連休初日、天気にも恵まれ秋田は交通量が多かった。県外ナンバーがどれだけ
いるかは分からないが、国民文化祭、SL運行、はたまた、なべっこ遠足と
秋の行事は盛りだくさんだ。おそらく期待した一定の効果は、上がっているので
あるまいか。
今さらだが、韓国ドラマを見ている。ソ・ジソプという俳優が好きだからだ。
それが出る「主君の太陽」を見始めた。名前からして、時代劇だろうと考えたら、
見事に裏切られ、コミカルタッチの、肩の力を抜いて見られるドラマだった。
今さら、韓国経済にライバル心はないので、余裕で見てやっている。
しかしこれがまあまあ楽しめるし、心底笑える場面がくる。
設定されたアイディアは、明らかにアメリカのドラマ「天国からのささやき」の
パクリだ。要するに、霊が見える女がいて、その霊が浮かばれない原因と
なっている事件を解決して、よかったね、という展開なんだが、韓国という国は
オリジナリティがない代わりに、ひねりがうまい。4回転はひねってないが、
体操の白井クラスにうまい。恋愛物語にコミックを絡ませているからだ。
主役の女、どっかで見ている。大体、使いまわしだから、そんなもんだ。
3話ぐらいまで、すっぴんに近かったが、だんだん綺麗になっていくだろう。
そのメイクが4話で垣間見えた。5話はこれからだ。韓国国内でかなりの
視聴率を上げたらしい。とにかく韓国ドラマは、パクリの宝庫だ。
パクリでない、オリジナルなのは、時代劇の大げさな、史実に基づかない
衣装と料理かも知れない。
原語で聞くので、日本語との対比も、非常に興味深いものがある。
「たいぎ、たいぎ」と目上のものが、部下をねぎらう。これは日本では
すたれた、殿様(主君)が臣下にかける「大義であった」と同じじゃないか。
関西方面で相手のことを「自分」という言い方も、あっちでは残っている。
夫婦がお互い「にょうぼう」と呼び合う。「ハチオン」は日本語ほどスッキリしないが、
お互い、隣国同志文化の交流を考えるのも、また一興。ハングルになって、
自分の国の、昔の文献が読めないとは、なんと愚かな決断をした
ものだと、隣人は考える。
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