松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

クイーン・エリザベス号寄港に遭遇す。

2023-04-26 13:59:40 | 日記・エッセイ・コラム
 きょうは妻が薬をもらいに行く日だった。終日雨の予報どおり雨が降り、おまけに風も強かった。寒いし濡れたくないし。車庫まで行くために、上下合羽を着て病院に向かった。

 待っている間、イオンの百均を眺め、セリオンに向かった。するとフェリーにしては立派な船が停泊していた。
 何だろうと近づくと客船だった。ケツを見た感じでは、6階建てくらいの船で、まあ中ぐらいかなあと思って近づくと、おそろしく長い船体だった。

 Queen Elizabethと書いてある。ナニ、あの有名なクイーン・エリザベス号かいな。

 雨は小止みになってはいたが、合羽のおかげで悠々外に出られた。男鹿方面に行く道路は、しょっちゅう車が往来し、シャッターチャンスは少なかった。しかし丁度、お客が下船してバスに乗り込む時間帯のようだった。

 バスはおよそ20台。次々案内されて、バスに乗り込む。行き先で、一番近いのは鉄道の秋田港駅。ディーゼル車両で秋田に向かう。

 あとは角館方面や、男鹿方面。となるんだろう。角館は桜が終わっているだろう。でも武家屋敷がある。男鹿は多分、ナマハゲに会いに行くんだろう。先日のダイヤモンド・プリンセス号の時はニュースで見たが、座敷に全員座ってナマハゲを迎える。

 ナマハゲは戸を叩き、足を踏みならし、ケータイを構える客に脅しを掛ける。インタビューしていたが、彼らは事前に勉強して来ている。音を立てる神聖な仕草の意味も知っているらしい。それでも実際に立ち会う事は、新鮮な経験に違いない。

 あとは歩いてセリオン方面に向かう人もいた。自分の乗ってきた船を、地上100mから眺める。

 周囲がうるさくて、妻からの電話が聞こえなかった。3回鳴らしたようだ。ワケを話して、船を見ながら家に向かった。大分バスが減っていた。前に黄色い貸し切りバスが走ってる。男鹿に向かうんだろう。

 天気がね~。ついてないね、キミたち。

 結局、ワシらもついてないってことか。

 いいとこ、見せられなくて、残念。
コメント (2)
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