テレビがつまらなくなって久しい。連載もので、録画予約してまで見てる番組はコレだけになった。それが古民家カフェを巡るハルさん(渡部豪太)の休日だ。
今年になってからだったかも知れない。気が付いたのは。たまたまNHKを見ていると、流れていた。何かイベントがあると毎週あるわけでもない。Eテレで放送する場合もある。だから、類似番組検索機能を使って探した。
大体が、古民家の内部を改装したカフェを訪ね歩くハルさんの物語で。ハルさん流の儀式に則(のっと)って、まず外観をぐるり。
「モノの出し入れがしやすい典型的な商家の造り。でも気になるのは、この大胆な外壁のリノベーション!」
「ここからが本番だ。古カフェの価値は、ファースト・コンタクトで決まると言っても過言でない」
最大のポイントは、入り口を開ける時。「いざ、参る!」全神経を集中して、内部の魅力に耳を澄ます。その瞬間の感動をハルさんは大事にする。
注文を取りに来る人は、ほぼここのご主人。しかもご本人の出演。そしてハルさんはひと言、ブログやっているもんで、写真撮って歩いていいですか?と聞く。
梁や柱の組み方を堪能し、壁面に特徴を見いだす。そうして注文の品を食べ始める頃、さりげなくリノベーションしたご本人が登場し、いきさつを聞く。
結局、登場人物はすべて地元の人たち。ぎこちない会話もまた、楽しめる。
最後に字幕で「このドラマは事実をもとにしていますが、少しだけフィクションです」と来る。
そのフィクションと事実の融合具合が、心地いい。
渡部豪太のオーバーリアクションと「顔芸」に嫌みがなくて、これもドラマにアクセントを与えている。
なんで今頃になって、発見したかな。
でもまだまだ、楽しめそうだ。
Eテレで毎週木曜22:30~ お楽しみに。
再放送は総合でもやってるよ。
ps. きのうの自衛隊ヘリ墜落の件だけど。現代ビジネスによると4日から当日6日まで、石垣島周辺に中国海軍のフリゲート艦やらミサイル巡洋艦、情報収集艦がグルグル回っていたそうじゃないか。考えたら当たり前だ。空母単独で動く訳がない。
そこに九州南部3県担当の師団長ほか幹部9名が担当警備区を越えて視察しなければならないほどの重要かつ緊急の事態で直行した。
国際ジャーナリスト高橋一也氏は、中国軍は何ら関与していないと推察するが、と断ってはいるが。
そんなはず、あるか。向こうがきっかけなのは間違いない。
中国をかばって、紛争を避けたのなら、その功績は、天皇陛下から勲章を頂く権利があるというもの。
単独事故で済まされたら、家族はどう思うね。
彼らは国のために殉職したんだと思う。
ありがとう、御座いました。