松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

もうすぐ1年、順調に時を刻む和時計

2013-09-07 20:36:07 | アート・文化

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来月で1年になる和時計であります。第1号が届いたのがちょうど2年前。

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文字盤が最初のパーツでした。2年を経て大分輝きを失っています。

サンドペーパーで磨けば、ピッカピカになりますが、いいんです。江戸時代の

ものですから古くていいのです。

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冬を越して、春分に日あたりまでは和時計でした。今は西洋時計と同じ時間を

刻んでいます。つまりお日様を追いかけるのをやめました。だって朝が早くて

4時には明るくなるでしょう。明け六つの鐘が4時に鳴るかどうかを確かめるには

起きていなければなりませんから。それと標準時と合っていると、なにかと便利

なのです。夜中に真っ暗でもリンの音で何時か分かりますから。

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唐草文様の立派な扉があるのですが、メカを見ていたいので、外しています。

普通こういうデリケートな機械は、温度・湿度の変わらない場所に置くべきなの

ですが、一緒に生活しています。日も当たります。布団からゴミも飛びます。

最悪の保存状態でしょう。そこで初めて分かったのですが、天気が悪いと

時計もダラダラ動きます。主に湿度が一番動きを遅くします。機械でありながら

動作が人間っぽい、そういうところがあります。

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これが錘の中に入っている鉛のブロックです。歯車の負担をなるべく軽くしたい

ので、これだけ外しています。

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一日に一回は必ず錘を上げてやる必要があるので、小さい方の戻し錘は

かなり錆が来ています。これだけは素手で扱っています。

この頃、毎日雨なのですが、日課としてやることはたくさんあります。まずこれ

でしょう。あとメダカにエサをやって、アサガオに水をやる。ああ忙しい。

9月に入ってハウスはカレーからシチューのCMに。

タイヤメーカーは一斉に冬タイヤになりました。

「やわはだの、熱き血潮に触れもみで、寂しからずや道を説く君」

トヨタのSAIのCMが気に入っています。真木よう子が遠回しに

私を口説いて、と言っています。与謝野晶子だそうです。私の好きなうたは

「黛(まゆずみ)を 濃うせよ 草は芳しき」松根東洋城です。春の歌です。

今の私の心境は「退職しても なぜ伸びる このひげ」

あー、剃るのがめんどくさい。

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