今秋田では中学生の修学旅行が佳境だ。それが分かるのも、CMの影響だ。
修学旅行の無事をテレビで流すのは、かなり珍しいことだと知ったのは最近になってからだ。
それを知った時ビックリはしたが、恥ずかしいことをやっているという気持ちは無かった。むしろ誇らしい気持ちにさえなった。
だって営利が目的の企業が、地域の子供たちを応援しているんだよ。これが恥ずかしいことかい。
中学生が携帯を持つようになって、それでも続いている。これはもはや文化と言ってもいい。それほど聞いていて、ほのぼのする時間だ。
連休が明けた8日くらいから大移動は始まったみたいだ。あの日、連続5校くらいのCMが流れた。午後4時から5時の間くらいの、1日の日程が終了して宿舎に戻ったあたりのタイミングで、それは集中的に流れる。
「外旭川中学校修学旅行団は、日程二日目 東京ディズニーリゾートを見学中です。保険調剤外旭川スダ薬局、マルワ生花店、24時間ロードサービス有限会社熊谷ボデーがお送りしました。」まんまじゃないかって、ちゃちゃ入れないでちょうだい。極めてまじめなんだから。
これが5校も続くと、あーそういう季節なんだなあとほのぼの思う。
いつも気になるのが、「全員無事宿舎に戻りました。ご安心ください。」というフレーズだ。中の何人かに、何かあった場合、このメッセージは変わるのか、という問題だ。
その時の打ち合わせも、事前に済んでいるのだろうが、全員無事でないCMは聞いたことがない。今日のが、もしかしたらそのパターンなのかな。ちょっと気になるなあ。