松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

タイムマシンの原理

2020-10-06 11:05:55 | 日記・エッセイ・コラム
 タイムマシンによる実際の時空の移動は、マイクロ特異点、つまり超極小のブラックホールを使って移動する。ジョンタイターの公開した設計図によると、マシンはミニブラックホールを2個作り、その影響を電磁気力によってコントロールすることで行う。

 そのうちの一方の周りをスイングバイすることで、光の速度を超える。CERNが発見した基礎理論が発端となって、タイムマシンは完成したという。すでに関係者の間では、公然の秘密となっているはずだ。


 しかし、だ。時間を遡るって、どういうことか。時間は過ぎ去るもので、今現在信じられるのは「今」という宇宙だけだ。ここからどうしても離れることが出来ない。過去が、今も、どこかに存在しているなんて、あり得ない。現物を見たら納得するだろうが、頭では無理だ。ただオレは、あの世の存在は信じている。たましいの存在出来る場所は、あるはずだ。毎日、夢から覚めるたびに、そのことを確信する。


 タイムマシンにはセシウム時計が4個、備え付けてある。それと重力の偏(かたよ)りから、目的の地点を目指す。地面に潜らないように、重力のデータは大切で、それぞれの場所で固有の偏りがあるのだ。


 オレの中での矛盾は、もう一つある。ウンモ星から来た宇宙人ユミットは、ブラックホールは存在しないと言っている。「そんなものは存在しません。中性子星の安定度が限界に達すると内側に破裂して、その質量は双子構造の中へ移送されることになります」


 つまりこの宇宙とペアになった裏宇宙へ移動するということなのだ。
 もしかすると実質、同じことなのかも知れない。同じ事を言っているのなら、タイムマシンは存在する。

 「時間の流れが正反対になっている左右対称の宇宙」という論文をフランス国立科学研究庁のジャン・ピエール・プチが発表し、「時間が逆方向に流れる双子宇宙」のことを旧ソ連の水爆の父アンドレイ・サハロフは語っている。


 私の感想ではもう一つ問題がある。超ミニブラックホールは、マシンを載せた自動車より大きいのか? そこまで成長させてからスイングバイするのか? それとも人間が縮むのか。
 まだまだ楽しめるな、この命題は。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする