松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

除雪車さまの、お通りだいっ。

2023-02-02 15:16:43 | 日記・エッセイ・コラム
 さっきから空がゴンゴン鳴っている。除雪車が来ていた。バケットが地面に当たる音だった。
 いや来てくれるのは有り難いよ。だけど、後処理が大変だ。おみやげを早く処理しないと、そのまま固まってしまう。邪魔しないように、待ってから動く。除雪車は、行ったり来たりしながら、次のエリアに取り掛かる。ドライバーは若い人だ。でっかいタイヤのチェーンを、空回りさせながら、雪山を運んで行く。あんな力持ちの機械を動かすのは、快感だろうなあ。自分がムキムキになった気分だろう。

 かなり丁寧に除雪してくれた。道路の幅いっぱいに、広くしていってくれた。さて、どうしよう。はす向かいの彼氏は、道路に散らばし始めた。オレは戻さない。全部、自分とこで処理する。
 大きな塊は、一個一個手で運んで積んでいく。ブロック積みか、石垣積みをやってるみたい。なるほど。戦国時代の石積み職人も、バランスを考えながら積んだのだろう。

 あとはスコップで、かまくらを大きくする。お隣さんが出てこないので、車庫の前を車が出せるくらいにした。お向かいさんは出掛けたので、ついでだ、車一台分だけ寄せておこう。
 ふ~っ。今何時だ。昼飯くったっけ? 時間が分からなくなった。それくらいふらふら。家に入ると、まだ10時半だった。えっ、そんな時間だったか。

 盛岡がニューヨーク・タイムズの「今年行くべき52カ所」で紹介されてから3週間。まだチラホラ、ここがいいのだ、と紹介する文章を見ます。
 んだがら言ってるべえ。「盛岡は思索の街」だってよお。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする