大晦日の朝は「皇室日記」で目が覚めた。雅子妃殿下が皇太子殿下と一緒に、ご公務に励まれる姿が映っていた。
ここまで来るのに、どれだけの障害を乗り越えて来られたか。国民のバッシング。それは正しくない情報から与えられた、間違った印象だった。それを発信したのは、週刊誌やテレビだ。元を正せば情報の源は宮内庁職員と政府だ。
皇太子さまが「人格否定発言」なさったのを、覚えているだろうか。あれは異例中の異例だった。
「雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です。」
皇族に人権はない。いちいち世の中に反論することも許されない。しかも身内である宮内庁に裏切られたら、もはやそういうご発言で心情を訴えるしかない。
皇后陛下が声を失われる程のご病気になられたこともある。同じ過ちを、われわれ国民は雅子さまに対して行ったのだ。
皇族に人権はない。職業選択の自由もない。もし雅子さまが皇室を離れられたら。つまり離婚されたら。皇太子さまは再婚されるだろうか。そのことだけでも、雅子妃殿下の姿をテレビで見られるだけで、ありがたいと思う。よくぞここまで回復された。これは奇跡に等しい。
4冊目の天皇論。これを読まなかったら、オレは真相を何も知らずに居ただろう。重複する内容を承知で、高い買い物をして良かった。
これを見たらますます安倍のツラを見るのがツラくなった。今ではあの声が聞こえると耐えられなくなり、とっさにBSに切り替えるようになった。