松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

肩の力を抜いて見る、「主君の太陽」は結構面白い。

2014-10-12 07:51:09 | テレビ番組

 連休初日、天気にも恵まれ秋田は交通量が多かった。県外ナンバーがどれだけ

いるかは分からないが、国民文化祭、SL運行、はたまた、なべっこ遠足と

秋の行事は盛りだくさんだ。おそらく期待した一定の効果は、上がっているので

あるまいか。

 今さらだが、韓国ドラマを見ている。ソ・ジソプという俳優が好きだからだ。

それが出る「主君の太陽」を見始めた。名前からして、時代劇だろうと考えたら、

見事に裏切られ、コミカルタッチの、肩の力を抜いて見られるドラマだった。

今さら、韓国経済にライバル心はないので、余裕で見てやっている。

しかしこれがまあまあ楽しめるし、心底笑える場面がくる。

 設定されたアイディアは、明らかにアメリカのドラマ「天国からのささやき」の

パクリだ。要するに、霊が見える女がいて、その霊が浮かばれない原因と

なっている事件を解決して、よかったね、という展開なんだが、韓国という国は

オリジナリティがない代わりに、ひねりがうまい。4回転はひねってないが、

体操の白井クラスにうまい。恋愛物語にコミックを絡ませているからだ。

主役の女、どっかで見ている。大体、使いまわしだから、そんなもんだ。

3話ぐらいまで、すっぴんに近かったが、だんだん綺麗になっていくだろう。

そのメイクが4話で垣間見えた。5話はこれからだ。韓国国内でかなりの

視聴率を上げたらしい。とにかく韓国ドラマは、パクリの宝庫だ。

パクリでない、オリジナルなのは、時代劇の大げさな、史実に基づかない

衣装と料理かも知れない。

 原語で聞くので、日本語との対比も、非常に興味深いものがある。

「たいぎ、たいぎ」と目上のものが、部下をねぎらう。これは日本では

すたれた、殿様(主君)が臣下にかける「大義であった」と同じじゃないか。

関西方面で相手のことを「自分」という言い方も、あっちでは残っている。

夫婦がお互い「にょうぼう」と呼び合う。「ハチオン」は日本語ほどスッキリしないが、

お互い、隣国同志文化の交流を考えるのも、また一興。ハングルになって、

自分の国の、昔の文献が読めないとは、なんと愚かな決断をした

ものだと、隣人は考える。

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