松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

愛子内親王二十歳の感想文は秀逸

2021-12-01 08:58:48 | 日記・エッセイ・コラム
 2年前に購入したピンクのシンビジューム「愛子様」が咲かない。厳しく育てたつもりなんだがなあ。それはいいとして。
 NHKのアナ流に言えば、きのうが二十歳になった日だ。それも、どうでもいいか。
 全文を拝読して、まず会話のような口語体が素晴らしい。話しかけておられるようだ。それに知性がそこここに感じられる。

 特に最後の、コロナで参っている国民に対する言葉。「すべての方に、平穏で彩り豊かな暮らしが一日も早く訪れることを」の部分に感銘を受けました。
 「いろどり豊かな」なかなか言えませんぜ、この言葉は。

 ご自身がどれほど「いろどり豊かな」感性を持っておられるか、想像できるというもんです。女性ならでは、だと思います。まるで紅葉を見ながらおっしゃっているようだ。
 貧しくても、彩豊かな暮らしは可能だ、と私には聞こえる。日本人は、相対的に貧しくなったかも知れないが、自然を愛でるココロは持っているぜ。それが成熟した国というものです。それが一流国の証だと思います。

 何はともあれ、愛子内親王が公務を前向きに考えておられることが分かった。めでたいことだ。そしてとても頼もしいことで御座る。
 ついでにきのう発見した高森明勅氏の文章を添えます。

 
「なぜ女性天皇を検討しないのか」今の「皇室典範」が抱える構造的な“欠陥”
コメント (2)
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