「雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ ・・・一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ」ここですよ、大事なとこ。
オれの師は、宮澤賢治だと思いましたね。
病気から回復したら、何を食べたいですか。食べたいもの、色々浮かぶでしょう。ところがわたくしは、そうじゃなかったです。
コメは最強の食べ物でした。おかゆでさえ、たまらなく美味しかったです。まして、溶けたチーズが絡んだコメや。味付け海苔を口の中で分解し、トロトロになった繊維をおかずに食べるメシ。最高じゃあないですか。安い味付け海苔ですが国産海苔使用です。有明の海苔でした。
いままでも、味わって食べているつもりでした。甘かったです。極めて、いませんでした。それで、悟りましたね。孫がね。離乳食が終わってから、メシをガンガン食うようになったんです。いわゆる「白飯(しろめし)」だけを、スプーンにすくって、旨そうに食べるんですよ。子供もわたくしの師です。
「コメが食えたら、何にもいらんゾ-」あと少々の「ガッコ」と味噌スープがあったら、言うことありませ~ん。
たま~に、「カレーライス」が出たり。「肉じゃが」がある日は、「旗日」です。分かるかな~。分かって欲しいな~。
ただひとつ。玄米四合はムリです。これだけは、堪忍して下さい。
ps. 妻に言ってみた。「今、献立考えなくていいから楽だろ」「うん、買い物もいらないし」「だろ。だから玄米にしたら、ガッコがあればいいから」「だって、もらったコメがまだ残ってるし」
この悪循環。何年かかることやら。