松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

駅にエレベーターが出来た。

2023-02-13 16:20:47 | 日記・エッセイ・コラム
 この時期、2月初めぐらいから、なぜかチョコレートが食べたくなる。買い物に行って、チョコあるな、買うか。と思うんだけど、ためらってしまう。
 それはもうじき手に入るから、という思いもある。そうやって何週間か我慢する。食べたい気持ちをMAXにしておいて、来なかったら、バカみたいなもんだ。
 一枚100円のものを、あえて食べない。ま、今はそういうことはしない。前の日であろうが、欲しいものは買う。当たり前の話だ。「あの人、チョコ、もらえないのね」と思われようが、なんも気にならない。そこまで前は考えていた。バカでしょう。そうなのよ。

 しばらくぶりに追分駅周辺を散歩したら、工事中の覆いが無くなっていた。そこにはエレベーターが1対、建っていた。これで連絡橋の階段を登らないで済む。
 貧血がひどかった時、階段は辛かった。一度、景色を見ているフリをして休んだ。今もつらいが、年のせいにはしたくない。鍛えていれば、大した階段ではない。単に歩いてないだけの事。部屋の中で電気コードにつまづいているようじゃ、話にならない。

 でも誰が要望したんだろう。地区の会報では、見た記憶が無いなあ。皆さん非常に助かることは間違いない。だって、横のウイロードにはちゃんとエレベーターが付いているんだよ。きっと身障者のために必要だったんだろう。
 この駅は、男鹿線の起点になっているんだが。ようやく、弱者に優しくなったということか。
 それにしても渋い色だなあ。茶色かいな。ま、あえてブラウンということにしておこう。

 この頃ようやく、横断歩道で待つ歩行者が目に入るようになった。自然に停車できるまでになった。交通弱者に気が回るようになった。こういうのは、「習慣」なんだね。慣れれば、当たり前にように止まる事が出来る。

  ネットニュースを見て驚いた事がある。男鹿の先生で三浦幹夫という人がいる。いた。船で漁に出て、帰らぬ人となった。
 彼は、なまはげの中の人だったし、男鹿海洋高校のなまはげ太鼓部の創設者だ。地域では、コンブやワカメの養殖などを率先してやって、夏の暑い日。全国豊かな海づくり大会で秋田に見えた皇后さまから、直にワカメの種子を頂いたこともある。
 家の庭に、カリンの木がある。毎年、黄色い、甘い香りの実をつけるようになった。これが、三浦幹夫氏からもらったものだ。
 要らないと言ったのに、持ってけと押しつけられた。彼を嫌う人も多かったが。今となっては短い生涯だった。73歳。まだ早いよな。
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