松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

岸田政権が、皇位継承に無責任過ぎる件。

2023-02-18 16:19:53 | 日記・エッセイ・コラム
 皇位の安定的継承が危機的状況だとマンガで訴えたのが小林よしのりの「天皇論」3部作だった。その「新・天皇論」の中で、奈良時代の元明天皇から元正天皇に女系継承が行われていた例を示した。これが2010年12月のことだ。
 あの時、皇室典範改正を急がなければ、と訴えてから早12年。
 今の政権は、男系継承しか頭にないあべ政権より後退してしまった。岸田さんは皇位の継承のみならず、有識者会議の報告書にさえ関心がないことが判明した。これが何を意味するか知っているのだろうか。「国柄」の問題ですよ。天皇がいなくなれば「共和制」に移行してしまう。歴史上最も長く続いた王制、国家元首、立憲君主制が終わる。

 その結果を見届けることが出来ないのが残念ではある。不思議なのは、旧皇族を復帰させる案に固執した「自称保守」が沈黙していることだ。今頃、憲法に抵触することが分かったのだろうか。黙ってやり過ごす腹に決めたのだろうか。傍系が評判ガタ落ちのせいだろうか。
 あのおぼっちゃまが頼りなく見えるのは私だけだろうか。それでも中年に差し掛かれば、本心を隠して堂々と行動し話すことも可能だろう。
 気の毒なのは、プレッシャーですよ。男子を産む重圧だけじゃなく、ご本人しか皇統を守る人間が居ない。誰にも頼れない。退くことも出来ない。自分が最後かも知れない。皇統断絶。そういうことが頭をよぎって、公務を遂行することが出来るだろうか。

 帝王教育がなされているならば、もうちっと風格が滲み出るものではなかろうか。心配だ。余計なことだが・・。

 とにかく。そういう負担を軽くして差し上げる事にすら、興味がないらしい。凄い政権だ。もしかするとこれも「300人委員会」の陰謀か。日本を貶(おとし)めるための作戦か。日本の中枢は、彼らに操られているのか。80年前の敗戦国は、自分では何も出来ないってことか。

 小林よしのりは「女系」というより「双系」。古代から「男系絶対」でなく「双系」だったと言っている。直系で男子が居なかったら愛子さまと思っている。
 そして大事なのは皇室の方々の考え方だ。お一人、変わった考えの方がいらっしゃったらしいが、上皇様、天皇陛下、秋篠宮のお三方は女系容認と拝察されると、元侍従職などの文脈を追って解説している。一番身内の歴史に詳しく、また研究なさっている方々が、そう考えていらっしゃる。
 この「拝察」を、恐れ多いと無視するのが「自称保守」の面々だ。まことに困ったことで御座います。

 小林氏は、天皇論上梓後、たびたび皇室に招かれている。おそらく「天皇論」をお読みになっていて、好感を持っていらっしゃるはずだ。でなければ時の天皇陛下から、直接ご指名が掛かるはずがない。


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銀座のお土産は、ボールペンが1位。

2023-02-17 15:34:56 | 日記・エッセイ・コラム
 林修の番組でガイジンのお土産ランキングをやっていたんですが。
 銀座で買い物をする人に聞いたランキング第5位が「化粧品」でした。その中でも「ファウンデーション」の品質がいいそうです。暑い国で使っても、化粧落ちしないし、自然な色で長く持つそうです。
 妻に報告しました。それは昔からあったそうです。昔とは1980年頃。外人さんは、10万円単位で買い物するので助かったそうです。

 4位は、キティちゃんの「サンリオ」。キャラクターがたくさんあって、今は全体黒にピンクの入った「クロミ」ちゃんが人気だそうです。
 3位に「キットカット」が入りました。1番人気は「抹茶味」。抹茶は、今では大分普及している飲み物らしいです。日本のお菓子は、とにかく種類が多く、バリエーションも豊富。やみつきになるみたいです。

 2位は「ユニクロ」。銀座店が最も充実しているようです。早速、上から下まで着替えした他に、袋に満杯買い込んでいました。「ヒートテック」は私は使ったことありません。着ぶくれして、ようやく一人前の体格になるので・・。冬は闊歩して、威張り加減に、肩を揺らして歩きます。
 で、1位が「ボールペン」なわけですが。世界一スムーズで書きやすく、最後まで途切れない。書き味変わらず。まあ3千円もしたら当然でしょうとも思います。
 消せるボールペンも進化しているらしいですね。書く前から消えているとか。冗談です。前より色がクッキリ出るみたいです。

 仕事上、ボクらも良いモノを求めて色々試しました。握りがゴム製で、指が疲れないのとか。三角柱の柄とか。極太の1.2mmとか。若い頃から「ステイショナリー」に凝って、あちこちから自分なりに使いやすい美しい「道具」を机に並べる女性も居ました。
 日本って、そういう内需の要求が圧倒的に多かったから、自然にテクノロジーが発達して来たんでしょうね。
 今は停滞したように見えますが、依然として品質は世界のトップを維持しています。
 生活に必要な物質に関しては、満足がいくレベルに到達しているのでしょう。

 あとは日本人がナニを求めるか。
 それは「内的な満足感」だと思います。
 「幸せの追求」だと思います。
 日本人の多くは、世界で一番幸せな国にいる事を知りません。
 これが一番、もったいないと思います。

 私は雄大な自然や壮大な文明遺産が残る場所に行きたいとは思いません。
 そういう国は、治安が悪かったり、電車が時間通りに来なかったり、財布を落としたら絶対帰ってこなかったり、食べ物に問題があったり、街が汚かったり、人々が不親切だったり、列に並ばなかったり、空気や水が変な匂いがしたり、観光地へのアクセスが悪かったり、するかも知れません。

 でも日本は、そういうことは無いのですよ。
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冷凍メダカの不安

2023-02-16 13:36:22 | 日記・エッセイ・コラム
 気象台発表の積雪量が気に入らない。秋田では24時間積雪量がたったの13cmだったという。そんなはず、あるかっ!
 車の屋根に20cmは積もったど~。最初に通った車のわだちが、25cmくらいあって、やる気なくしたくらいだ。

 背中と、ももの裏側の筋肉が痛い。足がつりそうだ。その理由は、垣根を越えて、雪を放り投げているから。
 そのために、夏場からせっせと剪定して透き間を作った。これは正解だった。透き間の窓から、メダカの水槽めがけて、放り投げる。どうせメダカは冷凍状態だ。日が差して、中途半端に解凍しないように、山盛りにしてやった。寒暖を繰り返すと、メダカが春と勘違いして上がって来る。生きていれば、の話。

 心配だ。生きているだろうか。確かめる方法はない。祈るだけ。この冬は雪の量は少なかったが、気温は低かった。-8度の日と、1966年以来の24時間ー5度以下という日があった。

 秋田の気象台が当てにならないのは、考えてみるともっともな話だ。こちらに降る雪は、秋田市の海から来る雪雲じゃない。男鹿半島から潟上市を来る北西の雪雲だ。
 そしてレーダーも、当てにならない。風に乗って横から降るから、どこの雪雲から降って来るのか分からない。レーダーでは空白なのに、雪はやまない。この前、小樽かどっかの中継で、「吹雪です」と言っているのに、まっすぐ上から降っていた。中継映像を送るくらい、中央のテレビ局は、雪が降るとうれしいらしい。

 本日は「横手のかまくら」最終日。あとは「大曲の綱引き」「街頭ネイガー」(小正月行事?)を残すのみとなりました。
 冬は元気に、外遊びしようよ。雪の無い地域の方は気の毒。こんな楽しい遊びをしながら、体を鍛えられる。サイコーじゃないですか。

 たった1つの不安。冷凍メダカの行方だけが、気がかりでしょうがないです。そのまま昇天しないよう、願っています。アーメン。
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今の人は、香水を使わない。

2023-02-14 11:40:22 | 日記・エッセイ・コラム
 日本にいるガイジンのトークを聞いていて、分かった事がある。最近の日本人は香水を使わなくなった。アンケートによれば、使う人は3割。7割の人が使わない。
 むしろ匂いを出さない事に気を遣う。消臭スプレイなんかは常時持ち歩く。ムコウクウカンなんて商品もあるね。匂いは消すものなんだ。
 それは「エチケット」という意味もある。不快な匂いは出さない。昔の電車は凄かった。おじさんのポマードの匂いとタバコの匂いが充満していた。或る意味、タバコは「におい消し」のようなものだった。

 ガイジンが香水にこだわるのは、多分にガイジンの体臭が強いせいだと思う。それから競って、いい香りを生み出した。
 今の人は、香りに魅惑されるという事は無いのだろうか。ある人の印象は、香りと共に想起される。という経験は、ボクらの世代はあると思う。そして夜の世界に引き込まれて、どっぷり浸かった経験もある。飲み屋の彼女は、強烈にいい香りを振りまいていた。しかも割と個性が無かった。みな似たような香りがした。多分、流行があったんだろう。

 自分もたまに使っていた。当時のオーデコロンがまだ8割方残っている。普通アルコールを使っているから蒸発するはずなんだが。久しぶりに嗅いだら、薄くなっていた。これくらいなら、人に迷惑は掛からない。
 実は50代も後半に差し掛かった頃、「尿漏れ」に凄く気を遣った。冬の事務室は狭い上に暖房で匂いが籠もる。そのため匂い消しとして使用していた。

 一度書いたかも知れないが、中学生の頃「歯磨き粉」の匂いが大好きだった。好き過ぎて、フィルムの空きケースかなんかに詰めて、授業中嗅いだりしていた。消しゴムも、歯磨き粉に漬けておいたヤツを使った。粉だから、吸うとモロに鼻の中に入っていく。快感だった。常習者だった。麻薬に近かった。
 ライオンの缶入りで、水色だったと思う。探したが出てこない。

 公称182cm。背が伸びた原因に、良く寝たからというのが一番だが。この匂いの癖も、あるんじゃないかと思う時がある。

 ps. 笑っていいともで、試していたんですが。女は実は、男を香りで選んでいるかも知れない。タモリ他男陣が胸をはだけて並ぶ。女優(だったか忘れたが)が目隠しして順番に香りを嗅ぐ。「あっ、この人好き」と言われたのがタモリだった。つまり、この二人は相性がいいということ。
 こうやって本能で、実は相手を知らず知らず選んでいるのかも知れない。
 この組み合わせは、もしかすると遺伝子DNAが選んだ、最適の組み合わせかも知れない。
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駅にエレベーターが出来た。

2023-02-13 16:20:47 | 日記・エッセイ・コラム
 この時期、2月初めぐらいから、なぜかチョコレートが食べたくなる。買い物に行って、チョコあるな、買うか。と思うんだけど、ためらってしまう。
 それはもうじき手に入るから、という思いもある。そうやって何週間か我慢する。食べたい気持ちをMAXにしておいて、来なかったら、バカみたいなもんだ。
 一枚100円のものを、あえて食べない。ま、今はそういうことはしない。前の日であろうが、欲しいものは買う。当たり前の話だ。「あの人、チョコ、もらえないのね」と思われようが、なんも気にならない。そこまで前は考えていた。バカでしょう。そうなのよ。

 しばらくぶりに追分駅周辺を散歩したら、工事中の覆いが無くなっていた。そこにはエレベーターが1対、建っていた。これで連絡橋の階段を登らないで済む。
 貧血がひどかった時、階段は辛かった。一度、景色を見ているフリをして休んだ。今もつらいが、年のせいにはしたくない。鍛えていれば、大した階段ではない。単に歩いてないだけの事。部屋の中で電気コードにつまづいているようじゃ、話にならない。

 でも誰が要望したんだろう。地区の会報では、見た記憶が無いなあ。皆さん非常に助かることは間違いない。だって、横のウイロードにはちゃんとエレベーターが付いているんだよ。きっと身障者のために必要だったんだろう。
 この駅は、男鹿線の起点になっているんだが。ようやく、弱者に優しくなったということか。
 それにしても渋い色だなあ。茶色かいな。ま、あえてブラウンということにしておこう。

 この頃ようやく、横断歩道で待つ歩行者が目に入るようになった。自然に停車できるまでになった。交通弱者に気が回るようになった。こういうのは、「習慣」なんだね。慣れれば、当たり前にように止まる事が出来る。

  ネットニュースを見て驚いた事がある。男鹿の先生で三浦幹夫という人がいる。いた。船で漁に出て、帰らぬ人となった。
 彼は、なまはげの中の人だったし、男鹿海洋高校のなまはげ太鼓部の創設者だ。地域では、コンブやワカメの養殖などを率先してやって、夏の暑い日。全国豊かな海づくり大会で秋田に見えた皇后さまから、直にワカメの種子を頂いたこともある。
 家の庭に、カリンの木がある。毎年、黄色い、甘い香りの実をつけるようになった。これが、三浦幹夫氏からもらったものだ。
 要らないと言ったのに、持ってけと押しつけられた。彼を嫌う人も多かったが。今となっては短い生涯だった。73歳。まだ早いよな。
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