松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

横断歩道で止まるのは、難しい。

2017-12-09 08:01:05 | 日記・エッセイ・コラム

 県警が歩行者を優先する取り組みを始めて大分なるが、横断歩道で止まるのは難しい。

 通り過ぎてから、あれ、歩行者が立っていたな、と振り返る。視界には入っているのだが、習慣とは恐ろしい。とっさにブレーキを踏めない。

 もっとも私には苦い思い出がある。自動車学校を卒業して間もない頃、横断歩道に立っている人がいるので、普通にブレーキを掛けた。すると後ろの女が、人よりパトカーに気を取られ、見過ごしてオレに突っ込んで来た。そのあと半年間、むち打ちに悩まされた。それからというもの、絶対止まるもんかと思い、運転して来た。

 それが急に止まれったって、無理ですわ。

 相当注意深く、後ろの車が気が付いたか見ながら、歩行者が渡る気があるのか見定めながら、ゆっくりとブレーキを踏む。

 車の前を横切る気がない人も居ますから。ご老体は概してそうです。流れが途切れてから、悠然と渡りたいのです。時間を掛けて。

 車を信用していないのです。

 いつから、そういう社会になったのか。嘆かわしい。豆腐の角に、頭をぶつけて死にたい。馬の耳に念仏。隣りの客は良く柿食う客だ。旦那がなんだ。バスガス爆発。

コメント
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