。

 地元の新聞にも、毎日連載されているので。さぞや盛況かなと思いきや。今日訪ねた国道にーぱーご沿いの3カ所は、いずれも自分一人でした。マイペースで見られて、良かったです。

 これから行こうと思っている方にひと言。途中の道中が難行、苦行に御座います。大雨の傷跡が癒えておりません。小阿仁川の土手の崩壊や、トンネルの片側通行や、何度も何度も道を譲り合いながら進むしかありません。

 私なんか、いつもの短絡路を行こうとしたら、行き止まりになっていて、迂回路を経てにーぱーごに合流しました。
 これも五城目を奥の奥まで知って欲しいという、神の御心で御座いましょう。

 この次は、会場A:五反沢児童館と会場B:コブ杉前山村広場へ行ってみるつもりです。まだ期間は9月18日まで。タップリあります。
 
 あっ。寄付金、置いて来るつもりで財布持って行ったのに。それらしい箱に気が付かなかった。次は良く周りを注意しよう。
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一番キラいな虫

2023-09-03 19:37:04 | 日記・エッセイ・コラム
 草花をいじるようになって、嫌だったのがナメクジ。でもそれも長年鉢物をいじっているうち慣れて来た。嫌はイヤだが、性質上避けて通れない。
 だから鉢を持って、指にヌメッとした感触がある時は、鉢ごとぶん投げたくなる。それを冷静に我慢する。
 考えてみればナメクジは殻の無いカタツムリだから。カタツムリを触れる人ならば、ナメクジも触れるはず。

 一番嫌いな虫は他に居る。やたら足の数が多い虫が、私は一番キライだ。
 下痢して浴室から出られなかった時、ケツは浴室、上半身は脱衣所に横になって寝ていた。というか寝る事は出来なかった。間にレールがあって、邪魔だから風呂マットを敷いていた。アレの来る間隔が短いのと、具合悪いのと、あってウトウトぐらいはしていた。
 投げ出した腕に何かの虫の気配がした。ふと頭を持ち上げて良く見ると、例のアレだった。足が何十本もあるヤツだった。つまりムカデだよ。
 飛び起きる元気も無かった。ただこうしては居られない。そばにあったペットボトルの底で、頭めがけてバンバンバンと、動きが止まるまで打ち続けた。
 それを何かにくるんで捨てに行く元気は無かった。自分の頭の20cm先に放置したまま、出してはシャワー、出してはシャワーを繰り返すだけだった。

 居るんですよ。普通に。ヤツらは。だって風呂のタイルの排水口に、目皿があるでしょ。その目皿にカップが付いているんだけど、水を貯めて置けないの。ふちがすり減って、自由通行になっているのよ。
 確かめた方がいいですよ。あなたの家も。髪の毛が邪魔をして水が抜けて、虫が入る場合もありますからね。

 あの時、思いました。なんか、ムショ暮らしみたいだな。きっとこんなんだろうな、と。
 或いは捕虜になって捕まった収容所というか・・。
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